笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

令和最初のダブルヘッダー ~「おっさんずラブ」と「ロケットマン」を観る!

2019年08月29日 00時32分57秒 | 映画

夏も終わりかけの昨日、高校時代の"すてき女子"二人して「おっさんずラブ」と「ロケットマン」を観てきました(^^)/
まずは午前、「おっさんずラブ」でござます。(ほぼ満席!)



おっさんず、については過去のブログにも書いたのですが、テレビ版でのあの小さな世界をどうやって「ザ・ムービー」に仕上げるのよ?と、(やや失礼ながら)不安な感じは否めなかったのですよね(^_^;)
いくら"流行"とはいえこの独特なテイストのまま2時間はどうよ、と。

が、そんな心配は全く必要ではありませんでした!

逆に「どう考えれば、そこまで盛り込めるんだ!?」と、うれしい悲鳴を上げるほど面白かった「おっさんずラブ "ザ・ムービ-"」でございました!(^o^)

なにしろ刑事モノばりの激走シーンあり、カンフーあり、企業内覇権争い&マフィアあり、火の海あり、大爆発あり、大救出劇あり、レディスデーにはウレシイ?サービスタイムあり、セクスイー部長あり、花火大会あり、家族愛あり、笑いあり、涙あり、あとなんかあったっけ?。。。と、もうねぇ、エンタメ要素がこれでもかっ!とてんこ盛りにされているわけです。
しかも、最後まで志尊淳くんと沢村一樹氏に振り回される、というおまけ付きで(^_^;)

企画時に映画的要素全てブレストして、ストーリーに組み込んでいったのかなぁ、なんて想像しちゃいましたよ。これぞ劇場版クオリティ。そもそも作品自体がある意味ファンタジーだから、なにをどう盛り込んでも不思議でも不自然でもないという大方の理解もあったでしょうし(^_^;)誉めてます。

春田と牧のハラハラものの絆(ラブ)がどれだけ深まったかは、まだまだ予断を許さないけれど(さすがに続編はないでしょう?)、ちょっぴ顎のあたりがふっくらした?"ワタクシ的眼福俳優"こと林遣都くんは相変わらずまっすぐで可愛らしく、あ~楽しかったわぁ、な2時間でございました!

そして35分のインターバル後、午後は「ロケットマン」でございます。

10代の頃夢中で聴いていたクイーンとは対照的に、エルトンジョンの曲は、当時のヒットチャートに上がった曲をぱらぱらとしか聴いてないんですよね。で、自分の好きなエルトンの曲を時系列で並べてみました。

・ユアソング 1970年(もっと新しい曲かと思っていました!)
・グッバイ・イエロー・ブリックロード 1973年
・キャンドル・イン・ザ・ウィンド 1973年
・ダニエル 1973年
・ピンボールの魔術師 1974年

エルトン自身の生い立ちについては、全く知らなかったのですが、彼もまた孤独に苦しんだ天才だったのですね。ミュージシャンとしての全盛期は70年代前半。(ちなみにクイーンはこの時期が一番苦しかった時期) そして70年代後半から80年代初めのころまでの彼がこんなにも苦しい状況だったなんて知りませんでした。。MTVで観た「I'm Still Standing」(1983年)はそんな苦難を乗り越えた彼の再出発の曲でもあったんですね。

で、びっくりしたのが「ボヘミアン…」でフレディのマネージャーになり独立を唆したジョン・リードが、エルトンのマネージャーでもあったということ。エルトンとの関係が切れた75年あたりにフレディに取り憑いてきた…ということなのでしょうか?
それにしてもこいつ、悪い奴だよ~(>_<)「お前が死んでも印税の20%は俺の懐に入る契約だ」って、ひど過ぎ!

エルトンジョンの救いは、その傍らにずっとバーニー・トーピンがいてくれたことでしょう。(バーニー役のジェイミー・ベルは、なんと、「リトルダンサー」の主人公ビリー役の彼!) この二人の関係が作品のもう一つの柱でもあるような気がするんです。
自分には圧倒的にないものを持つ誰かにとても魅かれ認め、そして尊敬しながら長く付き合っていく。そんな関係って素敵だな、って思います。エルトンの歌詞(ほとんどがバーニーによるものらしい)、改めて読んでみようかな、って気になっちゃいました。



エルトンとバーニー・トーピンは、50年間ケンカもなしに今でも厚い親交が続いているのだそうです。
春田と牧も(ケンカはするでしようが)長く一緒にいて欲しいものだ、と、またまた願うワタクシなのでした。←結局そこに戻る。
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夏休みにNHK「駅ピアノ、空港ピアノ」をまとめて観る

2019年08月16日 14時38分26秒 | テレビ
岩合さんの「世界ネコ歩き」と同じくらい好きなこの番組です(^^)

市井の皆さんがごく自然にピアノを弾くのですね。。
(もちろん中にはプロのミュージシャンもいるのだけど)、IT企業のオーナーとか、学者だとか、会計士、政治家の秘書、みたいな人もいて、本当に楽しそうにピアノを弾くわけ。

実は私も小学生の頃、母親の勧めで数年間ピアノを習っていたのですね。
でも全く好きになることなく、中学生になると辞めてしまったのです。祖父に買ってもらったYAMAHAのピアノも今はなく、「こうやって自然にピアノが弾けたら人生も楽しいだろうな~」としみじみと感じます。画面の中で演奏する人たちにとってピアノは生活の一部なんだろうな、日常の楽しみの中にあたりまえのようにピアノがあったんだろうな、って思います。

演者の中には、「自宅にピアノがないので、ここのピアノで練習しているんだ」という人もいて、意欲も才能もなかった自分がある意味いかに(無駄に)恵まれていたか、、、なんてことも感じます。業者に引き取られた我が家のピアノが、ピアノを弾きたがっている誰かの役に立っていればいいな、と思います。

それにしても、本当に「音楽で人は繋がりあえる」ものなんですね。
あなたの好きな曲を私が演奏しましょう、という申し出がいかに相手を喜ばせ、笑顔にするか。

ピアノを習い続けていたら良かったな、とはもはや思わないけど、「音楽っていいな」という気持ちは持ち続けたいです(^^)♪
*「ダブリン編」は超良かった!

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