笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

来年の準備完了!

2020年12月31日 14時13分22秒 | 日々雑記
あと10時間ばかりで新年になります。
煮しめの準備も終わったし、あとは、こたつに入って楽しく時間を潰しながら2021年を迎えるだけ。
お馴染みの手綱こんにゃくも出番待ち(今年は山形の丸こんにゃくを頂いたので、やや少なめ)でございます。

2020年は「昨日までの常識が、今日の非常識」になった1年でした。
でも「悪いことばかりじゃなかった1年」と、"敢えて"思いたいです。
「こんな1年であったからこそ、色々なことを考えられた1年でもあった」わけで。

まぁ、難しいことはいいや。
それでは皆様、良いお年をお迎えください(^^)/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記録は付け始めるとクセになる ~その7「最悪の日はこれから」とバイデンさんは言った

2020年12月28日 17時55分52秒 | 日々雑記
まぁ、日々20万人規模で新規感染者が出ているアメリカはね。。


※アメリカの1900万人は、28日15時時点のNHKのデータ

アメリカは11月15日から日々の新規感染者が20万人規模で増え続けています。ご覧のように4,5日で100万人づつ上昇しています。
この状況があとどのくらい続くのか、あとどのくらいで減るのか(減らせるのか)。大統領交代でコロナ対応にどのようなリーダーシップを発揮するのかにも注目しています。ワクチンの接種も始まりましたしね。

ワクチンといえば、その輸送もモノモノしく、「輸送には軍が警護につき、保管場所は“犯罪組織”からの盗難を防ぐために秘密」なんだとか。
でも管理に超低温冷凍庫でマイナス70度(長期保存)、又は外箱で5日に1度のドライアイス再充填により10日程度の保管が可能(厚労省資料)、なんてシロモノ、そこまでして誰が盗むんだ、と、極東島国日本のオバサンなどは思ってしまいますが(^_^;)。

日本も12月26日には東京で900人を超える新規感染者が出ています。さすがに"1000人目の前"って数字はインパクトありますよね。

"実際はもっといるんじゃね?"と誰もが感じているのでしょうけど…。


ただ、国内でのワクチン接種も来春には始まるようですし、まさに「針の穴ほどの希望」でもあることはいいことだと思っています。

そんな中、ここ数日ニュースになっているのが、ウィルス変異。
南アフリカ型、ナイジェリア型、と変異しているそうです。この型は若い人を”運び屋“にしているそうで若者の感染者が多いことに特徴があるんだそうです。
「ウィルスは活動期に変異が盛んで、5℃から15℃の範囲で最も活動的」、と北海道の専門家の方がテレビで言っておられました。(まさに今の時期の屋外、屋内の温度ですよね。。。)

12月18日あたりから日々4万人前後で新規感染者が増えているイギリスがこの変異型に見舞われている状態だそうです。


ウィルスも生き延びるために形を変えるわけなので、そうなると今後も様々な変異が生まれてくるこということなんですよね。突然変異は遺伝子のコピーミスから始まるわけですから、コピーの数を減らせばいい。つまり、

「新規感染者数を減らせばいい」ということ。。
ただ今は、世界的に「それができればね~」の状態であることに間違いはないようです。

でも、こんな記事もあるんです。12/23(水) 17:37 和歌山県の調査から





こういう事実を正しく恐れて、かつ"楽しく"生活すること。
来年も自分らしくコロナと付き合っていきたいと思っています(^^)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新大阪駅で、GOTO駅弁

2020年12月24日 14時10分20秒 | 日々雑記
先週末、身内の所用で大阪まで出かけてきました。
前回は、ケンタッキーフライドチキンを食べて即帰宅だったのですが、今回は一泊します。ホテル近くによさげなお好み焼き屋さんもあるにはあったのですが、テイクアウトもなんだかね、、、な気分もあり、「ならばせめて駅弁で食い倒れてやろうじゃないの!」と新大阪駅構内でもひときわ大きいお弁当屋さんに行ってみました。

あるある、駅弁がずら~~~っと並んでおりますよ(^^)
で、思い出したのが淡路屋の「ひっぱりだこ飯」。残念ながら行った時間には既に売り切れておりました。
翌日の再挑戦を誓い、その日の晩ごはんは牛肉がいろいろ楽しめるバラエティ弁当、って感じの「ハラミと牛すきと牛タンの牛つくし弁当」1000円也。


翌日は午前中に所用を済ませ、親族との食事会なども取りやめて、新大阪駅へ。
はたして、「ひっぱりだこ飯」はあるのか?

あっりまっした~(^^)/♪

ホテルで地域クーポン1000円貰っていたので、ついでにもうひとつ駅弁買って目的達成(?)のルンルン気分で帰宅しましたよ。
で、その日の晩ごはんは「ひっぱりだこ飯」♪



濃いめの炊き込みご飯としっかり味付けされたタコや練り物は、なるほど人気ナンバーワンだわ、と納得です。今度明石にタコ食べに行こう、と心に決めました(^^)/

地域クーポンでお得に買えたもうひとつの「たっぷり牛たん丼弁当」1200円は翌日の朝食に頂きました。

大小とりまぜて噛みごたえ十分な牛タンが10枚入っていましたよ。


本来駅弁って車内で食べれば旅行気分と相まって、美味しさ倍増なのでしょうけど、さすがに今は危機管理しないとね(電車に罪はないけど)。

前回のタッチアンドゴーよりましだったものの、次回こそ現地で、作りたてで温かくて美味しい「お好み焼き」を食べた~い。

コロナ、はよ収まれ~!!!!!

※トップ写真は12月18日新感線A席から見た雪景色の鈴鹿山脈付近
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「落下の王国」 〜いや、今の政治の話じゃありません

2020年12月20日 14時59分51秒 | 映画
衣装デザイン石岡瑛子、という記事を読み、それなら観よっかな〜程度の興味で観た映画。ががが、これが信じられないくらい美しくて、シュールで、そして泣ける作品だったのです。

原題は”The Fall“
主人公は、家族とオレンジ畑で働くルーマニア移民の5歳の少女アレクサンドリアとスタントマンのロイ

2人に共通しているのは、
アレクサンドリアはオレンジの木から"落ち"、腕を骨折して入院し、
ロイは無謀なスタントに臨み”落下”。半身不随の大けがで入院している、
ということ。


好奇心旺盛なアレクサンドリアは自由に病院の中を探検する日々。周りの大人たちもそんな彼女にはとても優しく、ひょっとしたらオレンジ畑で働くよりも"辛くない"かもしれません。それとは逆に、仕事が出来なくなった上に恋人まで失い、絶望のどん底にあるロイ。ひょんなことからアレクサンドリアと知り合ったロイは彼女にモルヒネを盗ませて自殺を図ることを思いつくわけです。

アレクサンドリアを手懐けるために、ロイは“提督”と名付けた悪者に復讐する男たち(実は彼らも復讐という心の闇に"落ちた"者たち) の物語を聞かせます。



ロイの物語に夢中になるアレクサンドリア。彼女の頭の中では病院生活で見てきた大人たちが登場人物となって現れます。防護服を着たレントゲン技師は悪の提督の兵士たち、荷物運びの黒人労働者は屈強な勇者、そして彼らのリーダーである仮面の山賊はアレクサンドリアの父親です。
物語の世界は一点の曇りもない豪華な極彩色の世界(13か所の世界遺産、24か国で撮影されてたそうです)。ひょっとしたら天然の明るさと快活さを持つ彼女のみずみずしい心のあり方を表現しているのかもしれません。退屈な入院生活を忘れさせてくれるロイと彼の物語はアレクサンドリアの心の支えにもなっていったことでしょう。

そして、いつの間にかアレクサンドリアは単なる物語の聞き手ではなく、仮面の山賊の娘(しかも山賊はいつの間にかロイになり)として物語に登場するのです。男たちの危機を助け、物語を中を自由に飛び回るアレクサンドリア。ところが目の前で話をする現実のロイの心は徐々に病み始め、同時に物語も絶望に包まれ始めます。男たちはひとりふたりと提督の兵士たちとの戦いで命を落としていき、山賊のロイまで提督に殺されそうになってしまうのです。

そんな悲しい物語はいやだ。大切な人が死んでいく物語はいやだ。

ロイのためにモルヒネを持ちだそうとして足を踏み外し大怪我をしたアレクサンドリアに、「(どんな結末にしようと)これは俺の物語なんだ!」と叫ぶロイ。

「ちがう、2人のよ!」(←もうね、おばさん号泣よ。。。)

アレクサンドリアが求めるのは“希望の物語”なんですね。
現実には父の死を遠くから見るしかなかったアレクサンドリア。せめて物語の中では父を助けたい、死んでほしくない。それは小さな女の子の、ささやかな夢でもあったのでしょう。

そしてロイが彼女に聞かせたのは、「提督との戦いに勝ち、しっかりと娘の手を握る山賊の父親」の物語。
山賊である父親(ロイ)を見上げるアレクサンドリアの笑顔を、現実のロイもきっと見たことでしょう。

映像といい、物語といい、アレクサンドリアといい、この作品一度観たら忘れられないわ。音楽はベートーヴェン 交響曲第7番・第二楽章(「英国王のスピーチ」でも流れてた!)

ところで、ロイ役のリーペイス。どこかで聞いたことがあるような、、、と思って検索したところ、「ホビット」のスランドゥイルでございました!


アレクサンドリア、今もロイは元気に銀幕で活躍してるよ~(^^)/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記録は付け始めるとクセになる ~その6

2020年12月13日 13時12分40秒 | 日々雑記
好きなんだか、ヒマなんだか。。多分、両方(^_^;)

もはや私のニューノーマルと化した、朝刊から「世界のコロナ感染者数」を拾ってExcelに放り込みブログネタにする、という作業も、なんと「その6」になっちゃいました。
海外とは比較にならないまでも、日本国内の感染者数も全体的に増えていて、

12月9日


12月10日


12月12日


これから迎えるクリスマスや新年の人出はとても減らない(抑えられない)と思うのです。これは世界的な傾向のようです。

議会で外出自粛を求めるメルケル首相。この台詞は"政治家を超えた"メッセージだと思いました。


対策をしてるんだかしてないんだかわからない(ようにしか感じられない)日本は、残念ながらこのまま静かに上がり続けて(あるいは高止まって)いくのでしょう。

ワクチン接種が始まったと聞いても、オセロが黒から白に変わるように瞬時にウィルスが消滅するとは到底思えないし、極東島国日本の、しかも市井の超庶民の中高年女子の私などに接種されるまでは一年以上かかるものとも思うので、これまで同様ひたすら自衛的な生活態度で、"楽しく日々を過ごす"しかないとポジティブに観念してます。

もうね、「コロナ禍は生き残れば、勝ち」と。
正直、経済が、飲食が、宿泊が、、なんて言っていられるのも"今のうち"のような気もします。

春夏の緊急財政出動でドイツなどは「お金がない」と言い始めているし、お金が無くなればこれまでのようにコロナ失業や休業への補償は出せないわけですよ。
また、入院ベットが無くなれば、春先のイタリアのように患者を年齢で選別するトリアージ(傷病者の緊急度に応じて、搬送や治療の優先順位を決めること)が始まるかもしれない。イタリアではその基準を決めることで大問題になったし。硬直感というか手詰まり感の否めない日本で、その判断まで現場の病院に丸投げになっちゃう気もするのです。。。

生き残ることがむき出しになる世の中。
ちょっと怖い言葉だけど、ふとそんなことが頭をよぎります。

自分にできることは、これまで通り、マスク、手洗い、うがい、を心がけ、極力人混みを避ける、こと。

私はまだまだ健康でいたいし、美味しいものを食べたいし、読みたい本もいっぱいあるし、行きたいところもある。
だから、生き残ってみせますよぉ~(^^)/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年 北鎌倉紅葉散策 その2 ~約束は果たせた?

2020年12月06日 12時08分41秒 | 日々雑記
建長寺を後にし、鶴岡八幡宮を目指し坂道を下る途中でふと目にしたのが「円応寺」。ご存知「えんま様のお寺」でございます。
「このお寺にも随分行ってないな~。。」と思い、山門をくぐったのでした。拝観料を納める時「写真撮影してもいいですよ」と言われました。ここにいらっしゃる閻魔さまのお姿を撮りたい人はいっぱいいると思うので、多分今風の配慮なんでしょう。

円応寺は、13世紀に閻魔大王を本尊として建立されたお寺でございます。亡者が冥界において出会う「十王」を祀っています。ちなみに本尊の閻魔大王坐像(国重要文化財)は、仏師・運慶と言われています。

まずは、初七日(七日目)に出会う王、秦広王(しんこうおう)。不動明王の化身です。

秦広王は、亡者の殺生の罪を問いただします。


なんでも、人が生まれると、その両肩には倶生神(ぐしょうじん)が宿り、その一神は善きことのみを、もう一神は悪しきことのみを監視しているのだとか。そして秦広王は倶生神の報告に基づいて亡者を取り調べ、その内容を帳面に記録します。この方の取り調べを皮切りにその後7回の取り調べが行われます(この期間を四十九日と呼びます)。

秦広王の裁きを受けた亡者は、その後三途の川を正しく渡ったかが審議されるとともに、生前に亡者が関わりあった動物などが呼ばれ、亡者についての証言を聞く初江王(しょこうおう)などがあらわれ、三十五日目に、いよいよ閻魔大王(えんまだいおう)(地蔵菩薩の化身)との対面です。

十王の中で最も怖いお顔でございます。。


亡者の生前の罪が裁かれ、天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六道のうち、どこに生まれ変われるかが決定されます。
そして四十九日目に出会うのが泰山王(たいざんおう)。薬師菩薩の化身です。この方の前で最後の両舌(二枚舌)の罪が問われます。この7回の取り調べが終わるまで、亡者の霊魂はあの世とこの世を旅しています。そしてこの日、亡者は輪廻転生する時に男女のどちらに生まれるのかが決定され、その寿命も決定されるのだそうですよ。

その後は遺族がきちんと法要を行うかチェックする王や、一周忌をチェックする王、三周忌をチェックする王など、残された家族の在り方が、あの世の親族に関わるのだぞよ的な王様が加わります。

ちなみに、家族の罪を許してくれろ、と本人に代わって閻魔さまにお詫びして下さる延命地蔵(詫言地蔵)さまもいらっしゃいますので、心当たりのあるご家族はくれぐれも早めにお参りください。


さて、鶴岡八幡宮に到着したのはお昼少し前。八幡宮は父と鎌倉に行くときは必ず立ち寄る場所でした。


鶴岡八幡宮は紅葉、というよりもイチョウでしょうか。階段わきの樹齢1000年と言われた大イチョウが2010年の台風で折れた時は大きなニュースになりました。後日様子を見に出かけた時の父の台詞は、「お~、ボッキリ折れちまってるな~ししし(笑)」(^_^;)悪気はありません、念のため。


現在の様子。"ひこばえ"も大きくなりました。親の背丈まであと1000年かかるのね。。

1000年後って、どんな世の中になっているんでしょうかね。。。

ということで、北鎌倉紅葉散策はここまで。
今回のルートはアクティブだった頃の父が写真クラブでよく撮影に行っていたルートだったのです。
一年前の今頃、寝たきりの父に「鎌倉の紅葉の写真を撮って見せてあげるね」、と言ったまま、結局果たせなかった約束。

これで果たせたかな。

そして頑張った自分にご褒美♪ 八幡宮脇の「風の杜」なるカフェ。ここで和栗のパフェを頂きました。
コロナのせいで、今年は季節のスイーツをまだ頂いていませんでしたからね~。




上品な見た目に上品なお味。パフェの底にもしっかりと和栗の大きな塊があって、最後まで力を抜いていないお品です。こんなの父にも食べさせてあげたかったな~。
帰りは小町通りを抜けて駅へ。立ち食いしない父も焼きたての手焼きせんべいは店先でよく食べてたので、途中立ち寄り、しょうゆ味のぬれ煎餅と母が好きだったザラメ煎餅をお土産に買いました。



娘よ、一日お疲れさまでした!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年 北鎌倉紅葉散策 その1 ~約束は果たせた?

2020年12月05日 17時53分40秒 | 日々雑記
3日の木曜日、仕事も休みなので北鎌倉を中心に紅葉散策に出かけました。
人混みを避けるために北鎌倉駅を9時スタートでございます。
訪問先は北鎌倉の定番コース。円覚寺→明月院→建長寺→鶴岡八幡宮、というルート。この日は朝から薄曇りの冴えないお天気で、しかもやや寒。写真撮るにはちょっと光不足だな~。

実は北鎌倉をこのルートできちんと回ることって私的にはあんまりないんですよね。と言うか、年中人でごった返している鎌倉自体あんまり行かない。ただ今回は理由もあって、きちんと訪問してこよう、と少し前から決めていたのです。

スタートの円覚寺。
13世紀(北条時宗の時代)蒙古襲来で戦没した兵士たちの霊を弔うためのお寺です。



山門の内側の梁の彫刻は異なっています。なにか意味があるのでしょうね←勉強不足。


さて円覚寺の紅葉はと言えば。。。



12月3日時点ではこんな感じ。もっと陽が差せばもう少し鮮やかなのかも


個人的には、紅葉より季節の植物に目が行きます。

豪華な万両。いいですね~(^^)


40分ほど散策した後は、明月院に向かいます。
明月院は、12世紀平治の乱で戦死した山内首藤俊道の菩提供養のためにその子供が創建したお寺です。
初夏にはあじさいがてんこ盛りになる明月院も(失礼ながら)今の時期は見る影もなく、とりあえず有名な丸窓から紅葉をパチリ。


庭園内の紅葉は山紅葉(?)なので、京都の仏閣にあるようなゴージャスさはありません(あくまでも素人の感想です)。たとえ葉っぱ一枚でも美への強い主張がある(気がする)都の紅葉と、坂東武者のテイストの違いなのかは分かりませぬ。いやいやこの曇天のせいだわ、きっと。




さて、明月院で好きなのは、このお地蔵さま。

-----------------------
花想い地蔵
人は誰しも はかない花の思い出の中に生きています
大切な人との別れ、いとおしい物との別れ
そんな時 ふと目に止まった花の 
どんなにか 心を慰めてくれたことでしょうか
        いつくしみ深き 花地蔵
----------------------------

植物を育て、その花を見るまで一年はかかります。
そうして過ごした一年の様々な思い出をその花に託し、亡き人に贈ることで、一緒に過ごした時間を慈しむ。ピラミッドの昔からコロナ禍の現代まで、その気持ちは変わらないと思います。

たわわに実を付けている千両。いいですね~(^^)


こちらも40分ほど散策して、建長寺へ向かいます。
建長寺は、13世紀(北条時頼の時代)に建立された臨済宗建長寺派の大本山です。

三門・重要文化財

※本来禅寺の門は山門と呼ばれるが、建長寺では三解脱門の略として三門と称される。三解脱は涅槃(悟り)に至るために通過しなければならない三つの関門(空・無作・無相)のこと、だそうです。
※ちなみに「空・無作・無相」とは「一切の姿かたちは空であり(空)、比べるべきものなど何も無く(無相)、何も無いものに望むことなどできない(無作)」 この三門をくぐり、雑念を追い払い悟りの道に入って行く、とあります。φ(..)お勉強お勉強。。


剪定してもらった我が家のサザンカも来年はこんな可憐な花が咲くかなぁ。



で、奥にはこんな豪華な門が。。

さすがに鎌倉武士のテイストじゃないわねぇ。。この門は江戸時代に移築(1647年)されたものなのだとか。なんとも東照宮(1634年大改修)チックだと思ったら、時代が近い!

その2に続く
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする