りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

蕾。

2011-03-20 | Weblog
昨年、庭から自生しはじめた木。

幹だけの姿で冬を耐えて、耐えて、耐えてきた。
今日、ふと見たら、枝の先端に小さな蕾が。

今年の冬は“もう暖かくなることはないんじゃないか?”と、
四季のうつろいを疑ってしまうほどの厳冬だった。
本当に辛く寒すぎる冬だった。

でも、そんな冬も終わりを告げようとしている。
春は、確実に、近づいている。

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ご褒美。

2011-03-19 | Weblog
先日、最優秀賞を受賞した「第35回 ふくやま文学選奨」。

少しばかり、賞金もいただいた。
それで僕が購入したのが、メガネ。

16才の時に初めてメガネを購入して以来、約2~3年周期で
買い換えてきたのだが、この前までかけていたメガネは、
もう5~6年かけていたので、さすがに飽きてきていた。

しかし僕の風貌は個性的なので(笑)、なかなか似合うメガネがなかった(-_-;)
本当は、セルフレームの黒ブチのメガネが欲しかったけど、
それをかけると、思いっきりスケベオヤジっぽくなってしまう。
まぁ、たしかにスケベオヤジだけど・・・(^_^;)

そこで探して選んだのが、シルバーのこのメガネ。
おそらくどんな風貌&格好にも合いそうだし、デザインもすぐに
飽きそうにない。
何よりも、顔につけてもスケベオヤジっぽくみえない(笑)

まぁ、3年かけて最優秀賞を獲ったんだ。
今回くらい「よくがんばったな」と自分へご褒美をあげてもいいでしょう(^O^)
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Japan never dies.

2011-03-18 | Weblog
10日ほど前の日記にも書いたが、僕はプライベートで描いた絵を
awesome!というサイトで委託販売してもらっている。
http://blog.goo.ne.jp/riki1969/e/3761681aef8ef9ddd07fe32564335e41

主宰者の庄司さんは僕と同い年であり、awesome!の立ち上げの時と
ほぼ同時期から僕は参加してきた。

そのawesome!は、宮城県の仙台にある。

今回の地震が発生して、すぐに安否を確認した。
幸運にも庄司さんもawesome!の事務所も無事だった。
以降、庄司さんは、この未曾有の混乱の中でもツイッターで
仙台の状況を逐一報告している。

昨日、仕事中に2時間ほど時間が空いた。

僕は、その間にひとつのイラストを描いた。
もう本当に、勢いにまかせたようなイラストだった。
描き上げると、すぐにawesome!にメールで送信した。

そのイラストは、今回の震災に触発されて描いたイラストだ。
いつもなら描き終えたら時間を置いて、少しでも修正するのだが、
今回はそんなことはしなかった。
あえて、しなかった。
その方がいいと、直感的に思ったのだ。
だから、出来あがった作品は決して出来のいい作品ではないかもしれない。
しかしその代わりに“今”の自分の気持ちや感情をそのままぶつけた
作品になったと思っている。



タイトルは「Japan never daies.」と名付けた。

悠久の歴史を持つ美しい墨絵の国。
その象徴のような富士山の上に、いつものように昇る朝日。

日本は、決して、滅ばない。

描いた絵が正式に販売されるのは、もうしばらく先になる。
しかし販売がはじまり、その作品が売れたら、その売り上げの僕の販売手数料は
すべて被災者への寄付にまわしてもらうようにawesome!にお願いした。

販売がはじまったら、よろしければ購入していただければ、嬉しいです。
よろしくお願いします。

awesome!→http://asm-shop.com/
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雨ニモマケズ。

2011-03-17 | Weblog
雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく

決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり

そして忘れず

野原の松の林の陰の

小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういうものに

わたしは

なりたい


「雨ニモマケズ」 宮沢賢治
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また再建しましょう。

2011-03-15 | Weblog
救出されたおじいさんのこの言葉。

不覚にも目頭が熱くなった。

震災発生直後から、今回の地震や津波や原発事故について

いろんな人間がいろんな角度から、テレビの中で

タラタラタラタラと喋っていた。

しかし、これほどまでに力強く明確で、身体の中心を

熱くさせる言葉を、僕は誰からも聞いていない。

今、そしてこれから、私たち日本人は何をすべきなのか、

この老人の表情と言葉が、すべてを教えてくれている。

「また再建しましょう」
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最優秀賞 受賞。

2011-03-14 | Weblog
昨日、「第35回 ふくやま文学選奨」の受賞者の表彰式があった。



昨秋、短編小説を1本執筆し、年末に応募していたのだが、
先月、受賞の知らせがハガキで届き、今回、ついに最優秀賞を
受賞することができた。

今回応募した作品は「さんらいず通りの爺(じい)」という、
400字詰め原稿用紙で28枚程度の枚数で、ストーリーは、40歳
前後、いわゆるアラフォー世代の夫婦の物語。
一昨年、某文学賞に応募したのだが、見事に落選し、あらためて
改稿・補正をして書きなおした。

同賞には一昨年に応募した作品が佳作を受賞し、昨年も応募したところ、
またまた佳作を受賞。
オリンピックでいえば銅メダルなわけで、どうしても金メダル、つまり
最優秀賞が獲れなかった。
僕も男である。
ここまで来たら、逃げるわけにはいかない。
人間とは一度登りはじめると、なかなか降りれなくなる生き物で、
「どーーーして獲れないんだ!?絶対に獲ってやるっ!!」
と、もう今回はほとんど意地の塊になって執筆して応募した。

会場に到着し、授賞式開催直後、まずは東日本大震災の犠牲者の方々の
ために、1分間の黙祷。
その後、授賞式に移った。

賞状を授与されたのは、小学校の頃のマラソン大会や写生大会の
賞状とかも含めれば、もう数えきれないが、やっぱり何歳になっても
嬉しい。
やっぱり人間にとって、自身の存在を肯定されることが、最も大きな
喜びなのかもしれない。



授賞式後、取材に来ていた新聞社の記者の取材を受け、
その後、選者で作家の中山芽集子先生とお話する時間があった。
先生は、一昨年、昨年と僕が佳作を受賞した作品をよく憶えて
いてくださっていて、それらの作品と比べて「今回の作品は、
あらすじに少し粗っぽさもあったが、ラストに救われた。本当に
よく出来ていた」と評してくださった。
プロの先生から直接、目の前でお話をさせていただけたことは
本当に幸運だった。
先生は、会話の最後に「りきるさんがこれで卒業してくれるから、
私も選者を卒業させてもらうわ」と笑いながらおっしゃった。

「ふくやま文学選奨」は、失礼ながら広島県内の小さなコンクールだ。
それでも3年かけて、やっと、てっぺんを獲った。

しかし、同じところをいつまでも行ったり来たりすることはできない。

さぁ、僕も次の扉へ進もう。
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見上げると、青空。真っ青な空。

2011-03-13 | Weblog
今日は、朝から地区の清掃作業だった。

空は澄みきって、もう春がそこまで
近づいていることを教えてくれて
いるような青空。

午前9時。
見慣れた近所のみなさんの顔ぶれが集まる。
その中に、いつのならいるはずの奥さんの顔が
見えなかった。

その奥さんは僕より少し年下の方で、子どもが
僕の息子より1才年上の息子さんがいる。
この1年、地区の様々な行事で顔を合わせ、
仲よくしてもらっていた。

今日、奥さんが清掃作業に参加されていない理由を、
僕は薄々気づいていた。

奥さんのご主人の実家は、福島県なのである。

年末年始、奥さんたちは広島から福島まで、
車で帰省されこ。
「時間はかかるけど、高速1000円だからねぇ」と
昨年末、笑いながら言われていたことを今でも覚えている。

ご主人のご実家が太平洋沿岸なのか、それとも
内陸部なのかまでは、僕は訊いていない。

もしかしたら、太平洋側だったのかもしれない。
もしそうだとしたら・・・・。

今回の地震は、僕らの暮らす街には直接被害はなかった。
でも、それはあくまでも直接、だ。
同じ国に暮らしている以上、まったく関係がないはずがない。

見上げると、青空。真っ青な空。
今は、奥さんのご主人の実家のご無事を祈りたい。
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お見舞い申し上げます。

2011-03-12 | Weblog
この度の東北地方の大地震、被災に遭われた方々におかれましては
心よりお見舞い申し上げます。

昨夜から特別報道番組を視ていましたが、次々と画面に映し出される
甚大な被害の映像に、これは本当に起こったことなのか?
しかもこの日本で起こったことなのか?と、いまだに信じられない
心境でいます。

被災地のみなさまにおかれましては、不安と恐怖で我々には想像が
できないような状況でしょうが、どうか心を強く持たれて、
無理をなされないよう、落ちついて行動をしてください。

一人でも多くの方のご無事を心よりお祈り申し上げます。
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印税。

2011-03-11 | Weblog
昨日、生まれて初めて「印税」というお金が
僕の通帳の口座に振り込まれた。

正確には、電子書籍で発表~販売した僕の作品の
「書籍販売代金」というそうだ。

「印税」というと、とてつもない大金を手に入れたような
イメージを思い浮かべてしまう。
数えきれない札束をテーブルにピラミッドのように積み上げて、
その前でニヤニヤニヤニヤ・・・・。

だが現実は、そんなに甘くない。

今回、僕が受け取った金額はそんなに多くはない。
しかし、いくら小額のお金でも、僕の稚拙な作品に興味を持って
いただき、その上で購入して読んで下さった方々からいただいた
お金だ。

とてつもなく、貴重で価値のあるありがたいお金なのだ。

これほどお金をありがたいと思ったことは、41年の人生の中でも
数えるほどしかない。
生まれて初めてアルバイトをしてもらった給料。
社会に出て、最初に就職した会社での初任給。
自分の描いたイラストが初めて売れてもらったイラスト代。
ポスターのコンクールで、プロのグラフィックデザイナーとして
特別賞を受賞していただいた賞金。

今回いただいたお金への思いは、上述したそれらを
いただいた時と同じような想いがある。

つまり、すべて、その時の自分の持っている力を出し切った
対価として受け取ったお金なのだ。

こういうお金は大事に使わないと。
何歳になっても浪費癖が治らない僕でも、さすがにそう思う。

あらためて、僕の作品をご購読いただいた皆様、本当に
ありがとうございました。
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ゴールデンスランバー。

2011-03-10 | Weblog
何を今さら・・・って感じで、先日図書館で
伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」を借りた。

でも、全然ページが進まないっ

500ページの長編なのに、まだ40ページしか読んでないっ
それなのに、今週末には地上波テレビで、もう映画が放送されるらしい。
それまでに間に合うか

・・・絶対に、間に合わねぇ

なぜだ?

仕事が忙しいからか?
それは、ある。

時間に余裕がない?
うん、それも、ある。

心に余裕がない?
たしかに、それも、ある。

しかし、それだけか?
・・・いや、他にもある。

こうやって、毎日ブログの更新に時間を費やしていることだ(爆)
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