疾風怒濤の80年代

日本中が熱い風に包まれていた1980年代
そのころの音楽・映画・テレビなどを語る30代のための
広場です!

ジョアン・ジルベルト 2003年東京公演

2006年06月02日 19時27分02秒 | 洋楽
そのジョアン・ジルベルトの東京公演は、本当に素敵な公演でした
5000人入る 東京フォーラムAホールの中心に、ギターを持ったジョアンが
一人座り、囁くように「イパネマの娘」「黒いオルフェ」なども名曲を
唄うのです。本当に素敵な空間でした。

ただ、コンサートはブラジル人らしいものでした。
なにしろ開演時間になっても全然始まらず、「アーティストは今、ホテルを出るところです」というアナウンスがあり、それから10分ごとに
「今どの辺です」
「今建物の下まで来ています」
「楽屋でみずを飲んでいます」みたいな実況が入り、
45分ほど遅れてスタートしました。

見ている我々も「まあブラジル人のおじいちゃんだから仕方ないか・・。」という
感じで、出てきたときの拍手といったら・・。そりゃすごかったですよ。

で、コンサートの終盤で、
いきなりギターに突っ伏して20分も動かなくなるんです。
はじめは感動して泣いているのかと思ったのですが、
20分微動だにしないから
「死んだ?」みたいなささやきが各所から聞こえてきました。

そのうちに袖からスタッフがやって来て、
彼を揺り起こし、またそれから30分ほどコンサートは続きました。

「あれはなんだったんだ?」と思っていたら、
アンコールの最後にジョアンが
「ボクはさっき、君たちの声をじっと聞いていたんだ。ありがとう東京」
と言って超名曲「イパネマの娘」を歌いだしたのです。
ちょっと不意を疲れて感動しました。

JOAO VOZ E VIOLAO
Joao Gilberto
Universal

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セルジオ・メンデス来日!!

2006年06月02日 19時12分12秒 | 洋楽
いやはや、「マシュ・ケ・ナダ」などでおなじみの、
ボサノバ界の巨匠 セルジオ・メンデスが来日ですよ!!

昨年、ヒップホップとコラボレートしたアルバムを発表して、
まだまだ健在なところを見せ付けたわけですが、こうして
日本まで来てくれるのはうれしいですネェ。

ボサノバでいえば、3年前には、絶対に来日しないといわれていた
ボサノバの神様 ジョアン・ジルベルトも来日したわけで
いやはや東京はいい街ですよ。

でも折角日本に来るのに、セルジオ・メンデスは1日しかコンサートを
しないみたいです・・・。がっくり。絶対その日は空けなきゃ!!




マシュ・ケ・ナーダ
セルジオ・メンデス&ブラジル’66
ユニバーサルインターナショナル

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