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沙門の法話

一僧侶の日常の思いを語る

アンチエイジング

2025-03-01 17:58:09 | 日記

人は年をとると今までできていたことが出来なくなってしまします。悲しいかな。

どんなに優れたマシンでも経年劣化で快調に走れなくなるように細胞は若返りはしないというこの世の法則に従わなくてはなりません。

ただ私が出会う人の中には年を重ねても衰えを感じさせない人もいます。そういう方は年齢よりもとても若く見えます。そして考え方も若い。言っていることも若い。

もうそうなると年齢や衰えも関係なくなってきます。

私はそれを目指しています。事実、走ることは数年前よりも速くなっています。気持ちの面が大きいですがコロナ禍で萎んでいたマラソン熱が見事に復活しました。

毎朝のランニングもけっこうな負荷で走り切ります。最後の一キロはほぼ全速力です。

これがだいぶ上がってきています。だからある意味、毎朝が楽しみになってきています。調子がよければベストがでるかもしれない。そんな思いで走っています。

私の場合は神社とお寺をお参りに行っているのでしなくてはいけないという思いが普通よりも強いからできているのかもしれません。

これが単にトレーニングというのなら多分、毎朝はできないことでしょう。

自分の顔を鏡で見ると皺もシミもふえました。髪も髭も白髪がまじっているのが短くてもわかります。

もし、自己ベストを大会でだせればそれはそれでよくやったと自分を褒めてあげようと思います。


日々是好日

2025-02-28 17:23:07 | 日記

目が回るような一日も一日。またすることがゆっくりであまり忙しくない日も同じ一日。

私はお休みの日に家でゆっくりする一日もそれなりに好きです。

でもそんな一日が無事に終わるかどうかが重要だと思うのです。あのどんなに優れていたとしても取返しのつかない何かがおきてしまえば一日中何もしない退屈で無気力な一日のそれ以下になってしまうのです。

ミスは不思議です。普段はしないだろうと思うことをしてしまいます。これは本当にどんなに慎重に確認したとしても間違える時は間違えてしまうのです。

それでうまくいかなくなりそうでどうにかうまくいくみたいな一日が一番いい一日なような気がします。

気持ちもしまっているし、なんならありとあらゆるものに感謝したくなるし、普通がこんなにありがたいことなのかと思えるからです。

さて今日の一日は普段よりも忙しくなく、それで少し意外なミスをしてしまったなんだかモヤっとしたけどまあ、それなりでいいかと思えた一日です。

いくらでもやり直しがきくならもうそれが一番だと思います。


薄味

2025-02-27 18:32:47 | 日記

大きなことをしなくても普通のことがけっこう意味がある。

離れ業みたいなダイナミックなことよりも地味な努力にまさるものはない。

サプライズで驚かせて喜ばせるよりも普段の何気ない気遣いの方が本当はうれしい。

あまりめったに食べない御馳走よりも普段の食べなれたおいしいものの方が満足感がある。

おにぎりは正直、具材的にはそれほど高価なものをつかっていません。でも何故、美味しく感じるのかは多分ソウルフードだからだと思います。

言葉は悪いですが美人は三日であきる、ブスは三日でなれる。

これは美人ほどヒステリックだとよく言われています。

だから私の妻はすぐ怒るのか。

冗談です。

私の一番の御馳走は妻の手料理です。薄味で調度いい。

最近はなるべく小さなことでもきちんとありがとうと言おうと思っています。

多分、そんな日々が一番幸せだったと思う時がくるから。

少しづつ暖かくなってきました。やはり私は冬の方が好きかもしれません。花粉、嫌だ。

 


ブレない

2025-02-26 19:29:08 | 日記

最近の自分の指針としてはどんなきつい仕事でもブレないということです。

やれることにはかぎりがあります。だからマラソンの一定ペースのように焦らずできることを黙々とこなすことが必要だと思うのです。

そうすると意外と楽に仕事をこなすことができます。つまりは仕事の半分は精神の部分もあるということです。

まず精神の方が参ってしまってなかなか仕事までたどり着けないパターン。

また仕事をしていても精神がやられてしまってうまくこなせないパターン。

うまくできないと悪循環をおこしてしまってどんどん嫌になるパターン。

つまり精神さえブレなければどうにでもなるのがほとんどの仕事だと思うのです。

これが出来ないのならこうする。自分にはできないのなら他にたのむ。

そこまでは無理でも違うところでカバーする。とりあえず最後がまとまればそれでいい。

経験上、何もなくうまくいきことはそうはありません。臨機応変に対処できる精神の柔軟性が必要なのです。

ブレない、まるで山のように。

風林火山ですかね。


リフレッシュ

2025-02-25 19:11:42 | 日記

どんなに疲れていても、寝不足でも、天候不順でも毎朝走ります。 もちろんどうしても走りたくない時もあるのです。

でも走ります。 そうすると脳内が活性化されて次第にいいアイデアが浮かんできたりします。 また仕事の段取りをこの時間を利用して頭の中で整理します。

太陽が昇るのをながめると今日一日頑張ろうと思う気になれるのです。 

もし幸せとはという問いがあったら何気ない毎日と答えます。 何もないことがいかに幸せなことか。

暖かい布団、満足できる食事、安心できる家。 それさえあれば本当は充分なのかもしれません。

時々、朝会うランナーの知り合いは二か月くらい怪我で走れない状態でした。 それがこの前の復帰戦でいきなりすごい記録をだしてハーフの部門2位になっていました。 多分、走れない期間がかえってリフレッシュになったのだと思います。

人生も何が幸いするかわかりません。