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映画評と映画与太話

カンフーハッスル(2004)

2005-01-06 | 映画評・コメディー
上出来、上出来。「少林サッカー」の次、という謳い文句のお笑いカンフー映画であるが、それだけにちょっと心配でもあったのだ。大丈夫、質は高い。
今、カンフー映画を作ったら特撮一切なしの肉弾戦でいくか、徹底的にやってこうするしかない、なんて思ってしまった。
今回はえぐいギャグで笑わせるというより、カンフー・シーンそのもので笑える場面が多くて、私としては満足であった。(少林サッカーは肝心のサッカー場面が少なかったのだ)
音楽が大げさでこれも笑えた。
イケメン無し(かろうじて主人公)、美女なし(かすかにアイスクリーム売りの娘)なのに、もう一度見ようと思える楽しさがある。
まあ、細かいことをいえばいろいろ突っ込みどころはあるけどね。
今回の劇場では字幕版がなくて吹替えだったので、今度別のところへいって字幕版を見ようと思う。

惜しむらくは予告編で流れたカール・ダグラスの70年代のヒット(?)曲、「Kung Fu Fighting」がまったく使われてなかったこと。がっくし。


萌え度:
好き度:
鑑賞:劇場(2005.1)

原題:Kung Fu Hustle
監督:チャウ・シンチー
配役:チャウ・シンチー(シン)

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