里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

ゴーヤの花の臭い

2010年07月22日 | 野 菜
梅雨明けと共に、畑では夏草がグングン伸びている。
仕方無しに草とりを始めたが、大汗を掻くやら蚊の大軍に襲われるやら、散々な目に遭
わされた!

畑では、いまゴーヤが花盛りだ。 東京に住む娘から貰った種を播いておいたものだが、
2~3個実を着けている。
 
〔垣→実〕
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このゴーヤ、近づくと花のにおいが臭い! 生臭い独特の臭いで栗の花の臭いに似て
いる。
栗の花は、その臭いが男性の精液に似ている事から、精液の事を隠語で“クリの花”と
呼ぶそうだが、沖縄では“ゴーヤの花”と呼んでいるかもしれない?

それにしても、咲いている花は雄花ばかりで、雌花は1個しか見つからなかった。
この世界も圧倒的に女性の方が有利らしい!
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雄花→横顔雌花→横顔

この苦い実を使った“ゴーヤ・チャンプルー”がTVで「身体によい」と報じられて以来、
我が家でもご多分に漏れず「身体に良いから食べなさい!」と勧められているが、
これだけは断固断っている!
しかし、バナナと生のゴーヤと牛乳で作ったらしいジュースは不思議にも苦さが弱い
ので、お付き合いで飲んでいる。 何もこんな苦いものを無理をして食べなくても他に
幾らでも食材があると思うのだが、口に出しては言えない…!

ツルレイシ、蔓茘枝(ウリ科、ツルレイシ属)、別名:ニガウリ、ゴーヤ
原産地は熱帯アジアだが、日本では九州南部以西で食用として多く栽培されている。
ツル性の一年草で、生長すると4~5mに達する。
熟す前の緑色の果実は食べると苦いが、ビタミンCを多く含む事から食材として広く用
いられている。
特に、豚肉や豆腐と一緒に炒めた沖縄のゴーヤ・チャンプルーは、食欲の減退する夏場
の栄養補給に格好のメニューとして有名だ。
〔名前の由来〕
ツル植物で、ムクロジ科の果樹レイシの果実(イボで覆われ、熟すと仮種皮が甘くなる)
に似ている事から“ツルレイシ”と名づけられた。


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