ローマ人な休日

イタリア好きなローマ帝国を崇拝するDUCATI乗りの趣味をご紹介!!

イタリア人について

2012-01-05 10:47:30 | 旅行

ここでは、イタリア人のことについて、ご参考までにお話を。


ミケランジェロ広場からのフィレンツェ市内の眺め

イタリア人は、アメリカ人のことを、あまり良くおもっていない

イタリア人は、フランス人と仲が悪い。

イタリア人同士でも、北部と南部で軋轢がある

以上が、添乗員さんからの情報です。


イタリア人がアメリカ人を良くおもっていないのは、
アメリカの歴史の浅さと、アメリカ人の常識の無さであろう

イタリアの現地ガイトさんに対して、
美術館などの国宝級の展示品について、
これ、幾ら?」
売ってないの??」
と、真顔で訊ねてくる、とのこと・・・。
 
アメリカ人の、物の価値に対する恥ずかしいまでの見識のずれが
周りの人を呆れさせるばかりだとか・・・。

なので?
アメリカ文化であるタバスコケチャップなどは、イタリアの食文化では使われません

「ピィッツァにタバスコをかけて食べるのは、
 アメリカ人の喰い方!」 

だと。

ゆえに、
ホテルのブッフェにスクランブルエッグはあるが、ケチャップはないのです。


     
フォロロマーノ (ローマ)

この旅行の1ヶ月前に、アメリカに3週間ほど出張してました。
アメリカでの電子ツール媒体の普及率は、凄いものでしたっ!。

ipad”などは、ビジネスマンであれば必需品、と言ってもよく、
空港やカフェなどでは、老若男女がこてぞって画面との睨めっこ、
とゆー光景でした!

それと、ブルートゥースなどの無線式イヤホンマイクの使用率も高く、
独りで大声で喋りながら、歩いてる人を良く見かけます。(笑)

このような光景を見ると、日本より遥かに進んでいる状況を見せ付けられた感じです。

一方、イタリアでは、

ビジネスマンが多いミラノ市内を観光してないので状況は判りかねますが、
今回の旅行で廻った都市に感しては、
カフェでipadなどと睨めっこしている姿は、見当たりませんでした。

旅行では、観光地が主なので、当たり前なのかもしれません。

BARなどで会話を愉しんだり、のんびりとした時間を過ごすのが日常の風景、
といった感じです。

どちらが良いか?
ということではありませんが、個人的にはイタリアの方が温かみや人間らしさ、を感じますね!

アメリカでは、
「こいつ英語解らねーな?」と、みられると、適当にあしらわれたり、
無視されたりしますが、
イタリアでは言葉がうまく通じなくても、わりと根気よくこちらに付き合ってくれます!


イタリア国内での地域的な確執について、

イタリア経済は、北部の勤勉な人々が支えている

という考えが、あるみたいです。

南部の人間は、
北部の人から見ると働かない、いい加減な人達
という見方をされています。

実際、ヴェネツィアの現地ガイドさんは、
わたくしは、北部の人間なので時間を正確に守るし、きちんとしてますっ!」
と、南部を差別化するような話しぶりでした。

従って、
治安も南部へ行くにつれ悪くなるようです。
ナポリなどでは、夜は出歩けないとか、、、、、

そぉ~言えば、

同じイタリア人同士のMOTO GPライダー
ロッシ”と“ビアッジ
”が犬猿の仲であること、

ローマ出身のビアッジが、
ウルビーノ出身であるロッシのことを馬鹿にしていたのも、なんとなく判る気がする??
(地理的には、ローマの方が南側ですが、首都であるローマに比べると、ウルビーノは相当な田舎なのでしょ~

    
  コロッセオ概観                    コロッセオ内部

ま、ロッシの速さに勝てないビアッジの負け惜しみの弁
てことは、MOTO GPファンなら誰しもが認識していることですけどね!(笑)

     
    DUCATI  ROMA に展示されていた 「1199 パニガーレ」

それをおもえば、
アメリカ人の“ニッキー・ヘイデン”が、DUCATIのワークスライダーであることは、
イタリア人にとっては、あまり歓迎できることではないのかも?

しかしながら、ヘイデンは真面目で誰からも好かれる人柄なので、
アメリカ市場のDUCATI販売促進に、一役買ってることは間違いないでしょう!


イタリア人は、人の繋がりをとても大切にするそうです
以下、添乗員さんから聞いた話しですが、
例えば、イタリア在住の外国人が電化製品の修理依頼をしたいとき、
新規に個人商店などへ電話でお願いすると、
まず当初の約束どおりに来ることはないそうです。

これが、「○○さんの紹介で」と説明すると、
ほぼ約束どおりに来てくれる、とのこと。

これは、家族や友人との関係を非常に大事にするお国柄からくるとのこと。
と、いうよりも、
知合いであれば言い値で料金設定ができ、領収書も不要?
にできる→ つまり脱税が可能!
今日のユーロ危機の影響が多分にあるとおもうのは、勘繰り過ぎでしょ~か?

なので、仕事帰りに一杯飲むのは、
会社の同僚ではなく、昔からの友人や親友などが多いそうです。

また、一般に「イタリア人はいい加減!」だとか、
イタリアだからしょ~がない・・・」とか揶揄されますが、
そんなお国は他にもたくさんありますし
それらも、異国の文化を実感できる旅行の楽しみのひとつ
と、考えれば、なんてことないですねっ!

アラビア諸国なんて、
イタリアの何十倍もいい加減です!
それが、その国では普通なのです。

仕事でサウジアラビアへ何度か行きましたが、
日本の常識やモラルなんて、もはや通用しません!!!
そんな国では、
むしろ、日本の勤勉さや物事に対する正確さの方が異常におもえてくる??気が致します。
(あくまでも、個人的な感想でございます・・・・)
 

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