完走の感想

ダシャレではありません。

今、私は身体が思うようにうごきません。特に下半身が。
極度の筋肉痛です（笑）

日曜日、木津川マラソンに参加しました。
初のフルマラソン。目標タイムは6時間。でも、完走出来ればそれでいいかと…
去年迄は、意気込みもまだ残っていて1月のランニングスケジュールを立ててトレーニングしようとしてました。
正月明けのランニングで、調子良くて20kmに挑戦しようとして、10km走った所で坂道で転倒。右肩から転げ落ち、左太腿と右肩を挫傷しました。
右太腿の肉離れも完治した所やったのに、また怪我。その後、寝違いを起こして首が曲がらず激痛。
そんなこんなで、1月はほとんど走れずにそのままフルマラソンの日を迎えました。
レースの二週間前に、自信がなさ過ぎて怖くて、もうリタイアしたくて走らなくていい理由を探す自分がいました。こんなに怪我をするって事は、走るなってメッセージなのかもしれない。。とか。
それが、レース10日前に諦める心を克服するってメッセージを受け取って、そこからやっぱり走れって事なんやって気持ち切り替えて挑みました。

前回のハーフ以来、練習をほとんどせずにフルマラソン。
無謀やろなぁという気持ちと、でも、意外と走れるかもって甘い考えが交互に頭に浮かびました。

天候は前日が雨、当日は気温は低いものの快晴で晴れ女発揮です。
河川敷の景色を見ながらハーフ迄は好調に。26kmを超えた頃から極度にタイムが落ちて行きました。
やっぱり限界はこの辺りやったんやと思います。そこからリタイアが頭を巡りながら、なんとか30km地点まで。
ランナーズハイに入り、そこから38kmは少し楽になってまた走る事ができました。しかし、最後の4kmを残して全く足が前に出なくなってしまい、結局3kmは歩きました。でも、最後は振り絞ってなんとか走り切りゴール出来ました。
6時間17分。性格には12分。
目標のタイムはきることができなかったけど、完走できて良かったです。
ゴール前で応援してくれていた人達の声援で感動して泣いてしまった。知らない人やのに。
もうちょっとやで！頑張れ！ようがんばった！偉かったね！最後は笑顔で！

心にはありがとうしか出て来ませんでした。

走りはじめて約一年。色んな事に気づかされる一年でした。
目的を持つこと、それを目指すこと、そして挫折し、またクリアして、新しい目標をもつ。
人生はそれの繰り返しやなぁとつくづく感じます。
身体の限界を見る事って生涯の中で数回しか体験してないけど、限界を超えると見える世界がまだあるのだなぁと知りました。
その先には、感謝が一杯詰まっていました。
本当は限界を見なくても、わたしの周りには感謝が沢山あるんですけど、普段はなかなか気がつけないものなんですね。
一緒に走ってくれた仲間、そして応援してくれた友達、会社の同僚、整骨院の先生、そして好き放題の私を支えてくれている家族に感謝です。

ありがとう。
ありがとう。