りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

昔の曲。

2012-08-22 | Weblog
ボクが勤める会社では、日中FMラジオが流れている。

耳障りでもなく、かといって静かすぎるわけでもない、ほどよいボリュームで流れている。
そんな音量だからか、仕事をしているとたまにハッとする音楽が流れることがある。

それは昔よく耳にした曲だけど、結局タイトルもミュージシャンの名前も知らないまま、
時間の流れの中で忘れしまっていたような曲。
だいたい、80年代後半から90年代初頭にヒットしていた曲ですね。
当時、ボクは20歳前後で大学生だったけど、キャンパスへはほとんど顔を出さずに深夜の
コンビニでアルバイトをしていた。
だから、ハッとして思い出す曲は、当時コンビニの有線から流れていたヒット曲の場合が
圧倒的に多い。

例えば、チャカ・カーンの「Through The Fire」やPretty Maidsの「Please don't leave me」とか。
邦楽では、平松愛里の「駅のない遮断機」とか。
この歌は、90年の早春の頃に、真夜中の有線から頻繁に流れていた。
正直言って、平松愛里にはまったく興味はなかったのに、ほとんど刷り込み状態で好きになってしまった(笑)

当時、タイトルもミュージシャンの名前も知らなかったのに、なぜ、今では知っているのか?

それは、FMから流れてきたら、すぐにPCでそのFM局のサイトにアクセスして、今、流れている曲の
タイトルと歌手名をチェックしているから。
その後、YOU TUBEで再度確認して、どうしても何回も聴きたかったら、iTUNEやsonicからダウン
ロードしたり。
いやぁ、ホントに便利な時代になったもんだ。つくづくそう思うよ(笑)

あの頃、音楽を耳にして琴線に触れることはあっても、10代の時のように貪るほど音楽を聴く
時間はなかったし、興味も薄れていた。
でも今よりはずいぶん多感だったし、知らないこともおそろしいほど多かったから、毎日未経験の
出来事の連続だった。
だからその頃の音楽を耳にすると、否応に未熟だった自分を思い出してしまうのだと思う。

まぁ、ひとことで言えば、昔を懐かしがっているわけです(笑)

そうやって、脳みその奥底で眠っていた曲の中で、最も印象的だったのは、この曲かも。
20歳くらいの時、この曲もコンビニの有線からヘビーローテーションで流れていました。
清廉さと静寂さに満ちていて、独りで店番をしていた真夜中のコンビニに、妙にマッチしていた。
ある意味、ボクの中では賛美歌のような曲。
ずっとタイトルも歌手の名前も知らなかったけど、30代後半の時にFMから突然流れてきて、
やっと、やっと、すべてを知った。
この曲があのプリンス作だということも、当時大ヒットしていたことも、その時知った。
もちろん、今はダウンロードしてウォークマンにインストールしています。

Sinead O'Connor 「Nothing Compares 2U」

コメント
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