2020@TOKYO

音楽、文学、映画、演劇、絵画、写真…、さまざまなアートシーンを駆けめぐるブログ。

■ショパンひみつメモリ

2010-05-27 | ■芸術(音楽、美術、映画、演劇)
  ショパンひみつメモリというアイテムをご存知でしょうか?2MGのUSBにショパンの楽曲をCD5枚分も収録、さらにバイオグラフィーや楽曲解説などが収録されています。

  ビートルズやマイケル・ジャクソンのUSBはすでに発売されていましたが、クラシック音楽のUSBは、このショパンひみつメモリが初めてです。先日のラ・フォル・ジュルネの会場限定で先行販売され、大反響を呼んだそうです。現在は、CDショップや楽器店で入手することができます。

  ポップス、歌謡曲からロック、ジャズ、クラシックまで、幅広い音楽ジャンルをカバーしているCDジャーナル誌のウェブ・マガジンに、ショパンひみつメモリの記事が載っていますのでURLをご紹介します。

  ここにも記されているとおり、このUSBに収録されている文章の筆致はじつに面白く、従来のきまりきった音楽評論や学者の論説とは全く異なる新しい世界が展開します。

  http://www.cdjournal.com/main/cdjpush/frederic-francois-chopin/2000000550
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■岡林信康 コンサートツアー2010 INTRODUCTION

2010-05-23 | ■芸術(音楽、美術、映画、演劇)
  先週末、Zepp Tokyo にて行われた岡林信康のライブに行ってきました。Zepp Tokyo は、3月のボブ・ディラン以来ですが、ディランがすし詰めのスタンディングだったのに対し、今回のライブは着席という形式でした。聴衆の高齢化に対応するためだということですが、ディランの観客も団塊世代を中心として、かなり高齢化が進んでいたにもかかわらず(自分も含めて)、普通にスタンディングで持ちこたえていました!

  主催はDISK GARAGE で、企画はこれに加えて文化放送とぴあという布陣でした。

  ライブは1部と2部に分かれていて、1部はエレキ、2部は弾き語りとエンヤトットという構成で、山下洋輔がゲストとして参加していました。

  1部、2部ともに従来の有名曲に加えて、美空ひばりの曲が数多く歌われ、これまでの岡林のライブとは趣の異なる雰囲気となりました。

  CDなどと共にロビーで販売されていた「岡林信康読本」の売れ行きも好調なようで、熱気溢れる週末となりました。
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■岡林信康読本 ついに発売!

2010-05-21 | ■芸術(音楽、美術、映画、演劇)
  待ちに待った岡林信康読本がついに発売されました。表紙と口絵の写真は浅井槇平さん。素晴らしい出来栄えです!

  ぼく自身は初期の企画から参加していますが、以前にもブログで書いたとおり、実際の編集を推進したのは先輩の原田英子さんです。よくもここまで貴重な記事を集め、許諾手続きなど煩雑な作業をやり遂げたものだと思います。改めて、尊敬と共に感謝いたします。

  書き下ろしエッセイは浅井槇平さんとぼくの2本、ぜひ読んでください。
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■ヘミングウェイの流儀

2010-05-20 | ■文学
  書店で「ヘミングウェイの流儀」という本を見つけて早速購入しました。

  帯のコピーはこんな感じです。『愛用品が語る誰も知らなかった文豪  遺された作品と、一万点に及ぶ遺品、領収書、写真、手紙類の吟味から浮かび上がってきた、まったく新しいヘミングウェイ像』。

  ページを開くと目に飛び込んだのはアバクロのサンバイザー!ちょうど、同じメーカーのポロシャツを買ったばかりだったので、思わず嬉しくなりました。
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■井上陽水 02年 フジロック ライブ

2010-05-19 | ■芸術(音楽、美術、映画、演劇)
  すでにご存知だと思いますが、YouTube に上がっている井上陽水の02年フジロック・ライブはかなりスゴイです。ギター1本から始まる「傘がない」で一気に聴衆の心を鷲づかみにした後は、ピンク・フロイド並みのサウンドで「最後のニュース」を歌う。ベーシストが感極まって涙する場面には思わずもらい泣きでした。
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■スイングジャーナル休刊

2010-05-18 | ■芸術(音楽、美術、映画、演劇)
  ジャズ・ピアニスト、ハンク・ジョーンズの訃報と共に、スイングジャーナル休刊のニュースが届きました。

  1971年8月号(表紙はニーナ・シモン)以来の読者であったばかりでなく、ここ数年、同誌に記事を書いていた者としては、断腸の思いです。明後日20日発売の6月号に、リニー・ロスネスとダン・ニマーの記事を書きました。これが、最後の原稿になってしまいました。  

  60年以上にわたり、常にジャズ雑誌の頂点をきわめてきたスイングジャーナルのことですから、コンテンツ・アーカイブの量も尋常ではないでしょう。なんとかウェブなどで復刊することはできないのでしょうか?iPadに特化した展開など、まだ可能性は残されているような気がします。
      

  
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■京懐石 その七 京大和 翠紅館

2010-05-16 | ■世界のグルメ
  昨日ご紹介した強力のあとに、赤飯とお吸い物がつづくのですが残念ながら使える写真がありませんでした。

  というわけで、それを飛ばして果物へ。

  オレンジ 西瓜 ブルーベリー、リングゼリー レモン蜜 バイオレットゼリー
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■京懐石 その六 京大和 翠紅館

2010-05-15 | ■世界のグルメ
  メイン料理とも呼ぶべき強力です。

  和牛冷しゃぶ 胡麻たれ掛け 京水菜 野菜スティック
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■ツイッター

2010-05-14 | ■エッセイ
  昨日より、ツイッターとブログを連動させました。一日にツイッターでつぶやいたことが、まとめてブログに反映されます。
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■京懐石 その五 京大和 翠紅館

2010-05-14 | ■世界のグルメ
 
  本日は、焼き物。

  サーモン西京焼き 鰻八幡巻き 四十日芋松葉刺し 紅白白髪葱 はじかみ
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■京懐石 その四 京大和 翠紅館

2010-05-13 | ■世界のグルメ
本日は焚合です。

ディティールは以下のとおり。

長芋白煮 寄せ鯛の子 絹さや 木ノ芽

さらりと品のよい味わいどおりの写真にしてみました。
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■京懐石 その三 京大和 翠紅館

2010-05-12 | ■世界のグルメ

  本日は、鯛、鮪、あしらい一式と記されたお造りです。
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■京懐石 その二

2010-05-10 | ■世界のグルメ
    
  椀盛―金箔を強調し、妖しい雰囲気で写してみました。

  清汁仕立、蛤しんじょう、逢餅、紅白鶴亀、木の芽、金箔。
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■京懐石 その一

2010-05-10 | ■世界のグルメ
  
  姪の結婚式で京都に行きました。若者たちが創意工夫を凝らした清々しい式でしたが、さすがに京都の旧家の令嬢らしく、式場に選んだのは京大和という大料亭。かつては翠紅館(すいこうかん)という名で歴史は古く室町時代にさかのぼる名跡です。幕末時代には三条実美や坂本龍馬も足を運び、史実によると文久3年(1832年)の1月27日、この場所に武市半平太、井上聞多、久坂玄瑞らが集い、同じ年の6月17日には桂小五郎、真木和泉守が会合を開いたそうです。

  幕末時代の歌人、熊谷直好による翠紅館八景には嵐峡春花と題した歌が残されています。「かしこくも 君がながめにかかるとは 知るや嵐の遠山桜」。

  本日より一日一品づつ、ここで供された京懐石をご紹介します。いままで体験した結婚式での料理の中では最高ランクのものであったばかりでなく、東京で食した幾多の懐石料理の味を完璧に凌駕する逸品でした。

  本日は、オードブルと呼ぶべき祝肴。ディティールは以下のとおりです。

  葡萄豆蜜煮、紅白手網寿し、厚焼玉子、諸子甘露魚、海老旨煮、子持若布、一寸豆、揚稲穂。
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■岡林信康 吉祥寺ロック・ライブ

2010-05-07 | ■芸術(音楽、美術、映画、演劇)
  昨夜、岡林信康さんのライブが吉祥寺のスター・パインズ・カフェで行われました。

  ロック形式ということで、電気ギター、電気ベース、さらにドラムというリズム陣が入り、いつもの平野融さんと岡林さんはアコースティック・ギターという編成でした。

  「霧のハイウエイ」「今日をこえて」「山谷ブルース」など、往年の名曲に加えて、美空ひばりさんの愛唱歌、さらには岡林さん作による美空ひばりんの「月の夜汽車」、最近話題となっている「レクイエム=麦畑のひばり」なども演奏されました。

  驚いたのは、「友よ」「私たちの望むものは」と並んで封印したと思っていた「それで自由になったのかい」を歌ったこと。これには本当に驚きましたが、まったく今現在の状況にぴったりの歌だと改めて感心しました。

  ロック仕立てのエンヤトット「虹の舟唄」も絶好調、こうなると「岡林信康読本」の発売がますます待ち遠しくなりますね。
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