りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

さらば、マイルドセブン。

2012-08-09 | Weblog
煙草の「マイルドセブン」が、名称を「メビウス」に変えることになったという。

「メビウス」の由来は「メビウスの輪」からで、すなわち“チェーン・スモーク”を
暗に意味しているのでは?・・・と、昨夜のニュース番組で皮肉まじりにキャスターが
言っていたが、意外と的を得ているかも(笑)

ボクが初めて吸った煙草も、マイルドセブンだった。

何歳の時かは、秘密(笑)
ただ、親に隠れてこっそり吸う煙草の味は、ものすごく不味くて、いったいこんなモノの
どこが美味しいのかサッパリ分からなかったけど、それでも少し大人になったような気がして、
それまでの自分とは違う人間になったような錯覚に陥った。

それからは、ボクはずっとマイルドセブン党だった。
マイルドセブンを皮切りに、マイルドセブンライト→マイルドセブンスーパーライトを吸い続けた。

32歳の時、煙草をやめた。

たしか煙草代が270円になった時だった。
500円玉で煙草が2箱買えないことに、どうしても納得がいかなくて、意地でやめたのだった。

ちょうどその頃、マイルドセブンのパッケージが一新されて、添付写真の上段のパッケージに変わった。
それまでのパッケージに見慣れていたせいか、新しいパッケージは、どうも野暮ったく見えて、
“これじゃあ、煙草やめる人間が増えるんじゃないの?”と冷ややかに思ったことを覚えている。

そして、今。

30代のボクは、見事に煙草ナシで過ごしたのに、2年前からまた吸いはじめた。
理由は色々あるけど、ひと言で言えば・・・“自分に負けた”(爆)

だけど、今のボクが吸っているのはマイルドセブンではなく、LARKだ。
最初は、昔のようにマイルドセブンを買ったのだけど、吸ってみるとどうも美味しく感じなかった。
もしかしたら、吸わなかった間に、肺が多少は浄化されてしまったせいかもしれない。
だから、マイルドセブンの名称が変わるというニュースを耳にした時も、それほど驚いたわけではないが、
大昔に初めて煙草を吸ったあの時の、ちょっとした罪悪感と奇妙な高揚感が入り交じった気持ちを思い出して、
少し感慨深くなった。

いい機会かもしれないな。

マイルドセブンの名前は無くなるし、煙草をまた吸いはじめて、今月でちょうど2年だし、
今、手持ちの煙草もあと2本くらいだし、そろそろ、また禁・・・・・

いや、明言するのはやめとこう。
まだ、自信がない(爆)
コメント (2)
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