笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

アメリカの4年後

2014年07月02日 20時23分52秒 | 2014年ワールドカップ
本日はさすがに寝てしまったため(^_^;)、経過と結果をみて、備忘録的にアメリカのことなどを書いておこうかと。

アメリカって「サッカー後進国」って言われてきたように思うのですが、ここまでの試合を見ていると、さすがにそれはもう失礼ではないか、と思うのです。(後進国って意味は「国としてそれほど熱心じゃない」という意味だと思っているのですが)

特に、積極的に応援している国ではないのですが、今大会では結構きちんと観ていて(今朝は観なかったけど(^_^;))なんというかとても正直にゲームを展開しているように感じるのですよ。
「守りか、攻めか」とか「組織か、個か」なんて「頭でっかち」はゲームを進めるためにはさほど重要ではなく、実に単純明快。

「ボールはとにかく速く前に送り、ド派手にゴールを決める」それが信条のサッカー。

実にシンプルなその姿勢が「スカッと」しているとでも申しましょうか(あくまで素人の意見です)。
予選のドイツ戦なんか、引き分けても決勝トーナメントに出られるのに「全力疾走」(^_^;)。ドイツもさぞや困ったことでしょう「ガキか!」って。

なによりポイントは「ド派手なゴール」。気分はピッチのガンマンっす。。

つらつらとそんなことを考えていたら、7月1日の朝日に「米国躍進 国内リーグが推進力」という記事があって、とても興味深いことが書いてありました(私が知らないだけかもしれませんが)。
ざっとこんな内容です。

・アメリカ国内にはMLSというプロリーグがある
・MLSが誕生したのは1996年(94年のアメリカW杯を受けて発足)
・野球の大リーグやバスケットのNBAを参考に戦力の均一化を図ってきた
・現在19チーム(ベッカムなんかがプレーしてきたことで全体のレベルが上がってきている)
・今回のW杯後、スペイン代表で前大会の得点王ビリャの移籍も決まっている
・各チームには2万人収容の専用競技場の設置が義務づけられている(昨シーズンの平均観客数1万8千人)
・2020年までに24チームに拡大する予定
・2022年には世界一位を目指せるチームになりたい(との野望がある)

アメリカが質量ともに結構なクラブチームを持ち始めたら、選手の移籍市場や監督就任オファーも様子が変わってくるのかもしれません。特に代表を引退した有名選手はどこかの王様所有のクラブよりアメリカのクラブでの再就職を選ぶかもしれません。
で、そのうちアメリカリーグで活躍する日本人選手なんかも出てくるかも(既にいらっしゃるようです)。

ちなみに過去のアメリカのW杯を調べてちょっとびっくり。それなりの老舗でございました(^_^;)とんだご無礼を

1930年 ベスト4
1934年 ベスト16
1950年 グループリーグ4位
---------------------------
1990年 グループリーグ4位
1994年 ベスト16(ホスト国)
1998年 グループリーグ4位
2002年 ベスト8
2006年 グループリーグ4位
2010年 ベスト16
2014年 ベスト16

まぁ、50年以前はとりあえず置くとして、1990年からやる気スイッチが入ったと考えて24年。
ボールいっこで楽しめるバスケットボールが盛んならサッカーが根付く可能性は十分にありますよね。ヨーロッパやアフリカ、南米がルーツの人も大勢いることだし、既に女子サッカーでは有名だし。
これから決勝リーグの常連になってくるのでしょうか。

サッカーの世界地図に異変あり?
日本を含めたアジアもうかうかしていられません。。

さて、土曜日まで観戦ファンも一休み。
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