笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

小学生以来のヒヤシンス!

2013年01月27日 16時46分09秒 | 日々雑記
まだまだ寒い1月下旬ですが、早くも春を感じさせる花たちが花屋さんには並びます。
本日は久しぶりに大型ガーデニングセンターに出かけました。お目当ては「ヒヤシンス」を買うため。

一年で好きな「花の季節」はいつか、と聞かれたら私だったら2月でしょうか。
2月には、梅、水仙、そしてこのヒヤシンス、と香りのよい花が並びます。
特に梅と水仙は、帰宅途中の夜道などでふと香りに気づくと「春まであと少し」と心までほっこりしてきます。

去年、花屋さんの店頭で豪華なヒヤシンスの鉢植えを見かけ、「そういえば、ヒヤシンスなんて小学生の頃以来自宅で育てたことなかったな~」と思ったのが今回購入のきっかけです。
学校で育てたのは「水栽培」でした。ガラス瓶の中では白い根が、葉の中からは花茎が、それぞれ正反対の方向にどんどん伸び、確か青い大きな花が咲いたと記憶しています。
その香りの良いこと! 花びらもつやつやして固く、子供ごころに「お花」って感じじゃないな~と思ったものです。

今日買ったのは、普通のワゴンセールの品種ですが、新しい鉢に植え替え、ちょっとよそいきな感じに仕上げてみました。
開花が待ち遠しいです(^^)v
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「大奥・永遠」と「レ・ミゼラブル」ダブルヘッダー その2

2013年01月19日 16時58分26秒 | 映画
で「レ・ミゼラブル」でございます。
恥ずかしながらわたくし、この作品についての事前知識ゼロです。

「ああ無情」という本は「少年少女海外文学」みたいなくくりで小学校だか中学校だかの図書館で目にした記憶はあるのですが「三銃士」とかのほうがお気に入りで「ビクトル・ユーゴー作で、パンを盗んだ罪で17年も投獄されたジャン・バルジャンの話」という程度で記憶していたにすぎないものでした(^_^;)

その後も、音楽・芝居・ダンスは別々に楽しむもので「オール・イン・ワン」のミュージカルはどうもねぇ…。との食わず嫌いもあり、ミュージカル作品としての知識もゼロ。

つまり「ないないづくし」での今回の映画だったわけです。まぁ敢えて言えば「歌うウルヴァリンを観たかったから」(^_^;) をぃ。
私「X-MEN」シリーズが好きで、この作品のヒュー・ジャックマンが大好きなのです。そーいえば「リーサル・ウェポン」のメル・ギブソンも好きでだったので、この手のトーンの俳優に弱いのかもしれません。

で「レ・ミゼラブル」に話を戻しますと、登場人物は通行人以外、最初から最後までず~っと「歌って」います。この映画の見所は俳優たちの「演じながら歌う姿」。グラディエータが、ウリヴァリンが、プリティ・プリンセスが腹の底から歌います。多分ものすごい体力と集中力を役者たちが要求されたであろうことは素人の私にもわかります。すごい! これわすごい!
ググってみると主役以外は舞台出身者が多いことからも、ひょっとして21世紀の「ミュージカル映画」という分野を作っちゃったのではないでしょうか?

そして子役たちの歌の上手いこと! コゼット役の子もガヴローシュ役の子も大人の俳優に負けないくらいの存在感です。
作品のテーマは、信仰とか愛とか貧困とか革命とか、それでも希望とか、いろいろあるのかもしれませんが、どれも「あぁ、なんて無情なんだぁぁ」と、思わず「神様、そこを何とか!」と願わずにいられません。それゆえ人の心に残るのかもしれません。

そんな中でも、私の心に一番残ったのは「エポニーヌ」
想像できるでしょう? 大好きな男子に「こないだ一緒にいた子、何組?」なんて聞かれてごらんなさい。それだけでもう「レ・ミゼラブル」(^_^;)。
なのにコゼットの住まいを教え、マリウスあての手紙を渡すエポニーヌ。
彼女にとっての唯一の幸せは、革命に身を投じるマリウスの胸の中で死ねたことでしょうか。これだけはコゼットには出来ない、唯一自分にしかできない彼への愛の証だったのですから。
その時の彼女の歌が「Little Fall of Rain」。この歌詞の「雨は花を育てる」という一節に思わず涙。

そうです。「雨は花を育てる」のです。
雨は、天からの雨であれ、心の雨であれ、きっとその後に「芽吹き」をもたらしてくれるもの。
小さな芽吹きがひょっとしたら大きな希望につながるかもしれない、と。

帰り際に友人が一言「今回の大奥・永遠って、ミュージカルにならないかなぁ~」
いいかも、いいかも~♪ 関係者の皆様ぜひご一考を(^^)v
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「大奥・永遠」と「レ・ミゼラブル」ダブルヘッダー その1

2013年01月17日 23時03分01秒 | 映画
新年最初のゴージャスなダブルヘッダーでございます。例によって高校時代の友人とレディスデーに行ってまいりました(^^)v

まず「大奥」。テレビ「家光編」での堺雅人さんが仏様のようなキャラなら、こちらの右衛門佐は「底辺から這い上がるためなら手段選ばず」の野心家。微笑みの貴公子転じて「闇夜に蠢くネズミ」でございます。
同じ時期にこれだけ違うキャラを演じていたとわ。やはりこのお方は只者ではありません。

これまで「吉宗編(2010)」「家光編」そして「綱吉編」とそれぞれ観てきたのですが、今回の「綱吉編」は役者にボリューム感があってもう一度観たい!って気持ちになりました。たとえば、西田敏行さんの玉栄。観る前は正直「どうよ」な感(^_^;)だったのですが、榎木孝明さん、市毛良枝さんと年配の芸達者と出ることで画面が落ち着くわけですよ。(田中玉栄が最後はこうなるのね…)しかも西田さんの怪演で流れにリズムが生まれるし。
確かに今思えば「吉宗編」は、「イケメン大奥」を意識しすぎた?ためか若い役者(オトコ衆)ばかりで作品としての落ち着きがなかったように思います。(ニノは良かったけど)

今回の「綱吉編」で私が気に入ったのは、綱吉と右衛門佐がひとつ布団の中で見つめあうシーン。この二人の髪、白髪交じりなんです。確かに史実的にも34歳で将軍になった綱吉ですから、ここから推測しても50歳以上のはずで白髪があっても当然。でも所詮映画、所詮フィクション、と開き直って(俳優に合わせた)若々しい二人のシーンとしてもよかったのではないでしょうか? なぜそうしなかったのか…。

今回の「綱吉編」には「老い」があちこちに顔を出します。ストーリーにも俳優たちにも。出会った頃の若く傲慢な二人もいつしか老い、人生の最後にやっと掴んだと思えた「大切なもの」。そんな物語が私の心に響いたのかもしれません。

衣擦れ音といい、打掛の豪華さといい、ぜひ映画館で観るべし!な作品だと思います(^^)v

*長くなったので、「レ・ミゼラブル」は次回
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首都圏大雪!

2013年01月14日 21時27分15秒 | 日々雑記
12年ぶりの大雪だったそうです。
そういえばずいぶん昔、それこそ大雪で駅から自宅まで雪の中を歩いて帰った記憶がありまして。それが12年前だったんですかね~。確か1月8日だったと記憶しています。

さて、成人式でもないのになんでこんな雪の日に出かけたのかというと、「2級キャリア・コンサルティング技能検定」の実技試験日だったわけです。
朝からワサワサ雪が降っていたのでかなり早めに自宅を出て開始2時間前には会場入り。ホテルのラウンジで雪景色を眺めながら課題の最終チェックなどをしてまして。

いや~それにしても、自分も含めてこの「雪」に対する危機感のなさ。首都圏はほとんど雪が降りませんから、車にチェーンなんで巻いていません。なので、ちょっとした坂道が登れなかったり、積もって凍った雪の塊に乗り上げてハンドルを取られ、ガードレールにぶつかったりと、もうねぇ集中力を削がれる事態が目の前で頻発(^_^;)
帰りの交通機関も大混乱。明日はこの雪の塊が凍るわけですから、転ばないようにしなくちゃ。

で、実技試験ですが、どうなんでしょうね~。
個人的には合否に関係なく、コンサルティングのプロセスの勉強ができて、いろいろな気づきを得た、という面では受験してよかったかな、と思っています。確実に今後の役に立ちますから。
ただ自分の中での位置づけとしては「通過儀礼」的な面もあり、今回落ちても「標準レベル、上等!」(^_^;)で、再受験は今のところ考えていなくて、今後の自己啓発に役立てていきたいと考えています。(試験料金も高いのよ…)

あと、個人的には、「国家資格」なら事前課題を10題くらいにしてもいいのでは、と感じます。経験者の話から「この人くるかも」と想定していたクライアントでビンゴでしたから。

もっとも、「ビンゴ」イコール「合格」じゃないんですけどね。
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改めて観た「ハウルの動く城」

2013年01月10日 15時34分41秒 | テレビ
この作品、初めて見たときは(神木隆之介くんの可愛いマルクル以外)「何がどのように面白いのか」が全く感じられなかった作品でした。「声がキムタクだよ」(ファンの皆様ごめんなさい)という食わず嫌いもあり、これまでのテレビ再放送もほとんどスルーしてきたわけです(ファンの皆様ごめんなさい)。

ところが4日の再放送。「お正月だし時間もあるし。まぁたまには観るか~」などと録画しておいたものをじっくり観て、今までの自分の考えの間違えに気づいたのです。

この作品は面白いかも! と(^_^;)

で(今更ながら)しっかり理解しよう、とググると…
「ハウルの動く城の謎についての分析と解釈」
なるサイトで、今までの腑に落ちない違和感が一気に溶けた気がしたのです。

一番目の違和感は「ソフィーは何者なんだ?」ということ。

ソフィーも「魔女」だったのです(^^)v
あ~。それですべてがしっくり理解できました。
かかしが人間に戻ったのも、カルシファーが死なずに流星に戻れたのも、ソフィーが魔女だったから。
サイトにも書いてありますが、確かに最初から「彼女も魔女なんです」では物語に共感できませんよね。。なるほどね~。

二番目の違和感は「ソフィーの顔がシーンによって変わるのはなぜか?」

これも、わかりました。
宮崎監督の言葉によると「人は気分次第で90歳にでも50歳にでも17歳にでもなる」のだとか。
確かに作品のソフィーは、自信を持って自分の気持ちをいうときは若々しい表情、自分には価値なんてないと感じているときは90歳の顔…と変化しています。(年寄りだから自信や価値がない、ということではありませんので、念のため)
この考え方ってとても共感できます。「前向きな言葉」って自分の気持ちと行動に若々しい力を与えてくれますよね。

そう考えてくると、たとえソフィーが魔女であろうとなかろうと、自分の居場所を作っていく勇気、好きな相手に尽くそうとする勇気、みんなと共生しようという勇気が、ひょっとしたらこの作品のテーマなのかも、と私にも感じられるようになってきたではありませんか!

それにしても宮崎監督。(原作があるとはいえ)あなたの描くラブストーリーは、なんとな~んと「難解」なことか(^_^;)結局3回も観てしまった。

ところで、複雑な「厚生年金」の勉強をしながらいつも私の頭に浮かんでいたのがこの「ハウルのお城」でした(笑)最後には破綻…なんてことにならないように願いたいところですが。頼むよカルシファー。
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「八重の桜」と「ダブルフェイス」

2013年01月07日 14時28分51秒 | テレビ
年末年始と大好きなテレビ三昧の生活をしておりました。

TBSとWOWWOWが去年共同制作で仕掛け、WOWWOW未加入者の大ブーイングを買った「ダブルフェイス」も結局再放送され(嫌味)さらなる三昧生活でした。
で、潜入捜査官役の西島秀俊さんにほれぼれしていたところ、次の日の新大河「八重の桜」の八重の兄役で出ているでわないですか!

5日は「暗い目をした影のようにたたずむオトコ」
6日は「おめめキラキラの明るく頼もしい兄上」
でございますから(^_^.)

基本情報を持ち合わせていない私としては、不覚にもちょっと振り回された感ありで。まぁ、これから毎週大河を観ることになるわけですから「明るく頼もしい兄上」キャラとして記憶されることでしょう。(調べてみると大変な人気俳優!しかも国立大工学部卒だよ!)しかし「ダブルフェイス」の森屋役は感動的でした。香川さんは演技の天才なのでどんな役でもこなしてしまう分「素晴らしくて当然」で観ていたので逆に驚きはなかったのですが、情報ゼロだった分、西島秀俊さんの演技にはマジ引き込まれました。

で、その西島兄上ご出演の「八重の桜」
去年散々「汚い」といわれたNHKが「今年は綺麗」と胸を張る画面(普通です)です。
会津の田園風景がとても美しく「ならぬことはならぬ」と唱和する子供たちに愛おしさを感じます。この子たちの多くがその後白虎隊で命を落とすのだとを思うと何とも切ない気持ちでいっぱいになりますね。女と子供を戦争に巻き込むな!と心から思います。

「女性がだんだん強くたくましくなっていく」ドラマって「篤姫」や「カーネーション」「梅ちゃん先生」と同じ「根」だと私は思ってます。きっと人気が出てNHK悲願の高視聴率も期待できる、と私は確信いたしますです(^_^.)
なにしろ最初からライフルで敵将を狙い撃ちしちゃうんですから。全国の大河ファンの心も一緒に打ち抜いちゃったことでしょう(^^)v

「八重の桜」の公式ページはこちら
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