数日前の話になりますが、11日の地元新聞にこんな記事が載っていました。
非行防止イメージソング「ALIDE」を制作!
市内で活動するポップスデュオ「ダックスムーン」が曲作りと歌を担当!
思春期の子供たちの心の葛藤を表現し、大人たちにその悩みを受け止めてほしいと願いを込めた歌・・とありました。
ちょっと気になり、是非聞いてみたいと思いました。
・・・と同時に頭に浮かんだのは、アンジェラアキの「手紙、拝啓十五の君へ」や、いきものがかりの「YELL」です。
歌を聴いてると息子たちの思春期の多感な時期と重なり、ジーンと涙が出てきてしまいます。
大人たちは、もっと子供の心の声を聞いてあげなければと思いますねぇ。
我が家にも、息子たちのその時を思い起こさせてくれる場所があります。
それは、息子の部屋の壁にちょっと凹んだ穴です。
些細なことで私とぶつかり、分かってもらえない気持ちを拳で壁にぶつけたのでしょう。
息子たちも社会人になって家を出た今、その壁の凹みを見るたびに、寂しさとともにもっと悩みを受け止めてあげれば良かった・・と申し訳なく悔やむのです。
息子の部屋の壁の凹みには、そんな思春期の思いが思い出となっていっぱい詰まってるような気がして、これからも大切な場所としてそのまま残しておこうと思っています。
もう一つ、聴くと涙が止まらなくなる曲があります。
樋口了一の「手紙~親愛なる子供たちへ~」
無条件に愛し育ててくれた母を思い、父が亡くなってからは、すっかり小さくなってしまった姿を見るたびに大切にしなければと思うのです。
※ の画像はお借りしたものです。