Runrun日記

今読んでいる本ー死ぬことと見つけたり



今朝の新聞に「人生の9割は逃げていい」という本の広告が載っていた。

▶人生で本当に大切な1割に集中する▶目指している方向が同じ人だけとつき合う▶上手く出来ない自分を責めなくていい▶嫌な人間関係からは逃げるに限る。

まさしくそうだとは思うけど。最近読んでいる本は、
隆 慶一郎 著 「死ぬことと見つけたり 上」 新潮社
主人公の斎藤杢之助は、毎朝死ぬ時のことを妄想し、イメージし死ぬ時のことを練習している。問題が発生し、解決の選択肢が二つあったら、死ねる方を選ぶべし 武士道とは、死ぬことと見つけたり 逃げるなんてとんでもない!

この二つは真逆なことを言っているのだろか。
真に自分が信じることに対してのみ、死力を尽くして挑めということでは同じかもしれない。

江戸時代の武士道の本に、佐賀鍋島藩の人の書いた「葉隠」という本があるそうだ。
この小説は、その「葉隠」を元に描いたらしい?

物語は、杢之助のとんでもない行動が、鍋島藩を救うエピソードが綴られている。
決して、杢之助は死に急ぎはしない。戦う相手をよく知り、尊敬しながら決戦に挑んでいるようで面白い。獣が相手でも。

「上」を読み終わりました。「下」が図書館に入館したようなので、取りに行ってきます。

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