笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

お悔やみ- 野沢那智さん

2010年10月31日 11時55分23秒 | テレビ
その声を聞けば、かならず「その人」とわかる声優さんは何人かいます。
その中でも野沢那智さんは、特別中の特別な声優さんでした。
物心ついてからテレビで見てきた多くの映画、アニメにはかならず野沢さんがいました。
おそらく40代以上の人なら、野沢さんの「声」で作品を楽しんできた人も多いことでしょう。あるいは「この俳優の吹き替えは野沢さんで聞きたいな」と夢想した方もいたかもしれません。

A・ドロンの「太陽がいっぱい」やB・ウィリスの「ダイ・ハード」。
煮ても焼いても食えない「二枚目」の声で野沢さんの右に出る声優さんはいない、と私は思います。
「声」に恋をさせる声優さんでした。

まだ72歳。野沢さんの軽やかで艶やかで、聞く人の気持ちをくすぐるような「声」をまだまだ楽しみたかったと思います。

心よりご冥福をお祈りいたします。
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「8のつく日の80円」は無謀だと思うよヨーカ堂さん

2010年10月29日 12時48分00秒 | 日々雑記
ここ1,2週間、かなり頻繁にヨーカ堂ネットスーパーのお世話になっております。
実は13日に階段を踏み外し、ひどい捻挫をしているので車の運転はおろか、重いものを持って足に負担をかけることが出来ない状態(T_T)
で、ネットスーパーなのです。

ヨーカ堂では通常5000円以上購入すると配送料が無料。ただ月に数回のまとめ買いを除けば、日々の買い物の5000円って結構なお買い物金額ではないでしょうか。(高齢化する将来はわかりませんが)なので頻繁には利用しないサービスだと思います。それが、

「8のつく日」はいくらでも配送料80円なんだそうです。

「それって、ものすごいことになりませんか?」と、いつもの集配のおじさんに聞くと「う~ん、正直ね、けっこう…」というお答え。
そりゃそうでしょ。それって、牛乳1本でも80円で配達してくれるってことですよね?お金に失礼ですが、80円ってタダみたいなモンでしょう、あんた(^_^;)

で、偶然昨日(28日)またお願いすることになったので、注文をしようと午前10時にサイトにアクセスすると、なんと既にこの日の配達時間は午後4時まで埋まっているではないですか。
昨日は雨で寒かったせいもあり、「買い物、めんどっ」という主婦の皆さんの意向もあったのでしょうが、それにしても「おそるべし80円の威力」です。午前11時に予約完了で、配達時間は午後4時-6時。そして注文直後にはその時間帯も一杯に。

「これ、やばくないか。ヨーカ堂」(^_^;)

案の定、午後6時前に顔なじみの配達員のおじさんから「ちょっと遅れそうです、スミマセン」と電話が入りました。
外は結構な雨降りだし、5時も過ぎれば道も渋滞するでしょう。急がなくて結構なので、気をつけていらしてください。と。もうねぇ、親戚のおじさんを心配するような気分(^_^;)

で、予定の時刻を20分ほど経過して、無事にお買い物が届けられたのですが、その際に午前中から予約時間の殆どが埋まってしまっていたことなどを話すと、

「そーなんですよ、いつものお客さんをハジくことになってしまって」と申し訳なさそうなおじさん。
いえいえ、責めているんじゃなくって。(^_^;)

「自分たちも、シフト組むの大変で」
でしょうねぇ。この日だけ増員できるわけじゃないですよねぇ。と「8の日」の激務に同情し、(^_^;)

「日頃懇意にしているお客さんからは、あんたたちこれで給料でるの? と心配までして頂いて」
一気に80円じゃなくて、せめて2000円で送料108円くらいにすればよかったのに、などど提案までして(^_^;)

「ネットスーパーの会員さんを増やそうと言うこともありましてね」
将来的には、高齢者にはありがたいサービスになると思いますよ、と応援し(^_^;)。。。

さてさて、「ほぼタダ同然の」このサービスへの個人的な感想ですが、「飴玉1個でもお運びします」的な考え方は、理想としてはわかりますが、現実的に考えてどうよ、と思うのです。「業界の常識をわが社は覆すのです!」なのかも知れませんが、それなら例えば「2500円以上に一律175円かかります」などの配送料の仕切りなおしでもしてはどうかと思うのです。(あーそうか。将来の布石ってのもあるな)
市場調査のプロではありませんが、会員が増えないのは、5000円以上、という配送の価格設定に問題があるのでは? と感じます。

ネットスーパーの宅配、正直大変ですよ。
ヨーカ堂についていえば「顔の見える野菜」と同じくらい「顔の見える宅配」にも気を配っていることでしょうから、宅配員の皆さんにあまりにも過度の負担になるような「企画」はよしたほうが、いいと、思います。
宅配員の給料や事故の心配をしてくれる「宅配リピータ」を増やすような「企画」こそが、将来的には店舗の売上に繋がると、いち利用者として思うのですけど。
ちなみにこの日のお買い物は5973円で、「8の付く日」のサービスには全く関係ありませんでした(^_^;)
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「タバコは職場の人間関係に影響する」54%

2010年10月21日 21時41分18秒 | 日々雑記
このアンケート調査によると「タバコは出世に影響」17%、「タバコは人間関係に影響」37%だそうで、トータル54%。喫煙しない私としてはちょっと興味深い記事でした。

以前仕事をした企業ではビル内に喫煙ルームがあって、外から見て「真っ白」なその部屋を当時私たちは「ガス室」と呼んだものでした(^_^;)
上司が2人して「ちょっと出ます」などと言い、くだんのガス室に入れば「あ~、またなんか決まるよ」などというぼやきも聞こえます。
で、このアンケートは「そういう感覚を持っている人は私たちだけではないのだわ」と思わせる結果だったのです。

記事中の人間関係に影響するという人の、「喫煙中に社内の人とコミュニケーションがとれる」という人間関係に有利だという意見」は

喫煙者 :49%
非喫煙者:55%

「あの部屋に一緒に入りたい、でもタバコ吸わないし」と感じている人、結構いるんですねぇ(^_^;)
映画やドラマなどでも、「相手のタバコの火をつけてあげる」「無言でタバコを差し出す」なんてシーンは多いですよね。どちらも会話のきっかけです。

きっかけ作り→同じ時間・動作の共有→気持の共有→関係作り

実は同じようなことは「お酒」でも同じで、下戸の私はこの55%の非喫煙者の気持結構わかります。
いわゆる「ノミニケーション」ができない私は、当然積極的にはそういう席にも参加しないので、一般的には「つきあいが悪い」分類に入ることでしょう(^_^;)
同じように下戸で個人事業主でもある知り合いの女性社長は、同業者に「お酒の席に出ないと仕事取れないよ」とまで言われたそうです。私個人としては「それってどうなの?」な感じですが、「銀座で編集者と飲んでね~」なんて話を聞かされる彼女としては「まぁ残念だけどね」が正直な気持でもあることでしょう。

せめて「コーヒー」あたりにハードルを下げて頂きたいものだなぁ~などと思ってますが。
でもコーヒー飲めない人もいるかもね(^_^;)

詳しくはこちら
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「平城遷都1300年中継 あなたの知らない奈良~美と風景と生き方の再発見物語」-NHKBS2

2010年10月18日 15時42分51秒 | テレビ
を、最初から最後まで観てしまいました(^_^;)奈良好きなもんで。。。

今回の番組構成は、「興福寺」「薬師寺」「平城宮跡」「明日香村」の現在に至るまでの歴史を知り、そしてこれから私たちが奈良の文化遺産とどう向き合っていくかを考えませんか? という感じの企画で、個人的には先月行けなかった「興福寺」周辺を見ることが出来たのが良かったです。
予定では来年また行くので(^^)v、今度こそは宝物館も含めてじっくりと時間をとりたいと思っています。

でも何よりも良かったのは、奈良の文化財保全に人生を賭けた、といっても過言ではない人々の「プロジェクトX」で、もうねぇ、彼らのエピソードに大感動!個人的にはNHKでかした!というキモチです。ここだけ再編集したらいいのにね。

「興福寺」では、明治の廃仏毀釈のうねりの中で、打ち捨てられた仏像の保全・修復に尽力した岡倉天心
「薬師寺」では、写経勧進で薬師寺の復興に尽力した高田好胤
「平常宮跡」では、私財を投じ、宮内庁に嘆願してまで、史跡の復元に尽力した棚田嘉十郎(と溝辺文四郎)
「明日香村」では、高度経済による開発から、政府を動かし飛鳥の自然保護に尽力した犬養孝。。

「ひとりから始めた勇気」とその「労を惜しまない強さ」はどこから来るんだろう、とずーっと考えていました。
今、私が奈良の空気を楽しみ、大好きな仏像に会いに行けるのもこの方々(に連なる多くの方々)の努力のおかげなのですね。

番組で見た、腕を無くした阿修羅像は本当に痛々しいお姿でした。素材が軽い乾漆造ですから現存していること自体が本来奇跡なのかもしれません。
荒れ果てた寺院の仏像を見た外国人に「こんな状態なら、仏像を売ってくれ」、などと言われた時代があったなんて悲しすぎませんか? 少なくとも私は、仏像を売買できる「美術品」だと思って眺めたことはこれまで一度だってありません。
明日香村保存の為に犬養さんは、時の総理大臣佐藤栄作を現地に招きその保全を訴え、当時の政府もこれを承諾し、現在の明日香村が残ったそうです。
仮にもしこれが現代だったら。。。総理大臣はあちこちの業界団体の利害に気を使い、中途半端なことになってるに違いない。。

感動秘話と、今では可愛らしくもある着ぐるみせんとくんを見ながら、あれこれ考え、血圧を上げたり下げたりの午前11時から午後5時。観ましたよぅ、NHKさん。
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「新聞週間」なのだそうです

2010年10月16日 20時55分11秒 | 日々雑記
ここ数日「新聞についての記事」が多いな~と感じていたら、10月15日から21日までは「新聞週間」なのだそうです。

ちなみに本日の朝日では、「私と新聞」というコメント記事を掲載していました。(基本的には紙媒体としての新聞の良さへのコメントです)
面白かったのが「まえだまえだ」という子供お笑いコンビ(?)の<朝寝坊して新聞を読めないときは取っておいて、まとめて移動中に読む>というもの。子供ながらアッパレです(^^)vこの子達は新聞を読むのが「習慣」になっているのでしょうね。

毎日歯を磨くように、「○○」を習慣づけること

毎日の歯磨きは、遠い将来の「虫歯」から歯を守る行為ですよね。まさに昨日書いた「7つの習慣」による「緊急度も重要度も高くない」毎日の習慣は、虫歯という危機から自分を守ることに繋がっているのです。
習慣として新聞を読むことは、子供の成長過程にきっと良い影響を与えるだろう、と、自分の経験からそう思っています。

ちなみに昨日15日の朝日新聞「新聞週間特集」では「新聞のカタチは」という見出しで、編集委員の一色清さんと関西学院大学准教授の鈴木謙介さんの対談でした。
ちなみにもし私がWEBメディアで「新聞週間特集-新聞のカタチは」なんて見出しを見てもきっとクリックしないと思います。だって「面白くなさそうな見出し」だし。
ところが新聞を広げて、まずくだんの鈴木准教授の緊張感のない出で立ち(失礼)とスーツマン一色を見た瞬間、「これ面白そう」と「感じ」ました。ほら、これが紙媒体の一大ポイントでしょう?直感的な記事との出会い。

一色さんは1978年入社だそうですから50代前半でしょうか、あくまで個人的な想像ですが、40代あたりでインターネットに触れた年代でしょうか。で、対する鈴木さんは1976年生まれだそうなので、19歳あたりからインターネットに触れている、って感じでしょうか。。。
一色さんはバリバリの紙媒体派、鈴木さんはバリバリのネット媒体派です。ただこのふたりに共通しているのは「情報収集を日々の習慣にしている」ことです。

対談自体は、年々縮小していく紙媒体の新聞サイドから、生き残る方法はないですか~、と(^_^;)あんた、早々と白旗かよ、な内容なのですが、これについて鈴木さんが言ったコメントが面白いです。一色さんが「今の時代に新聞がお手伝いできることはありませんか」などという(弱気な)質問をした際に、

<…問題は、きちんとした文章に触れる機会がないことと、自分の興味のない情報を探してくることが出来ないことです。「調べろ」と言われたとき、グーグルで検索する以外の手段を持っていない。そういう若者が、受動的に生きていてはなかなか得ることができないスキルや情報、見方を得ていく手段としては、新聞に出番がありうるでしょうね>(朝日新聞2010年10月15日朝刊より)

おそらく10代後半からのネット世代の鈴木さんは、小中まで普通に紙の新聞を読んでいたかもしれません。だから「グーグルしか知らない」と今の10代に言えるのでしょう。<…今の大学生の多くは新聞を読んでも記事の意味がわからないでしょう。紙の新聞、紙の情報を読むリテラシーが急速に失われているからです…>ときちんと指摘しています。リテラシーには「情報をつなげたり、活用する能力」という意味があります。

ちなみに、冒頭に書いた「まえだまえだ」のお子さまコンビにはそんなリテラシーはもう身に付いていると思うのです。なぜなら、新聞を読んでいるおかげで<知っている範囲で大人の話に入っていける>から(朝日新聞2010年10月16日朝刊より)

「知っている範囲で大人の話に入っていける」

まさに「上司が、どうして新入社員に新聞読めというのか」の明確な回答になっていませんか?
「まえだまえだ」の子供たちのコメントこそが「新聞のカタチは」への答えになってるじゃん!ねぇ、一色さん、などと思うのは私だけでしょうか?

そして鈴木さんはさらに、こう続けます。
<リテラシーは身体的なものです…習慣性がないと、情報に日々触れる、ということ自体が難しい…>だから学生に毎日WEBの記事を毎日見ろ、と言うのだそうです。皮肉にもWEBを日常のツールとしていながら「めんどくさ」という学生が多くいることなんでしょう(^_^;)
でも、「情報」を読む・眺める、という行為が身体的で習慣的でなければならない、ということは紙派・WEB派に共通してるんです。だから紙とかWEBが問題じゃなくてどっちも自由に活用できるのが望ましい、と。一色さんにはそこを明確にして欲しかったです。
「新(あたらしき)を聞くもの」イコール新聞、としての役割ってこれからどうあるべきだろう? を考えるのが「新聞週間」じゃないかな、と個人的には感じます。

それにしても最後の一色さんのコメント<…新聞紙も開けばもっといいよ、と言ってくださいね>と。
それでわ、いかんぜよ、一色さん!なのです。(問題がそれほど簡単じゃないことも理解できますが)ここは立場上最後まで、自信を持って、紙媒体の新聞の援護射撃をしなければ、でしょう(^_^;)

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面倒くさがりな学生諸君、紙媒体の新聞は、広げれば重要な大見出しがすぐに目に入るよ!
電源の心配もないし、キーボードだっていらないよ!
コーヒーこぼしても全然心配ないし、
デートの時は、敷物にも傘の代わりにもなるし、ゴキブリとだって戦える。
読み終わって電車の網棚にきちんと置いておけば、他の人の役に立つかもしれないし、
まとめておけば、トイレットペーパーにも交換できる!

こげに便利で、よう役に立つ紙媒体の新聞ぜよ。そうわ思わんかぇぇ? と(^^)♪
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「7つの習慣」読了

2010年10月15日 20時56分13秒 | 読書
本に線を引きながら、楽しく読書するのは久しぶりでした。
個人的にはそのくらい、いい言葉に満ちた本でした。
知り合いの研修講師が「面白いよ」と薦めてくれた、1996年のベストセラーで全世界で2000万部突破しているビジネス書なんだそうです。96年といえば、日本のIT業界の黎明期の頃でしょうか。

インターネットが普及している今と、普及してなかった15年前とでは「7つの習慣」を自分の生活に取り入れるハードルの物理的な高さは若干違っているはずです。例えば「情報収集」ひとつとっても周辺知識としての情報ならば、あっという間にネットで集められる現代です。
でもこの本では、そんな文明の利器があろうとなかろうと変わらない、「人の(人々の)よりよい在り方」について書かれているような気がします。

読書も佳境をほぼ過ぎた昨晩、たまたまテレビ東京の「カンブリア宮殿」で岡田武史・サッカー日本代表前監督の特集をしていて、まさにこの本の内容通りのシーンがありました。それは、「日本の選手は個で勝てない(日本サッカー界では常識であるのだとか)」と考えていた岡田さんが、スポーツ学の先生に「なぜ、個では勝てないんですか?」、と逆に問われ「個では勝てない、と今までなぜ思い込んでいたのか」と、この本でいうところの「パラダイムの転換」を自らしたことです。

「では、個で勝てるようにするのは、どうすればいいのか?」
岡田さんは日本選手の走り込み方法の変更と、当たり負けしない身体作りを徹底する、というメニューを取り入れます。走り込みや身体つくりは各選手の自主性にも任されますから、自身の変化に気づいた選手も自主的にトレーニングに励みます。そして効果が現れはじめます。

そしてW杯直前、選手たちにチームとしての目標(ベスト4入り)、そして各自の現実や目標を明確にさせたそうです。
番組によると「そのあたりから、時間のある時には選手同士で戦術について話し合ったりするようになった」そうで、このあたりは、この本の「Win-Winの実現」あたりになるのですが、<責任感のある主体的な人が作業に取り組めば、組織の業績や生活の質に、驚くほどの向上が現れてくるに違いない>(「7つの習慣」より)今はやりの「もしドラ」にも共通した考えかもしれません。

企業研修の「タイムマネジメント」でお馴染みの「重要な仕事」と「緊急性の高い仕事」のマトリックスについても書かれています。「緊急でもなく重要でもない」日々の積み重ねが「緊急かつ重要な事態になった時の力」になる。というセオリーです。このあたりはイチローの自主トレーニングとストイックな生活態度などにあてはまるでしょうか。。

多くのメッセージが込められているこの本の中で今の私に一番グッとくるのは<あなたの持つ自分自身という最も大切な資源を維持すること>というくだりでしょうか。それをこの本では「刃を研ぐ時間をとること」とあります。
あ~、今この時からしっかりせねば。と、どっか~んと背中を押された気がしました。

「カンブリア宮殿特集」の一部動画は現在こちらから視聴することが出来ます
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新聞は「眺め」よう

2010年10月11日 12時26分41秒 | 日々雑記
今放映中の日経新聞のテレビCMです。

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上司:紙媒体の新聞を持っている
(多分新入社員):iphone のようなタブレットツールを持っている

「社会人になったら、日経っていうけど」。。。「何で読むかはボクの自由だ」
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というもので、毎回「そりゃ~あんたの自由だよ」と突っ込みをいれおります(^_^;)

昭和30年代生まれの古い人間ですが、一応IT業界の隅っこで長く仕事をしていますので、デジタルライフのメリットは十分に知っています。インターネットの普及はこれはもう「産業革命」です。
デジタルツールを使いこなしてのビジネスは人の2倍3倍の情報量と、人の1/2、1/3以下の時間の節約を約束するものです。なので、この新人くんが「気になる情報、仕事に必要な情報をネットでいち早くゲットすれば効率いいじゃん」と思うのも当然で、「上司、いい部下を持ったね」と思います。

ただ私的に、このCMの惜しいところは、その後上司がくだんの新人くんに機器の使い方などを教えてもらっているシーン(おそらく)が続くところです。
ここは上司として、「おう、実は自分も!」などとさりげなく胸ポケットから、同じツールなどを取り出して欲しい!
さすが日経を読んでる企業の人間は違うよね! なCMになったことでしょう(^_^;)

で、さらに私の個人的な希望としては「紙媒体の日経も、こんなにいいよ」と上司が部下に教える、というバージョンがあってもいいのではないか、ということなのですね。

勝間和代さんが一時期「物事を俯瞰する」という言葉を流行らせたことがありましたが、新聞の紙面を広げてざっと紙面を見渡すことは、まさにこの「俯瞰」にほかならないと、私は思います。
興味のある記事はもちろん、「へ~」とか「え?、そうなんだ」という思わぬ情報にかならず「出会える」はずです。
いい仕事のきっかけって、そういう「思わぬ情報」「些細な情報」をつなげて、大きな流れを意識したり構築することでもあるはずで、だからくだんの上司にはそういう「先人の叡智」みたいなものをこの新人くんに諭して欲しい。

両方使えて、初めて「日経読んでます」と言えるのだ、新人よ、と。
世の中の情報をこまごまと取り入れていれば、合コン直前に「女性の気を引くためのネタ本」にいらぬ出費をせずに済むのだ、新人よ、と。
言ってやれ上司! と心から思うのです。

そんなCMの続編、作りませんか日経新聞さん(^^)
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「大奥」と「悪人」ダブルヘッダー

2010年10月06日 23時43分42秒 | 映画
例によって高校時代の友達と映画鑑賞してきました。
一緒に行くのは、2008年の「ブーリン家の姉妹」以来ですわ。
最近はレディスDayの他にも、二人DayだのファーストDayだのがあるので、基本1000円で映画を見ることが出来ます(^_^;)
いっそいつでも1000円均一にすれば、いいのにね~などと話しながら南町田の109シネマへ。
午前中「大奥」、午後「悪人」というスケジュールで入りました。

「大奥」はですね、嵐の二宮クンの主演映画?だったんですね~(^_^;)私的には柴咲コウさんをもっと見たかった、というところが正直な感想です。好きな女優さんなもので(^^)あと、これって続編あってもおかしくないですね。

で少々驚いたのは、二宮クン、そんなに「サービス」してもいいのか?最近のジャニーズ事務所は「そういうシーン」を「そういうセリフを」許しているのか?。。。(^_^;)ということでした。
つまり「ジャニーズなのにニノすごいね~」というのが、この映画の感想なのです。
あ、あと、大奥の男衆がホストクラブ(行ったことありませんが)みたいで、個人的には「…」な感じでした(^_^;)

さてさて、昼食後は「悪人」です。
ガスパッチョ、もとい妻夫木クン主演の作品かと思いきや、、、

私「深津絵里が主演だった気がする」
友人「私は樹木希林が主演だと思った」  と(^_^;)どうも私たちの中では、妻夫木クン迫真の演技だったにもかかわらず、彼の主演作品にはみえなかったようです。。

清水祐一が犯した殺人事件は、刺身のツマに過ぎません。
「自分の居場所を手にした女は強い」というのが、私的な、この映画の感想&見どころだと思います。
深津絵里さん扮する「光代」。ある時スイッチが入って、そこから「梃子でも動かない存在」になっていくのです。
祐一を失いたくないからじゃなくて、自分を失いたくないから。光代、正気じゃないですよ。

皮肉にも、そんな、正気じゃない光代が逆に祐一を正気に戻したのでしょうか。
ラストで光代に手をかけた祐一は、多分正気だったのだろうと私は思います。このラスト、いろいろな見方が出来ると思います。

実は我が家では朝日購読していたにもかかわらず、この作品読んでいません(^_^;)
原作読んでみたいと思います。
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「龍馬伝」あ、らら

2010年10月02日 13時11分08秒 | テレビ
我が家で購読している朝日新聞朝刊の木曜版には「TVランキング」という欄があるのですが、今週のランキングを見ていて「え?」と驚きました。

あの「龍馬伝」がランク外。。?

どうやら14%にも届かなかったようで、個人的にはなんとも残念です。
確かに一家団欒で見る「大河」という印象でない今回の作品ですが、ハイビジョンで6時、総合で8時、BSで10時、としつこいくらい放映もしてますし、「録画だぜよ」な視聴者もいると思うので、多分ばらけちゃったのでしょうね~と思っていたら、早速ネットに記事が上がっていました。

龍馬ブームに陰り 低視聴率にあえぐ大河ドラマ

ちなみに龍馬暗殺までは、大政奉還やいろは丸事件など、どちらかといえば「政治がらみ」の地味な話がしばらく続きますから、ひょっとしたら視聴率が上がるのは、11月の最後あたりの回(福山さんの演技が楽しみ)になっちゃうかも知れませんね。
リンク先の記事にあるように、「龍馬伝」はひとりでじっくりと味わいたい作品になってきたのかも知れません。
なにしろ画面の隅から隅まで楽しめる作品です。とにかく画面に手抜きがない。私も(録画してなお)BS10時から見てます。8時は流れを、10時は画面の細部を(^_^;)

あと演出にも注目です。大友啓史さんの演出は最高にハードボイルド(^_^;)
特に「接近戦」。これ私が勝手に付けたのですが、役者が対面して芝居する時の緊張感がものすごい。。
福山さんが歌手であることを忘れます、香川さん炸裂の芝居です。

と。とにかく画面から溢れんばかりのパッションを感じて欲しい作品です「龍馬伝」わ。
視聴率が下がっているのは残念ですが(それとも視聴者のパッション疲れか?(^_^;))、いい作品であることには間違いないので(私の太鼓判ドーン!)、こんなことには負けずに最後の最後まで突っ走って欲しいです(^^)v応援してるよ~。

龍馬伝のサイトはこちら
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