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古きよきもの

今日のご住職さんのお話ではお葬儀は昔は皆で行うものだったと語っていました。

太鼓や鐘、銅鑼。念仏をとなえる人。そこに僧侶の読経、引導。

龍頭という役割の人が先頭を歩き、そのあと皆が行列をくむ。竜の胴体は列をくむそれぞれ個人だというわけです。
なんとも重々しく意味深いことでしょう。

竜にのって個人の魂も昇華する

今は会館中心のお葬儀になり、自宅葬はほぼ行わなくなってきています。
便利さの中にはどこか儀式がなくなる寂しさがあるようにも思えます。人とのつながり、地域のコミュニティが希薄になる社会。

またコロナ禍によりもっと略された葬儀へと移り変わっていき、コロナが収束したとしてもこの流れは定着してしまうかもしれません。

新しい時代。

そんな時代でも遺すべきものはきちっと遺せる社会であってほしい、そのように思います。
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