robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

将棋:新人王戦&世代戦争、いよいよ

2006-10-06 13:29:58 | 将棋な私
しばらくぶりに将棋ネタ。

竜王戦が来週米国西海岸で開幕します(隔年ぐらいで海外開幕が慣例)が、その前に今日新人王戦の決勝三番勝負第一局があるので軽く紹介。

今期から新人王戦は「U-26」と称して参加資格を新ルール化して行われることになった。昔から「若いやつほど強い」のは反射神経&頭脳系スポーツの要素もある将棋界の常ではあるものの、「強すぎる若いやつ」はご遠慮いただく(タイトル保持者は除く)とか、「30まで若手ってのもないだろ」とかいろいろあって、26歳以下の五段以下で争われる形式になったようだ。

このHPの下のほうにある歴代の優勝者を見ても、決勝戦経験者の顔ぶれでビッグネームで抜けているのはなぜか新人王戦だけは縁遠かった谷川浩司ぐらいのもの。羽生森内渡邉山崎と今の棋界の大勢を作っている棋士たちは皆この新人王戦で成果を出している。まさに「登竜門」と呼ぶにふさわしい。棋戦の参加ルールが変わっても、今後も「新人王」の重みは実質的には変わらないと思う。

で、今回の決勝は横山-糸谷戦。注目は現役高校生棋士の糸谷(イトダニ)くん。

広島県の進学校に在籍しながら関西棋界からこの4月にデビュー。4月以降の成績は17-4、勝率8割超。先日も朝日オープンの本戦で中原永世十段を倒している。負け星が順位戦に2つ重なっているのは悲しい出来事(新四段の2敗は昇級確率で限りなく0に近づいてしまった)だが、それ以外の棋戦で勝ちまくっている。

大学進学も視野に入っているらしく、志望校は広大医学部とも京大理系とも言われている。しばらく前に東大法学部在学中に四段昇段した片上大輔と共に、「高学歴系若手強豪棋士」となる日も近い。

早くも一部で「ダニー」(谷川「タニー」のもじり?^_^;)と綽名もついているイトダニくん。名前を覚えておいて損はない棋士です。

最後に世代間抗争について一言。昨日の朝日オープンで若手三羽烏の1羽の阿久津五段が森内名人に勝った。来週からは渡邉-佐藤の竜王戦も始まる。この辺で「後生畏るべし」と言わしむるような成果を出してもらいたいものである。

日本女子OP:JJの失望と悲しみ & 少し昔話

2006-10-03 13:11:40 | Golf一般
すっかりJJこと張晶ファンになってしまったrobihei、しつこいですがもう一個ポストします。

この記事をGDOで発見。うーむ日本人は依然として進化してないのかあ、、、とちょっとブルーに。

昔、グラハム・マーシュという豪州の選手がいて、日本にもちょくちょくやってきて活躍した時期がある。いわゆる「渡り鳥ゴルファー」の走りで、日本でもたちまち勝ちを重ねて、1974年に連続優勝記録3試合(フジサンケイ、ダンロップ、ペプシウィルソン) なんて記録も残したりしている。

この人がファンに嫌われたんです、とっても。理由は「ただ、強すぎたから」
パーパットをはずすと拍手、競争相手のボールがグリーン周りの群集に飛び込むと、2・3秒してから「ポーン」とボールが跳ね返ってグリーンオンしちゃう、なんてことまであった。

「贔屓の引倒し」「云われなき悪役扱い」の横行、そして連続・・・当時中高生ぐらいだったrobiheiは子供心ながら日本人ファンの心の貧しさに悲しみを感じておりました。あんまり嫌われるもんだから、マーシュ自身もパットをはずして自虐的に自分から拍手した、なんてこともあった。

そのような脈絡の中、先日の女子オープンの雨の最終日を見ていた中では、TV画面から確認できる範囲内では「昔よりはましかな?」と思ってたんですが・・・確かにサンデーバック9の出だしで宮里藍がバーディーを取ったときの異様な盛上りとファンの声援振りには少々嫌らしいムードを感じましたが、現場ではそのような状況になっていたとは・・・orz

みんな、ゴルファーだけじゃなくて、ゴルフを見ようよ。

JJ/TIGER/そしてDEEP

2006-10-02 00:37:58 | よもやま話
ゴルフの話はほぼ予見していた通りなので簡単に

■国内女子(ジャンジオン=JJ 圧勝)

見た?大ピンチ13番の4打目の50yのピッチショット。聞いた?勝利者インタビュの(「皆Aiに勝たせたかったでしょうけど、でも勝ったわよ私ぃ~!」みたいな)明るいコメント。

情報が無かったので去年の全英女子もフロックかと思っていた・・・違うわ。これからJJを応援します。

横峯さくら、なんか下手になった。メンタルか、パッティングか・・・応援はするが期待はしばらくしないことにする。諸見里と共にフニャコンビですな、ちなみに元祖フニャは岡本綾子です。

■世界男子

まだ終わってませんが、多分ルール違反かスコア誤記でも無い限りタイガーの優勝は揺るがない状況に・・・これで賞金が多分1,000万$前後まで行く。

一昨年のビジェイの記録を抜いて、「プレーだけでもコンダケ稼げるんだもんね」という高みを示してほしい。目標15M$って感じ?ちなみにそれでもタイガーの年収の1割程度にしかならないようですが・・・

もはや企業の様相であるわけで、株価が付くなら毎月ストップ高ですな。

■おまけ、凱旋門賞

基本的に私は競馬はやりません。それでも思わず見てしまう今回の騒動。過剰な期待の集中が宮里藍と重ならないでもありませんが・・・どうしてハンカチ王子といい、「ちょっといい」がオーバーシュートしちゃってあっという間に「すんごくいい」になっちゃうのかね?まあDEEPはそのレベルでないことは明白ですが。

・・・・3位ですか。今日の藍ちゃんと同じですね、奇しくも。

まあ、世の中上には上が、ってことかね。