Rin's Table

結婚を機に福岡から上京。趣味の食べ飲み歩きを中心に記録(ひとりせんべろ~グランメゾンまで)

Maison Cache-Cache(2013.07dinner)

2013-07-26 |   〃  (新宿・文京・中野区)
夏は、フレンチには必ずしもいい季節とは言えないのですが、夏ならではの食材もあります。その一つがエクルビス。ザリガニのことです(阿寒湖産)

Ch. Prieuré-Lichine 2002(シャトー・プリュレ・リシーヌ)
(格付)第4級(AC)Margauxマルゴー(作付比率)CS 56% ME 34% PV10%
(セカンドラベル)シャトー・ド・クレールフォン
我が家はマルゴーに対してはどちらかと言うと距離を置いています。シャトー・マルゴーに対して「あれ?」と思うことがあったのが主な原因だと思うのですが、なんとなく、日本では実力より人気がインフレーションしているというのが印象。しかし、このワインはとてもいい印象をもちました。第一の理由はアロマ。開栓直後からはっきりとしたアロマを確認することができました。ワインは、目、鼻、舌で楽しみたい。熟成を予期させる土埃の香りが素晴らしい点で、テンションはあがります。その上、口に含んだ時の繊細さが印象的でした。酸味も時間とともに甘くなり、変化を楽しめた点でも合格点。正直、3級のCh. Palmerよりいいかもとまで思いました。このシャトーは名前(Prieuré)にあるようにかつてはベネディクト修道院の建物で、ずっと「Prieuré Cantenac」として知られたいたそうです。理由は、MargauxのCantenacにあるから。それを1952年にワイン法王と呼ばれたAlexis Lichineが買い取って、名づけ直したもの。Alexis Lichineの死後、1990年にBallande家に買い取られました。
調べてみると、かなり川沿いにあるシャトー。

白ワイン~  ダー~ドイツビール
←調理前動いてます
シェア前菜追加 エクルビス(先日、アラジンでいただいたのとは違って、オーダーしてから茹でたエクルビスを、そのまま、またはエキスの入った特製マヨネーズでいただくというもの。濃厚味噌をシンプルに味わえてこれはこれで美味)

前菜 (私)ツブ貝、ウド、マッシュルームのフリカッセ エスカルゴバター風味のパイ包み焼き  

前菜(ダー) 本日の鮮魚(コチ)とアサリのマリネ

メイン(私) 南部鶏胸肉のハムとグリュイエールチーズ包み焼き コルドンブルー風 (ダー)豚ロース肉のグリエ トマト、エシャロットヴィネガー香草風味

追加オーダー~普通、コンテチーズというと、12ヶ月か18ヶ月ですが、珍しい48ヶ月。ウィスキーと同じで長い熟成を経たコンテは優しい味になっていました。

デザート(私) 紅茶のクレームブリュレ(ダー)柑橘類のカンパリ風味のテリーヌとヨーグルトシャーベット

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和食懐石+フレンチワイン

2013-07-26 | ワインほか洋酒
前夜はいつも食堂代わりに使用している、和食懐石(六本木)にダーの香港客を招いて
今の季節は鱧(ハモ)に鮎に、ウナギですね。
お酒が飲めない方だったのですけど、私達は飲むので通常通りワインをオーダー
 
Chateau du Vieux Guinot 2010(シャトー・デ・ヴィユー・ギノ) 
(格付け) AOC Saint Emilion Grand Cru(作付割合) メルロー70 %カベソー10% カベフラ 20% (セカンド)Les Fiefs du Vieux Guinot

今まで東京で寿司懐石とか、和食とか高くてとてもと思っていたのですが、最近ファッション雑誌とかグルメな人が紹介するもので、麻布十番とか、東麻布におまかせコースが手頃にある店が結構あるようなので、要チェック。カウンターで板さんと会話して日本酒チビチビいいですよね。