2020@TOKYO

音楽、文学、映画、演劇、絵画、写真…、さまざまなアートシーンを駆けめぐるブログ。

■煙事 銀座

2010-06-03 | ■世界のグルメ
  銀座にある「煙事」が5月25日に十周年を迎えました。屋号が示すとおり、この店はシガー・バーなのですが、供される料理の基本は、まさに絶品と呼べる燻製の数々なのです。

  写真はワインのつまみに注文している定番の品ぞろえですが、すべての品詞のあたまにスモークという言葉を置けば世界が拡がります。

  スモーク・チーズ、スモーク・タコ、スモーク・沢庵、スモーク・鴨、スモーク・エッグ……。タバコが嫌いな私がシガー・バーに居る! それは、これら燻製料理の香ばしさの虜になったからです。
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■京懐石 その七 京大和 翠紅館

2010-05-16 | ■世界のグルメ
  昨日ご紹介した強力のあとに、赤飯とお吸い物がつづくのですが残念ながら使える写真がありませんでした。

  というわけで、それを飛ばして果物へ。

  オレンジ 西瓜 ブルーベリー、リングゼリー レモン蜜 バイオレットゼリー
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■京懐石 その六 京大和 翠紅館

2010-05-15 | ■世界のグルメ
  メイン料理とも呼ぶべき強力です。

  和牛冷しゃぶ 胡麻たれ掛け 京水菜 野菜スティック
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■京懐石 その五 京大和 翠紅館

2010-05-14 | ■世界のグルメ
 
  本日は、焼き物。

  サーモン西京焼き 鰻八幡巻き 四十日芋松葉刺し 紅白白髪葱 はじかみ
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■京懐石 その四 京大和 翠紅館

2010-05-13 | ■世界のグルメ
本日は焚合です。

ディティールは以下のとおり。

長芋白煮 寄せ鯛の子 絹さや 木ノ芽

さらりと品のよい味わいどおりの写真にしてみました。
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■京懐石 その三 京大和 翠紅館

2010-05-12 | ■世界のグルメ

  本日は、鯛、鮪、あしらい一式と記されたお造りです。
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■京懐石 その二

2010-05-10 | ■世界のグルメ
    
  椀盛―金箔を強調し、妖しい雰囲気で写してみました。

  清汁仕立、蛤しんじょう、逢餅、紅白鶴亀、木の芽、金箔。
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■京懐石 その一

2010-05-10 | ■世界のグルメ
  
  姪の結婚式で京都に行きました。若者たちが創意工夫を凝らした清々しい式でしたが、さすがに京都の旧家の令嬢らしく、式場に選んだのは京大和という大料亭。かつては翠紅館(すいこうかん)という名で歴史は古く室町時代にさかのぼる名跡です。幕末時代には三条実美や坂本龍馬も足を運び、史実によると文久3年(1832年)の1月27日、この場所に武市半平太、井上聞多、久坂玄瑞らが集い、同じ年の6月17日には桂小五郎、真木和泉守が会合を開いたそうです。

  幕末時代の歌人、熊谷直好による翠紅館八景には嵐峡春花と題した歌が残されています。「かしこくも 君がながめにかかるとは 知るや嵐の遠山桜」。

  本日より一日一品づつ、ここで供された京懐石をご紹介します。いままで体験した結婚式での料理の中では最高ランクのものであったばかりでなく、東京で食した幾多の懐石料理の味を完璧に凌駕する逸品でした。

  本日は、オードブルと呼ぶべき祝肴。ディティールは以下のとおりです。

  葡萄豆蜜煮、紅白手網寿し、厚焼玉子、諸子甘露魚、海老旨煮、子持若布、一寸豆、揚稲穂。
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■臥龍・三軒茶屋

2010-04-08 | ■世界のグルメ
(C)ayapico  

  画龍点睛は「がりょう」と読みますが、三軒茶屋にあるラーメン店・臥龍は「がりゅう」と読みます。

  私の龍の字が入っているので以前から気になっていたものの、数週間前の昼食時に訪れ、それ以降はヤミツキになりました。昼時、ラーメンを食べながら、壁面に並ぶ焼酎のボトル群を眺めているうちに、いつか夜に来ようと決意したものでした。

  というわけで、気温が一気に下がり小雨模様の昨晩、仕事の帰り道に一人で寄ってみました。

  携行していた i-Phone で撮影したものの、あまり良い出来ではなかったので、ウェブ上に掲載されていた ayapico さんの写真を無断で拝借しました。今度、自分で撮影したらすぐに差し替えます。

  まず焼酎は「克」という銘柄が美味いです。何でも「魔王」を仕込んだ人が作っている酒らしく、名は体を表すとでも言いたげな骨太の味。つまみはチャーシューですが、これが鳥のモモ肉とムネ肉、さらに炙り叉焼と3種類あります。炙りは昼のラーメンで食べているので、モモとムネを食べました。両方とも絶品ですが、どちらかといえば、ムネのサッパリ感が「克」には合います。

  仕事場とはいえ、地元の飲み屋に寄って常連客と話をするなど、過去の僕には考えられないことですが、気がつくと、昨日はじつに牧歌的なコミュニティーの輪に入っていました。歯科医、カメラマン、ウェブ・デザイナーなど、ヒトクセ・フタクセの常連客は皆さん気持ちのよい人ばかりで、この年になってはじめて、人間っていいなあ!とつくづく思いました。

  この店の最高のご馳走は、若く、明るく男らしい店主の存在です。彼と話すだけで、幸せになる。この店のラーメンのスープのように、サッパリしていながら、なかなか奥の深いコクを感じさせるのです。
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■ i Phoneが写した五反田の寿司

2010-03-12 | ■世界のグルメ
(C)Ryo

  五反田には数軒の寿司屋がありますが、贔屓にしている店の売りは「親方が米生産農家の倅」というものです。

  売り文句のとおり、この店の米(シャリ)はじつに美味い。写真は、ランチタイムの「魚沼」というメニュー。まさに、魚沼産コシヒカリの饗宴を味わえます。

  
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バロック風ディナー

2008-08-31 | ■世界のグルメ
■PENTAX K10D smc Limited 21mm (C)Ryo

  ベネデット・マルチェッロが書いた「当世流行劇場」、とりわけ本書に掲載されている小田切慎平さんの素晴らしい解説を手がかりに進めてきたヴェネツィア・バロック音楽の話が一段落したところで、わが家の夕食をバロック風の色彩感で撮影してみました。

  時代考証もなにもあったものではありません。18世紀ヴェネツィアの人びとがどんなものを食べていたのか…そのことには詳しくありません。

  ただ、5回にわたる連載の中に流れる空気を料理に投影すると、この写真のようになるのではと考えました。

  あとは、マルチェッロやヴィヴァルディ、アルビノーニたちの音楽が流れていれば万全です。

  (前述のとおり、「ベネデット・マルチェッロとヴェネツィアの音楽」の連載は、ほとんど「当世流行劇場」、とりわけ小田切慎平さんの解説を話のネタとしております。ご興味のある方は、ぜひ本書をお読みになるようお薦めします。本書は未来社から発行されています)。
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パルミジャーノ・レッジャーノとサラダ

2008-08-26 | ■世界のグルメ
■Konica Digital Revio (C)Ryo

  この手のサラダ、日本で食べたくてもなかなかお目にかかれません。ドサッと盛って、チーズも大判振る舞い!

  これを食べたあと、体の中の血液がサラサラと流れる音が聞こえてきそうな一品です。

  
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3種のパスタ

2008-08-25 | ■世界のグルメ
■Konica Digital Revio (C)Ryo

  これは、日本でもおなじみのゴルゴンゾーラのペンネ、ジェノベーゼ(バジル風味)のパスタ、トマトソースのペンネを盛り合わせたもの。

  盛り合わせの妙と言いましょうか、いかにも美味しそうな風情です。日本にあるイタリアン懐石のようなものは、どうもしっくしきません。女性向けに上品に盛られたイタリアン懐石には、アドリア海の潮風を感じません。この3種のパスタ、上品な盛りつけとは言えませんが、ある種の荒々しさの奥に潜む料理本来の力のようなものを感じます。

  
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サーモンのタリアッテレ

2008-08-24 | ■世界のグルメ
■Konica Digital Revio (C)Ryo  

  番外編としてアップしておきます。ここはホイリゲではありません。撮った季節も異なります。

  ここは地元の人しか知らないウィーンのイタリア料理店。美しいガーデンで食事ができる仕掛けになっています。

  本日は、サーモンのタリアッテレをご紹介します。パスタそのものは超アルデンテで、私にはちょっと重すぎました。

  とはいえ、昨日のブログと同じく、やはり自然の空気の中でいただく料理こそが最高の味わいを与えてくれます。(番外編つづく)
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これが全景!

2008-08-23 | ■世界のグルメ
■Konica Digital Revio KD400Z (C)Ryo

  パーツごとに見てきましたホイリゲの料理、これが全景です。一週間お付き合いいただき、ありがとうございました。

  ドイツ料理に豚肉(Schweinefleisch)は欠かせません。日本でも有名なのはアイスバイン(Eisbein)、塩漬けにした豚の足の骨付き肉を柔らかく茹でた料理です。これには、先日ご紹介したザウアークラウトが付け合せに使われます。

  片仮名で書くと全く同じアイスバインですが、ドイツ語のスペルではEisweinというものがあります。ドイツ最高クラスの貴腐ワインの名称で、凍結した葡萄が原材料となります。甘口のドイツワインがお好きな方なら、よくご存知だと思います。

  これで料理は揃いました。最後に、写真ではご紹介できない最高の味付けがあります。それは、このホイリゲ全域に流れる清涼な空気。大自然の中で大自然の賜物を授かる、やはり私たちは、何が何でも元気で生きていなければならないのです。

  
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