笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

「ハウルの動く城」 ~その良さが徐々に"沁みてくる"ジブリ作品だと思う

2018年08月12日 19時12分49秒 | 映画



今年も日テレ「夏のジブリ祭り」が始まりましたね~(^o^)
今回は「ハウルの動く城」「となりのトトロ」「猫の恩返し」の3本。
で、早速「ハウルの動く城」を鑑賞しました。

正直、公開当初の感想は「キムタクかぁぁ」と思っちゃった作品(^_^;)ファンの皆さまごめんなさい。
加えて、"ナウシカ"とか"もののけ姫"ファンのワタクシとしては、「何が言いたい作品なのか?」と自分の中での”作品の位置付け”をどうしようか、と結構迷ったものでした。でも「何となく魅かれるんだよね」と、テレビ放映されると飽きずに何度も観ている作品でもあるんですよね。

で、今回「あ、そうか!」と。 なんでこんなに何度も観てるのか、わかったんですよ。
それは、

これでもか、これでもか、これでもか~!!!! とゴリゴリ描き込まれた「画面」

例えば、ソフィーが初めて足を踏み入れた城の中の壁や机の上、魔除けの飾りで埋め尽くされたハウルの部屋、そしてまるで「厚生年金制度のごとく(笑)」あちこちにいろいろなものがくっ付けられ、もはや形を成しているんだか成していないんだかわからない「動く城」。

何が描かれているんだ。。と画面を覗きこんでいる自分がいたわけです。
そうか、この「画面」に、私は惹き込まれていたのか。。。(^_^;)

これまでのジブリ作品でこんなにも重層的に描きこまれた作品ってありましたっけ。私の知る限り、ないかも。。
あと、やっぱり、引っ込み事案の女の子が、"意思決定"していくことで強くなっていく、っていう、私の大好きなテーマもあるしね(^^)

原作とは大きく違っている、などいろいろな意見もあるみたいだけど(原作未読)、ジブリ作品初めて(?)の「キスシーンで終わるハッピーエンドラブストーリー」は、(今となってはキムタクの声もほとんど気にならない、むしろ合ってると思えるくらい)何度見ても素敵な気持ちになる作品です。













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