笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

「大河ドラマ」の成功は視聴率だけ?

2012年01月17日 01時04分27秒 | テレビ
2012年NHK大河「平清盛」が視聴率で苦戦をしているそうです。
しかも、兵庫県の知事殿に至っては「画面が汚くてチャンネル回す気にもなれない」とか。
(まぁ、私にもチャンネル回す気になれなかった大河ありましたし(^_^;)同じか)

私や、くだんの知事殿の好みは別として、「清盛」の画面は、2010年の「龍馬伝」さながらの雰囲気もあり、私の個人的な好みを言わせていただければ、お肌つるつる、かつらてかてかの「ウソっぽい時代劇」に比べればよほど好ましいところです。
聖子ちゃんだって眉毛なしの出演なのですから、そりゃもう現場の気合も十分(笑) これだけのモノを見せられるから「NHK大河」なのではないでしょうか。

話をもどすと、「龍馬伝」の時にも書いたのですが、BSで6時、総合で8時、土曜に再放送と、これでもか!ってくらい放映しているわけで(「龍馬伝」のときは、BS10時にも再放送していた気が(^_^;))、それに録画組みを入れれば、特定の時間帯での視聴率をどうこう言うこと自体に意味があるのだろうか、って気もするのですよね。。

ところで「清盛」の時代考証をしている方は「本郷 和人(東京大学史料編纂所 准教授)」さんという方で、「さかのぼり日本史」という番組で、なんとまさに先月この時代の解説をしていた先生でわないですか!
「日本に武士という「立場」を作ったのが平家、ただ平家は貴族社会に取り込まれたので失敗し、源氏(頼朝)は京から遠い鎌倉に拠点を置いたので、貴族社会に取り込まれることなく、武士の「社会」を確立させることができた」というような説が面白かったのでよく憶えていたのですよ。
やるね、NHK。こんな伏線を張っておくなんて(笑)

私が日本史に興味を持ったのは、子供の頃から見てきた大河ドラマのお陰。ドラマを見て、興味を持った人物や時代を歴史書や小説で再度楽しむ、というサイクルで大人になってきたんです。
そんな私が見ても今回の「清盛」の切り口には新しさを感じています。

あとは、松山ケンイチ君(エルだよ(^_^;))が、段々ダークになっていく清盛(多分)をどう演じてくれるのか。
最初は誰だかわからなかった三上博史、早く見たい不気味な山本耕史などなどなど、私的にはすぐにでもチャンネル回したい今回の「平清盛」なのです。

「平清盛」の公式サイトはこちら
コメント
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