暑い8月も今日で終わるというのに、TVからは毎日のように大雨のニュースが入ってきます。
今日も湿度が高いの一日になりそうな気配が・・・
喜んでいるのは、この可憐な花たちだけかな?
雨だと、さすがの元気な子供たちも外遊びができず、体を持て余してゴロゴロ・・
児童館の中も子供の熱気で湿度・室温も急上昇しクーラーもドライにしてフル回転です。
昨日は気を利かせた2年生の女の子が、みんなで見ようとアニメーションのDVDを持ってきてくれました。
名作「フランダースの犬」
キャラクター者の好きな子供たちの中からは「ええぇ~いやだぁ~」という声も上がりましたが、女の子の気持ちを酌んで有無を言わせずみんなでDVD鑑賞。
物語が始まると、子供たちはどんどんお話の中に引き込まれていってじぃっ!と見入っていました。
その真剣な目に、私も一緒になって見ていると、涙線の弱い私は可哀そうな主人公ネロと犬のパトラッシュを思い何度もググッときてしまいました。
すると、1年生の男の子が突然、「○○君、涙が出てるよ」と涙を流して見ていた2年生の男の子をちょっと茶化すように不思議そうに顔を覗いているのです。
いつもだったら「うるさいっ」と怒る○○君は言い返すわけでもなく、涙をそっと手で拭い鼻をすすって見ていました。
まわりのあちこちからも鼻をすする音が聞こえてきたのです。
普段は些細なことでカァッとなり喧嘩の絶えない子たちが感動の涙を流していることにホッとし、急に可愛くなりました。
物語の最後、ネロとパトラッシュが天国に召されて行く場面では子供たちの目から純粋に感動した熱い涙が流れていました。
日々の生活の中ではどちらかというと、悔し涙を流すことの多い子たちですが、もっともっといろんな場面で感動できる心を持って成長していってほしいと思ったのです。
ロイも純粋な目をしているでしょ ねっ