里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

シコクカッコソウの花

2012年04月23日 | 庭の山野草
今、シコクカッコソウが4種類咲いているが、よく見ると花は2階建てで、クリンソウ
(九輪草)流に言えば、“2輪草”といった感じの花のつき方をしている。
サクラソウの仲間は花が小ぶりで、しかも可愛い!
四国濃色紅小町
伊予紅白 花

シコクカッコソウ(サクラソウ科、サクラソウ属)
愛媛県や徳島県で山地の林内に自生する多年草。 草丈は10~20cm。
長い柄の先に径が5~12cmで広円形の葉をつける。 基部は心形。
葉の縁は浅く裂けていて表面には皺があり、葉や葉柄や花茎には毛がある。
花期は4~5月で、長く伸びた花茎の先端に径が2~3cmで紅色の花を5~10個
つける。 花弁はハート型で基部はつながっていて筒型。
〔名前の由来〕
カッコソウの仲間で、愛媛県などに自生するのでシコクカッコソウと名づけられた。
カッコソウについては、
 ・郭公の鳴く頃に咲くから“郭公草”と名づけられた。
 ・鞨鼓(鼓の一種)に似ているから“鞨鼓草”と名づけられた。
 ・花の色が紅色なので、勝れた紅色の草という意味で“勝紅草”と名づけられ、
  それが訛って“カッコソウ”となった。
などの諸説があるそうだ。


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