里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

キビヒトリシズカの花

2012年05月13日 | 庭の山野草
ネットで、ヒトリシズカを調べていたら重井薬用植物園のHPに、
ヒトリスズカは、良い香りがする為に、乾燥してお茶として飲んだり、若葉を
 山菜として食べたりする』
キビヒトリシズカは更に香りが強く、特に根はむせ返るほど強い香りがする』
と、載っていた。

お茶などにして飲む興味はないが、香りに興味が湧いたので、早速香りを嗅いでみると、ヒトリシズカキビヒトリシズカの差は定かではなかったが、両方共に全草良い香りがした。
我が家の山野草の中では、ウスバサイシンカンアオイに近い香りで、いずれもクスノキの香りに良く似ている。
香りを放つ理由は、害虫を忌避させる為ではないかと感じるが、植物もなかなか複雑だ!

ヒトリシズカとの相違点は、
 ・葉が展開してから花を咲かせる。
 ・葉の光沢が少ない。
 ・花糸(雄しべの葯を支える柱状部分)が長い(倍くらいで、約1cm)
などだそうだが、我が家のヒトリシズカの差は微妙で、私のような素人は判断に困ってしまう!
キビヒトリシズカヒトリシズカ

キビヒトリシズカ、吉備一人静(センリョウ科、ヒトリシズカ属)
近畿地方以西で、林内の半陰地に自生する多年草。 草丈は20~40cm。
葉は、2枚ずつ、通常2対が対生する。 広楕円形で粗い鋸歯があり、光沢がない。
花期は5~6月で、茎の先に通常1本の穂状花序を伸ばし、多数の花をつける。
一つの花には、3本の花糸(雄しべの葯を支える柱状部分)と、その根元に緑色の雌しべが付いているだけで花弁は無い。
〔名前の由来〕
岡山県吉備で発見され、白い1本の花穂を静御前に例えて吉備一人静と名付けられた。


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