今夜はローズヒップの様子をアップします。
今年は毛虫駆除も農薬散布も一切なしでしたが、
例年と同じくらいのローズヒップが残っていました。
ロサ・ダビディ’フェンヤ’
つやつやのヒップはフェンヤです。
この形といい、トゲトゲといい、独創的ですね。
このバラは一切切り詰めていません。
大分枝も充実して、しっかりしてきました。
来春はいい花がつきそうです。
タカネバラ
いくつかタカネがありますが、こちらは赤シベタイプのタカネです。
紅葉が始まりつつ、いい感じなのですが、
写真に納めた後、ヒップは切り取られ、葉はむしられ、枝は一まとめ。
時間がないので作業はどんどん進みます。
とびきり可愛らしいヒップがついていたのが、
こもれび家からきたロサ・ペンデュリナ・オクシオドンの実生です。
丸い、真っ赤なヒップが本当に可愛い。
ガクの部分がチャームポイントです♪
思ったより小さな葉でバラの雰囲気も華奢です。
う~ん、やっぱり花が見たいです^^
ロサ・エグランテリア
このバラもたくましくなってきて、伸び始めたので
切り詰められています。
それでも、ヒップも沢山ついてきました。
ローズヒップティーが飲みたいなと思い、植えたバラ。
夢はいつかかなう日が来るでしょうか?
ロサ・ピンピネリフォリア
カナリーバードやピンピのダブル・ホワイトのヒップは
小さな赤い実なのに、原種の一重の方は黒いヒップです。
夏にはもう黒々とした立派なヒップになっていて、
秋にはシワシワになっていました。
いつも思うのですが、オオタカネやルゴサなど、
寒冷地に適したバラほど、ヒップが熟すのは早いですね。
今年鈴なりだったのがロサ・モエシー・ヒリエリのヒップです。
長細いフラゴン型のヒップ
サクランボのように連なっているのもありました。
夏に見た時は、まだ白かったのですが、ちょうどいい熟れ具合です。
今年、ものすごく太いシュートが出ていたのですが、
建物の基礎の水きりに引っかかって、途中折れ曲がるように
伸びてしまい、このままでは建物によくないと思って
株元から切ってしまいました。
来年も古い枝でがんばって咲いてね^^;
すぐ隣には、モスローズのラネイのヒップがあります。
トゲトゲで実に趣のあるヒップ。色あいも渋いです。
こういうのを見ると、もっとモスローズが欲しくなります。
ブルボンクイーンのヒップです。
実は強く切り詰めてしまったのですが、
下の方で房咲したのですね^^;
しっかりヒップが残っていてビックリ。
なんだか可愛そうなので、今年伸びた枝は数本長く残しました。
来年はもっと高い位置で花を咲かせてもらいましょう。
ロサ・マネッティー(カラフトイバラ)
もう枝が赤くなってきて、葉も黄葉が始まっています。
ヒップはとても柔らかく熟していました。
葉といい、枝ぶりといい、ヒップといい、とてもしなやかな柔らかい表情を持つバラです。
が、しかし、葉むしりをしていると今年もありました、
謎の卵・・・
毎年、このバラの葉にこの卵がくっついています。
なんでしょう。結構大きいのです。
大きな芋虫?毛虫???
でも、葉は食べられている様子もないのです。
いつも不思議に思う卵です。
ロサ・ユゴニスの紅葉
ルイ・リール
このバラも一度も切り詰めたことはなく、大きく育ってほしいと願っているバラです。
他のヒップより濃い赤色をしています。
葉は銅葉だし、どのバラより個性的^^
ヒップを並べて撮ってみました。
左から右方向に、
1段目:ロサ・ペンデュリナ・オクシオドン実生、オオタカネバラ(白花)、ガザンリク
2段目:ロサ・モエシー・ヒリエリ、ラネイ、ルイリール
3段目:ロサ・マネッティー(カラフトイバラ、ラネイの下にあるヒップ)、ロサ・エグランテリア
1段目:ブルボンクイーン、フェンヤ
2段目:タカネイバラ、ロサ・メリナ
何もお世話ができなかったシーズンですが、これだけのヒップが見られて満足でした!
来年は、原種のバラが咲くころに、こっそり帰りたいです^^