2020@TOKYO

音楽、文学、映画、演劇、絵画、写真…、さまざまなアートシーンを駆けめぐるブログ。

■八月句会(その二)

2009-08-09 | ■俳句
(昨日からのつづき)

  さて、わたし自身、参加するのは今回で三回目なのですが、この句会自体は百二十回以上も開催されています。月一回の集まりですから、単純に計算しても十年はつづいているわけです。

  わたし以外の出席者は、ほとんどが昔からの会員で、やはり皆さん驚くほど上手い句を詠みます。そんな方々が選ぶ句がどんなものか…、三回目にして次第に傾向が分かってきたような気がします。

  それはともかく、今回は選者の方が、私の句の中から二句、特選に挙げてくれました。しかも、ひとつは席題によるもの。昨日も書いたとおり、席題は当日句会にて師匠から示された題を即興で詠むため、考える時間がありません。これが、特選になったのは、わたし自身とても嬉しいことでした。その句は、次のものです。席題は「急」でした。

  里山に 月よ急げや 晩夏の宵  白竜子

(つづく)
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