robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

将棋名人戦移転問題:新展開

2006-05-10 12:56:53 | 将棋な私
この記事、なんとも不可解ではあるがともかく動きが出た。

■共同開催って、本気でいってる?順位戦とか分けるの?同じ記事(棋譜ソースが同じ対局)を出させてそれぞれから契約金を取るのはどうして?1局の価値を倍にしようというのだろうか?価値が一定なら半分が理屈では・・・

■5/15期限というのは、5/26の棋士総会向けのスケジュールとして致し方ない設定なのだろうが、金の問題でもあり、文化芸能面の記事運営の問題でもあり、到底この時限で責任ある回答がでないことは素人でも理解できることでは・・・???

とまあ、いろいろ論えば切がないことではある。今確実に言えることは、将棋連盟の経営陣にとって「想定していなかった展開」になっているのであろうということ。足して二で割るような古風な仲裁策が出てきていることからも、自力で何とかしようと足掻いている状況は透けて見える感じですね。

9割以上の確率で5/26には結論が出ないとrobiheiとしては見てます。ただ、連盟経営陣が過剰な責任感から無理やりの結論を出そうとするとそれこそ団体が割れかねない本当のピンチが到来するやもしれない。

「界」「道」「盟」の原則を今一度思い出して、拙速な判断が下されて禍根を未来に亘って残すようなことだけは避けてほしい。

PS.このような最中、NHKのプロジェクトXの後釜番組で羽生善治が追っかけられているようである。棋士総会にカメラが入ることは120%ないであろうが、近日中の放送が待ち遠しい。最近の羽生の不調は将棋界の動揺と相関関係が強くあるように思えて仕方がないので、それも含めて確認できるといいなと思う今日この頃である。