robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

W杯 前景気盛り上げ企画

2006-05-20 23:11:32 | 蹴球な私
しばらく前から少しずつ話題になっているサイトとCMのことを書いてみる。

ナイキフットボールのサイト、その名も「JOGA BONITO」
(美しくプレーしろ、という意味らしい)

ジダンの前のフランスの司令塔で、エキセントリックなキャラクターでも有名だったカントナがMCで出ながら、ナイキがスポンサーになっているブラジル代表中心の個性派キャラ(アンリとかルーニーとかイブラヒモビッチとかもいる、ちなみに)のプレイヤー達をオムニバス形式でCMともショートフィルムとも言えないような微妙な尺で紹介している。

この中でいくつかの雑誌やスポーツ紙でも話題になっているのが、ロナウジーニョが延々3分間新しいナイキのスパイクを履いて、嬉々として足慣らしをする様子が写る「ブラジリアン・ピンポン」という映像。

画像の中でリフティングをしながらペナルティエリアライン上からクロスバーに当てて⇔自分のところへ丁度戻ってくるとまたリフティング、再び蹴る⇔戻ってリフティング続ける、、、^_^; を繰り返すこと4回、画像が暗転して最後に音だけするのも入れると5回当ててる!!???というもの。
「合成か?」と周囲が訝しむ、記事になるのも無理が無い。

ナイキの曲芸系CMといえば、タイガーのサンドウェッジのリフティングからそのまま浮き球をフルショットするものが3年ぐらい前にあった。が、それもメイキングでは何度か空振りしているという話を聞いたことがある。

ロナウジーニョ曰く、「あんなのいっつもやっているから、別に特別じゃないよ」ということらしい。確かに別の映像でロナウドが「バーばっか当ててないで、ネット揺らせよ」といって直後にわざとバーに当ててゴールさせるシーンがあるので、どうやら連中はわざとやってるらしいといわざるを得ない。

するってえと4年前だったかマシュケナーダのリズムに乗って空港でブラジル代表の連中が遊んでて、最後にロナウドが蹴ったシュートが空港の乗客整理用の紐棒にあたってゴールしない・・・ハア、ってやつはワザトダッタノ・・・???

だったら何でアーセナルのゴールには入らなかったの?という突っ込みはなしとして、コンナヤツラト戦うことになる小野や川口が、うらやましいやらおっとろしいやら・・・って話はまた今度。

JOGA BONITO! JAPAN, TOO ってことで

名人戦第四局

2006-05-20 08:30:27 | 将棋な私
世の中思い通りにいかないのがお約束とはいえ、迷走する名人戦主催問題と同期するかのように名人戦そのものが盛り上がらない・・・ハァ(@_@)

名人戦の定宿である愛知県蒲郡市の銀波荘で行われた名人戦第四局、先手番森内名人が107手までで勝利。これで名人の3-1、防衛まであと1番だが、先日の表現を繰り返せば「1ブレークアップキープ」である。

1-3から挽回して七番勝負を制したタイトル戦の記録はいくつかあるが、名人戦では15年ほど前の、
中原名人(当時)-高橋九段 ●●○●○○○
のみである。今のところ谷川挑戦者から見て4局目までは同じ星並び、さてどうでしょうか・・・

世間的な評判(人気)は圧倒的に谷川乗りだが、棋力・近年の実績からくる格付け的には森内が圧倒。昨日の対局も終盤は「ガッキン!」と音が聞こえるぐらい盾が矛を封じる様子がありあり。サッカーメタファーでいうと2点リードしている森内イタリア代表が後半30分以降ずっと自陣でボールキープに入ったような展開。さしも谷川オランダも成す術なしでそのままタイムアップ、といえばご理解いただきやすい?

まあ流れを止めたところといい、3-1という実際の星勘定といい、90%ぐらい名人位が森内の近くに来ているのは否めない。でも、歴史の正しい承継を、承継をををを!とまだ拘るrobiheiである。

来期はこうなると本当に羽生が挑戦者になって「勝ったほうが十八世対決」として力づくで獲りにいかなくちゃならなくなりそう。伝統芸能の文化側面が後退して勝負事としてのタイトル争いが前面にでることになる、これも時代の流れか・・・