グロテスクな美しさ

今日はマジ疲れました。

疲れるようなことは何１つしてませんけど、

作品を観るって、凄いパワー使うんですね。

ダリ版画展と、ポールスミス展と、ダリ展のハシゴをして来ました。

京都で今開催しています。

ダリは、元々、気になる画家で、好きとはまた違った感覚でした。

気になるというか、興味がある。

そんな感じ。

あんまり、どんな人とかは詳しく知らなかったので、本能的な感覚で見に行ったんですが、、、

これが、もうドンピシャな感じ。

私の中にもあるグロテスクな部分が、シンクロして仕方がなかった。

彼が、この作品に込めた思いとかに視点は行かず、

自分が気になるところや、動いてる感情とか、感覚とか、

そんなところを、作品を見ながら観察してた。

もちろん、ダリの作品説明は読みましたので、言葉としての大体の意味は理解しましたけど、果たして、あの説明文と、絵を繋いで見られる人は、どれだけいるのだろうか。。。

自分なりの繋ぎ方で、私は彼の作品と繋がった。

本来の彼の見ている世界の解釈とは違っているかもしれないけど、

彼の作品を通して、違った自分の世界を見せてもらった。

特に、版画展の「神曲シリーズ」は、私の視覚も感覚も全てにおいて好奇心を生ませてくれた。

宗教的で、神話的で、そんな世界を自分の視点から表現している中に、彼の人間としての在り方を感じた。

なんと沢山のパワーの送受信をしたのだろうか。

気がついたら2時間程経ってました。

一緒に行ってくれた妹も、同じような感じで、二人共疲れ果ててたけど、

ランチに蕎麦処でビールとお蕎麦。

ツマミに天ぷら頼んで、また次の目的地へ向かいました。

今週までの開催のポールスミス展。

ここは、撮影OKだったので、沢山撮りました。

さっきの版画展とは比べものにならないくらい、混雑。。




ササっと見てから、お隣の京都市美術館、ダリ展へ。

唯一撮影OKだった、入り口の騙し絵みたいな作品。



ダリの特徴的な、ダブルイメージ。
遠目から見たら違って見えるとか、よく見たら違って見えるとか。

だから、本当に一枚の作品を観てる時間が長くなる。

本当に面白かったです(^^)

ご興味のある方は、是非行ってみてください♪

ダリ版画展

ダリ展

ポールスミス展