りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

作品。

2008-12-24 | Weblog
今月11日の日記にも書いたが、来年の来年2/23(月)~/3/3(火)、
大阪で共同個展を開催する。
http://awesome.asm-shop.com/?eid=258188

その個展に出品する作品を、主催する画廊サイトへ、本日送った。
この数ヶ月、コンセプトに沿って(今回は“カエル”)、デザインを考案してきたが、
なかなかアイデアがまとまらなかった。
しかし、この週末から昨日の祝日にかけて、不思議なくらいにあっという間にまとまって、
瞬く間にラフデザインも書き上げ、それから間もなく、作品は完成した。
所要時間、延べ約3時間(爆)

“ホントに、これでいいのかよ?”という思いがないわけではない。
でも、それくらいがちょうどいいんじゃないか?とも思っている。

思うに、同じ表現方法でも小説とビジュアルデザインは、全く違う。
陸上競技に例えると、小説はマラソンに似ている。
マラソンは、長距離にわたるコースの起伏や路上の状態など、細部に至るまで
細かくチェックして走るように、小説も一言一句、熟語や形容詞の使い方、
主語の置き場所を慎重に考えながら書かなければ、それらが微妙に変わるだけで、
まったく作品の質が変わることがある。

ビジュアルデザインは、短距離走だ。
ウォーミングアップや準備体操は十分しなければいけないが、勝負は、一発勝負だ。
スタートのピストルが“ひらめき”ならば、デザインも後は全力を出しきるだけ。
つまり、勢いと直感がすべてだと思う。
あとは、なるようになる・・・というか、する(笑)

そういうもんだと思う。

作品は送った。後は、開催を待つのみ。
これでまたひとつ、安心して年を越す準備ができた。

・・・あ、そうだ、みなさん、素敵な聖夜を
Merry Christmas
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恋人はT-レックス。

2008-12-23 | Weblog
クリスマス・イブイブの今日は、隣の街へお買い物。

恐竜が展示されてあるとの事なので、家族で会場に来てみたら、見事にレプリカ

でも当たり前だけど、子ども達には本物もレプリカも関係ない様子。

それにしても、今年はいったい、何回ティラノサウルスの化石と会っただろうか(笑)?
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オリオン座の下で。

2008-12-22 | Weblog
●5歳。
 目が覚めると、枕元に大きな箱が置いてあった。
 急いで包装紙を破り箱を開けると、中から大きな、本当に大きな地球儀が出て来た。
 僕は父や母に「アメリカはどこ?」「日本はどこ?」「ここは何て島?」と尋ねながら、
 後先のことも考えず、サンタクロースからもらったその地球儀に、油性のマジックペンで
 行きたい国や知りたい場所に片っ端から印をつけまくった。
 あの頃、世界は僕にとって、とてつもなく大きくて広かった、1974年。


               


●10歳。
 何をきっかけにサンタクロースが親だと知ったのか、今ではハッキリと憶えていないが、
 僕はその年、母親に向かって普通に「これが欲しい」と、オモチャが掲載された玩具店の
 チラシを差し出した。その日の夜、寝たフリをした僕の枕元に、僕が欲しがっていた
 「宇宙戦艦ヤマト」のプラモデルをそっと置いて部屋を出て行く、少し寂しげな母親の後ろ姿があった。
 世界は簡単に剥がれるものなんだと、おぼろげに分かりはじめた気がした、1979年。


               



●15歳。
 中学3年生。高校受験。希望校の合格ラインには達していた。
 でも担任教師は、いつまでたっても決して僕に太鼓判を押してはくれなかった。
 「お前は大丈夫だと分かった途端に、力を抜く」
 担任教師は、僕のことをお見通しだった。
 その日、僕は塾にいた。家に帰れば、勉強机に向かった。
 英単語・因数分解・倒置法・1192作ろう鎌倉幕府・・・・ラジオからはワム!の「ラスト・クリスマス」。
 初めての人生の分岐点。自分だけの羅針盤を手に入れて、恐る恐る世界への扉に手をかけた、1984年。


               



●17歳。
 高校2年生。その日、僕は友達のバンドのライブに参加していた。でも、メンバーではない。
 照明を考えたり、曲順やMCを考えたり、構成を考えたり・・・ちょっとした演出家気取り(笑)
 でもバンドはコピー曲ばっかり。ボウイ、レベッカ、モッズ、ラフィン・ノーズ、ラウドネス・・・etc.
 きっと数え切れないほどの同じようなバンドが、同じようなイベントを、同じ日にしていたに違いない。
 ライブ終了後の打ち上げでのシャンパンとクリスマスケーキのあの美味しさは、今でも忘れられない。
 外に出ると、星が輝いていた。僕らはいつまでも夜空を見上げていた。
 あるヤツはくわえ煙草で。あるヤツは慣れない酒に足をふらつかせながら。
 三つ星を誇らしげに輝かせるオリオン座が、僕らを優しく見守っていた。
 あの夜、世界は、確実に僕らを中心に自転していた、1986年。


               



●20歳。
 大学生。しかし、ろくにキャンパスには顔を出していなかった。
 バブルのピーク。元号が変わり、ドイツで壁が崩れ、天安門広場で学生が戦車とにらめっこ。
 その日、僕は真夜中のコンビニでアルバイト。
 休みの日はアパートで寝ているか、広島の繁華街をフラフラフラフラ・・・。
 友達はいっぱいいた。でも今では、みんなどこかに消えてしまった。
 彼女もいた。でも今では、顔もうまく思い出せない。
 毎日がグチャグチャのグルグルのドロドロのダラダラの繰り返し。
 どこに行きたいのか。何がしたいのか。自分にも分からなかった。
 地球儀は実家の押し入れの中で埃だらけになっていた。
 羅針盤はジーンズのポケットの奥深くに仕舞い込んでいた。
 目の前に少しずつ現れはじめた世界に、背中を向け続けていた、1989年。


               



●25歳。
 僕はその日、会社で独りっきりで残業をしていた。
 元旦の新聞に掲載する広告の出稿締切が目前に迫っていた。
 僕はその広告のデザインや原稿と夜遅くまで格闘していた。
 会社の電話が鳴った。受話器を取ると、当時の直属の上司だった。
 「まだ、働いてたのか?」
 「はい」
 「他の連中は?」
 「もう、みんな帰られました」
 「そうか・・・お前も早く帰れ・・・“今日くらい”は」
 「はい・・・」
 受話器を置いた。
 帰っても、何もないんだよ。僕は吐き捨てた。
 仕事は未熟。収入も少ない。彼女もいない。何もかもすべてに自信が持てなかった。
 自分が進んだ道は本当にこれでよかったのか?
 羅針盤は頼りなく、いつまでも迷ったようにクルクルクルクルと回り続けるだけ。
 目の前にハッキリと現れた世界に対して、怖じけてビビって立ちすくんでいた、1994年。


               



●30歳。
 前年に結婚した僕と妻の間に娘が生まれたのは、その年の夏の終わりだった。
 仕事は相変わらず。収入も相変わらず。2DKの借家はずいぶん古くて狭かったけど、
 それでも、今まで持っていなかった“何か”を手に入れたことを、少しずつ実感しはじめていた。
 安物のクリスマスツリーを買った。
 妻は、首が据わったばかりの娘を抱っこして、「キレイだね」と娘に話しかけながら、
 小さな灯りが点滅するクリスマスツリーを、いつまでも娘といっしょに眺めていた。
 もしかしたら・・・・・・と、ふと、思った。
 もしかしたら・・・世界とは、与えられるモノでも対決するモノでも怖れるモノでもなく、
 自ら創ってゆくモノなのではないのだろうか?
 遅ばせながら、クリスマスツリーを眺める妻と娘をみつめながらそう思った、1999年。


               



●35歳。
 2人目の子どもは男の子だった。さすがに2DKの借家は手狭になりはじめた。
 どうやら僕も、将来のことをもっと本気で考えなくてはいけなくなったようだ。
 デザインや小説でいくつかの賞を受賞した。仕事でお客さんに喜ばれることが増えはじめた。
 少しずつ、ほんの少しずつ、自分の羅針盤がひとつの方向を示しはじめたような気がしていた。
 でもその一方で、描いた夢と現実のギャップに戸惑っている自分もいた。
 その夜も、僕は日課のウォーキングをしていた。うつむいたまま。おぼろげに何かを考えながら。
 夜空にはオリオン座が輝いていた・・・のかどうかさえも憶えていない。
 理由もなく寂しかった。理由もなく虚しかった。理由もなく怖かった。理由もなく悲しかった。
 自分が築きはじめた世界と現実の隙間に、たった一度だけ小さなため息を落とした、2004年。


               



●39歳。
 「Wii fitが欲しいーーーーー!!!!」姉弟揃って、大連呼。
 「いい子にしてないと、サンタさんは何もくれませ~ん」妻はそう答えて、僕に目配せ。
 「そう、お母さんの言う通り!」僕はそう言って、妻の援護射撃。
 生まれ育ったこの町に帰って来て、3年。
 以前暮らしていた町に比べれば少し不便だけど、やっぱり海が近いのは、いい。
 今年のその夜も、きっと僕は、いつものようにウォーキングをしているだろう。
 夜空を見上げる。オリオン座が見える。
 昔より少し見えにくくなった気がするけど、それでも今年のその夜も、
 きっとあの頃と同じように、オリオン座が僕を見守ってくれているはずだ。

 強い意志を持ってたった独りで生きてきたわけではないし、かといって、
 誰かに頼りっぱなしで生きてきたわけでもない。
 それでも気がついたら、いつの間にか自分の世界ができていた。
 それは、ちょっとしたことで壊れてしまう、脆くてヤワな世界かもしれない。
 それは、他人と比べたら、とてもちっぽけで貧相な世界かもしれない。
 だけど、せっかく自分で探して見つけて築いた世界ならば、ささやかでもいいから、
 これからも、またそこから何かを紡いでいけたならば・・・と心の真ん中で思っている、2008年。


 ちょっと早いけど・・・ I wish you a merry christmas. 



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敏感なカ・ラ・ダ。

2008-12-21 | Weblog
朝起きたら喉が痛い…(-.-;)

夕べ寝る前、なんか嫌な予感してたんだよ。

昨日、糖尿病検査を無事パスして、午後からは休みだけど、会社に顔を出して、少し心配してた事をクリアしておいた。
これらで「何とかこれで年が越せそう(^O^)」って、気が緩んだんだと、自分でも思う。
こんなことなら、マスクして寝ればよかった(-.-;)

今日は、家でいい子にしておきます。
夜の「M-1グランプリ」だけが楽しみだ(笑)
ザ・パンチ、がんばれ~!
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検査結果。

2008-12-20 | Weblog
先週、糖尿病の検査をした結果を聞きに、
検査した医院に行ってきた。


結果は「問題なし」


医師曰く、問題があるどころか、
気持ちがいいほど正常すぎると(笑)

正直言って、ホッとした
肩コリ、腰痛、目の疲れ、ジンマシン・・・etc.
年齢のせいか、今年は心身の色んなところに
変調がイヤというほど出まくった。
もうこれ以上、病気になってたまるかよ

「今のままなら糖尿病になる心配はないですが、
だからと言って安心して無茶をしないように
してくださいね」

秋篠宮さま似の医師は、相変わらず
秋篠宮さま似の口調で僕にそう言った。

帰宅して、早速妻に報告した。
妻は開口一番こう言った。


「検査代、もったいなかったねぇ」


・・・・たしかに、正論だけどさ
・・・・最初の言葉がそれですか
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ピーコート。

2008-12-19 | Weblog
ピーコートが、好きだ

いくつかコートは持ってるけど、9割方このコートを着てる。

このピーコート、実は20代前半の頃に買った代物。

それなりの金額がしたので、ローンで買った。

しかし、ローンして買っただけあって、丈夫だわ(笑)

だってまだ、全然着れるもん

ピーコートって、時代に左右されない。

ONでもOFFでも着れる。

そして何よりも、可愛い

昨日も、これを羽織って広島の街を闊歩したけど、暖かかったです
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セミナー。

2008-12-18 | Weblog
昼から、とあるセミナー(講習か?)に参加してきます。

場所は広島市。

同じ広島県だけど、広島市と僕が暮らす町は約100km離れている

ので(広島県はデカイのです)、今日は電車で行ってきます。

ある意味、小旅行(笑)

地方の人間の生活って、基本的に車社会だから、電車に

乗るのは少しだけ興奮する(笑)

最近、仕事が袋小路状態っぽいから、これが少しでも気分転換になって

くれればいいな。

それにしても今秋以降、公私で週イチペースで広島に行ってるような

気がする・・・。

広島市内にワンルームマンション、借りてぇぇぇ(笑)
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PCのない世界。

2008-12-17 | Weblog
今、会社の昼休み。

朝っぱらから、僕が使用している最新のPCの調子がおかしい。

起動させても、起動しないのだ。

正確に説明すれば起動しっぱなし。

アップルマーク(Macです)がずーーーーっと画面に出たまんまなのだ。

他にもPCはあるので、何とか仕事はできるのだが、

あんまり、気持ちはよくない。

何事も、世間は自分の思い通りにいかないからこそ世間なわけだけど、

ことPCに関しては、思い通りに動かないと、僕は本当に気分を害する。

気持ち悪い。イライラする。落ち込む。泣きそうになる。

つい10数年前までは、PCなんて仕事の付属的なアイテムに

過ぎなかったのに・・・・。

できることなら、この際、完全にPCのない生活&仕事にしたいよ。

・・・・絶対に無理だけどさ
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よろしく。

2008-12-16 | Weblog
今の仕事をやめて、ドリフターズの新メンバーになる夢を見た(爆)

ちなみに、メンバー募集はハローワークで見つけた(大爆笑)

高木ブーが、「よろしく」と握手を求めてきた。

何か良いことが起こる前兆かな(笑)?
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ヒロシマ。

2008-12-15 | Weblog
今日午後9時から、TBS系列で「ヒロシマ」という3年前のドキュメンタリー番組が再放送されます。
http://www.tbs.co.jp/sengo60sp/index-j.html

3年前は、たしか3時間番組だったのに、今回は2時間に短縮されています。
こういう番組を短縮してどうする・・・
我が家には、3年前に放送された番組がいまだにDVDレコーダーのHDDに残っています。
今でも数ヶ月に一度の割合で見ることがあります。

3年前ご覧になってない方は、ぜひこの機会にご覧ください。


by 広島県在住で親戚に被爆者がいる人間より。
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