ローマ人な休日

イタリア好きなローマ帝国を崇拝するDUCATI乗りの趣味をご紹介!!

STMクラッチレリーズ シール交換 & BMWオイル・セパレーター交換

2014-04-26 14:58:11 | バイク

先日のスリッパークラッチ化に伴い、

DUCATI モンスターから外したクラッチレリーズのオーバーホール(シール交換)を

STMのレリーズ、30Φです

 

ピストン・エアホールから茶褐色のフルードが漏れてました・・・

この穴から漏れていた・・・

 

ピストンは、フルード圧でクラッチレバーをにぎにぎして

飛び出てくるのをひたすら待つ

シール部位が浮いてきたら、慎重に圧をかけて抜き取りますっ

茶褐色のフルードの正体は、シール部の金属製のリングが錆びていたためによるものと判明

ラバーが劣化?してフルードが入り込み錆が発生したのかな・・(判りやすいよーに少しめくってありますっ!)

 

その他のシールやピストン、およびレリーズ内部はほとんど劣化等はなく綺麗な状態でした

ピストン部位、  スプリングにも錆びなどはありませんっ

 

STMの交換シールキットにて、新品のシールへ交換して組み込みますっ

シール類に、シリコングリースを塗布してはめ込み

レリーズへの挿入も、手で押し込むだけで簡単に入りましたっ

RUN-0020 シール交換キット   モトコルセさんの通販で購入!

 

これで修復完了

 

ついでに、

先週、BMW320iMスポーツ(E46)のオイルセパレーター(内圧コントロールバルブとも言います)

を、ディーラーに交換依頼

外した交換パーツ一式

 

この部位は、

非常に面倒な部位にて、さすがに自分では不可能(頑張れば出来る?が、復旧に自信なし

なので本職へ・・・

当初は、1日で返せるとのことでしたが、結局翌日に受け取り、、、、想定内

 

オイルセパレーターにオイルが付着すると、O2センサーに影響を与え、

寒冷時のエンジン始動時に燃料調整が不良となって、

エンジンが止まりそーなくらいの振動を伴い、排気温度警告灯が点灯する事象となるようです

オイル・セパレーター(樹脂性パーツ)

 

実は、我が家のBMも同様の事象で悩まされ、数回ディーラーで点検してもらったのですが、

結局点火プラグの予防交換くらいで、根本的に不具合は解消されてませんでした・・・

ということで、

色々調べたら、

オイルセパレーターが非常に怪しいという判断になり、交換を

分解が好きなので、状況把握を兼ねて外したパーツは全てもらってきました

オイル・セパレーター関連に付随するホース類や、エアクリーナーのラバー・ダクトも交換

締めて ¥57,000 

エアクリーナー部のダクト類(ひび割れなどの劣化は特になし)

オイルセパレーターを分解して内部を確認→オイルの付着はこの程度でした・・・

配管類の内部も詰まるほどではないが・・・ こんなもんかな?10年で

 

バタフライバルブ部位なども清掃して頂き、心なしか吹けあがりが軽いっ

さて、

これで排気温度警告等の点灯不具合事象は解消となるのか

検証は、冬までお預け・・・


DUCATI 998  STMスリッパー・クラッチ装着

2014-04-07 17:46:48 | バイク

さて、

車のメンテナンスもとりあえずひと段落ついたので、

前々からやりたかったDUCATIのクラッチをスリッパー・クラッチ化することに

DUCATI998 MATRIX MODEL

 

パーツは、ヤフオクで半値近い金額で新品が出品されていたため、ポチっと

STMエボルツォーネのクラッチキットです

スプリングではなく、ボールベアリングの移動で過重を逃がすタイプのバックトルク機構です

 

まず、前後のタイヤにスタンドを噛まして車体を固定

フロントのホールダーは、自重でタイヤを挟み込むため安定感抜群ですっ

 

次に、

今装着しているクラッチ・キットを外します

純正のクラッチから、スプリングはアエラ、

プレッシャープレートはファストバイ・フェラッチさんの物へ変更済み

見かけだけは、なんちゃってスリッパー・クラッチ気分だった

プレッシャー・プレートは¥100均で購入したマグネット・ピックアップツールで外しました

 

クラッチのナットは180Nmとゆーかなりのトルクで締め付けられているので、

インパクト・レンチを使用 (ソケットは32mm)

簡単に外せたけれど、人力だけで外すとなるとかなり大変だとおもう・・・

クラッチバスケットが共廻りしてしまうので、アストロのツールで固定

カニ挟みみたいな工具 インパクト・レンチならばバスケット固定の必要もありませんが・・

バスケットを留めているボルトもインパクト・レンチで外しましたっ(13mm)

ネジロック剤で結構ガチガチです

キレイに清掃しますっ

約1万キロの走行でアウターバスケットの打痕はこのくらい・・・ 普通かな?

 

では、

STMのクラッチ・キットパーツを装着

真ん中がナットで、右側が純正ではプレッシャープレート部になるのかな?

左からクラッチ・バスケット類(歯数も48Tになりますっ!)

 

次に、

バックトルク機構の要であるボールベアリング箇所に、

カジリ予防のためにモリブデングリスを塗りたくりますっ

中央ホールそばの六角ボルトを弛めると分解できます

2つのパーツに分かれた間の溝に、ボールベアリングが収まってます

ここは、3000km毎にメンテが必要だとか・・・

 

続いてプレート類を組み込みます

全部で18枚

36.5mm程度の厚みになります

説明書どおりに組み合わせ

 

お次は、

プッシュロッドの末端のベアリングを純正のプレッシャープレートから移植します

作業する前は、キットでポン付けにて簡単にスリッパー化できると考えてましたが、

甘かった・・・・

シルバーのプレートが純正品で、このプレートにはめ込まれていたベアリングを移植

 

外すのは簡単に外せましたが、挿入するのはややコツが要る・・・

いつものボルト、ワッシャー、ナットの3点セットで締め込むやり方でやろうとしたが、

ボルト径が細過ぎて、なかなか水平にならず挿入できないっ

斜めに入れてしまうと厄介なので、

止む無く近所のホームセンターに10mmボルトの3点セットを購入しに行くことに

このスペシャル・ツール?はたったの¥168円なり~

 

径を太くしたスペシャル・ツール?で再トライしたらば一発で成功っ

クラッチレリーズをSTM製に換装していない場合には(=つまり純正クラッチレリーズ)

このベアリング部位にワッシャーを1枚組み込むらしいですが、

そのパーツがキットに付属しておらず、アエラさんのレリーズなので純正じゃないけど、、、

ま、いっか? と、そのままはめ込んだ・・・

 

万が一クラッチ切れ等に支障があれば、

モンスターから外したSTMのレリーズに交換しちゃえばいいかと・・・

 

本日は、

4月にもかかわらず、季節はずれの真冬並み寒気が日本を覆っている

外のガレージ作業にてなかなか体が温まらず、昼飯や休憩(腰がもたない)を入れつつも、

ここまで結構な時間がかかってしまった・・・

ガレージ内作業なので支障はないけど、まぁ~風が強いこと、強いこと

桜も一気に散ってしまいますな・・・・

 

さぁ~て、

あとはプレート類の組み付けを行って、ナットを180Nmのトルクで締め付ければ完了ですっ

締め付けの際には、専用のツールが必要で、これがまためっちゃ高いっ

これがスペシャル・ツール

 

STMのスリッパークラッチの数タイプは、この専用ツールでないとバスケットを固定できない

他の方法だとアルマイト塗装に傷が付いてしまいます

ま、定期的にメンテで使用するとなれば購入も致し方ないか・・・・

ナットの締め付けはSIGNETのTQレンチでしっかり締め付け(締め付けは人力)

 

しかし、

ここでちょっと慌てた・・・

通常の30mmソケットだと肉厚があって、ナットの締め付け部にソケットが入らないのである

ごらんのとおり、ナットの周囲の隙間がきっちきち

上の12角ソケットは入らなかったが、インパクト用の六角ソケットが入ったのでセーフっ

見た目は下の六角ソケットの方が肉厚に見えますが、ソケット径は12角の方が大きい・・

 

案外、同様の作業をした方は、

このナットの締め付けの際に工具がはまらずに苦労している方がみえるかもしれませんね~

意外な落とし穴、と言ってもいいかも・・・(ご注意下さい

専用のツールは持ち手部位が短いので、スチールパイプを噛ませて地面で支えると便利

180NmのTQは、300Nmくらいまで対応のトルクレンチならば人力でも

 

ふぅぅぅ~、

やれやれ、おもいの他時間がかかってしまったが何とか完了

クラッチカバーを装着して、エンジン運転へ

なっちゃってスリッパーから、正真正銘のスリッパークラッチへ

 

むむむ・・・・・

セルまわるけど、ど~やらバッテリー充電が弱く着火せず・・・

数回クランキングはするが・・・

んっ クラッチ部位が擦れてる

おっと、クラッチカバーと少し干渉部分が

よかった、エンジンかからなくて・・・

こんなもんです・・・

結果オーライ

 


板取川温泉 & 桜見物(寺尾ヶ原千本桜)

2014-04-06 21:58:41 | 花見

先週の車のメンテにて、

BMWの足回りが元通りに復活したので、

ハンドリングの確認がてら、久しぶりに温泉へ

時期的にはほんの少し早いけど、ついでに桜見物も

行きは256号のラステンほらどの道の駅でモーニング

418号から256へ進むと「多喜プラスチック」とゆー会社の裏山にある段桜も見事

 

そのまま256号から52号を北上して板取川温泉バーデェハウス

朝8時に出発して、ちょうど10時の温泉OPENにぴったり

板取川バーデェハウス

ブッシュ交換にて、ハンドリングも絶好調のE46 Mスポーツ

 

土曜でも、10時頃では温泉入浴のお客さんは2、3人ってとこでした・・・

天気も良く青空の下での露天風呂は、とても気持ちいい~

自然の中にある温泉は格別ですっ

 

ただここの泉質は、いつも好んで入りに行く放射能泉ではないため、

湯上り後のポカポカ度はイマイチかな・・・

食事は名物の川魚料理ですが、

がやや苦手なので鴨蕎麦を

こちらで食事を もう1軒、温泉とこの土産屋兼食事処の間に庶民的な?食事処あり

 

帰りは、

256号から81号をほんの少し走り、59号に進んで

寺尾ヶ原の千本桜を見物

8分咲きくらいでしたが、見事な桜でした

桜のトンネル

 

かれこれ、岐阜に移り住んで20年以上経ちますが、

恥ずかしながら、初めて訪れました

満開にはもう少し・・・・

売店や食事処もありますっ

ん~ 見事な桜

昭和26年のバス路線開通とともに、桜を植え始めたそ~な

 

単車でも楽しめそーな、坂の峠なるワインディングもあり、

次はバイクでこよっかな