里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

ハマボッス(浜払子)

2009年06月28日 | 庭の山野草
我が家で、ひと月ほど前に咲いたハマボッスに実が稔った。
名前の由来は、
海岸近くに生え、実の形が禅宗の僧侶が使う払子(ホッス)に似ている事から名づ
けられたらしい。

払子といえば、元々はインドで獣毛や麻などを束ねて柄をつけ、蚊や蝿を追い払う
為に使っていたもので、それが中国に渡り禅宗で説法時に威厳を正す為に使われ
ていたという。 言われてみると、形が似ていなくもない。

このハマボッス、山で咲くオカトラノオと共にサクラソウ科オカトラノオ属だというが、
余り似ているとは思えないし、ましてあの艶やかなサクラソウには凡そ似ていない。
ハマボッス(サクラソウ科、オカトラノオ属)ハマボッス(花)アップ
オカトラノオ(サクラソウ科、オカトラノオ属)オカトラノオ(花)アップ



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