ぞな通信

四国・松山生まれ、在米25年、Zonaの日常生活。

溶連菌感染

2006-01-19 01:26:45 | Weblog
公園だのプリンセスティーパーティだの連日遊び疲れたのか、マーティールーサーキングホリデーの月曜日、娘は熱を出した。体は熱いが、本人いたって元気である。

夫が自宅で懐中電灯片手に娘の喉を見たら「すごく腫れているからお前も見てくれ」と、心配してオフィスに連れて来た。

元気印の娘の口を開けて喉を見たら、扁桃腺がすごいことになっている。
腫れている上、毛こそ生えてないが、野いちごみたいにぶつぶつができて熟しているというか、血を含んだ水泡みたいになっていたのだ。舌も赤い。
熱も38度以上あった。

「だめだ、すごい熱だよ。今日はもうおうちでゆっくり休もうね」

と、「公園に行く~」と言う娘をなだめて夫につれて帰ってもらった。

翌日火曜日、朝すぐ小児科でアポを取り数時間後来院できた。
日系人の女医先生が診てくれて、「急な発熱、膿みを伴う扁桃腺の腫れ、足の痛み」など、娘が呈している症状を全部言うと、検診後すぐ綿棒で喉のカルチャーを取ってくれた。

数分後、先生は、

「イヤー、ユーアーライト。ヨーレンキン、ショーコーネツ(麻原ショーコーが思い浮かんだ)」と片言の日本語を並べて私に言った。

一瞬??????となった私はおそらくそれが顔にモロに出てしまったのであろう。

すぐさま彼女は、

「streptococcal infection, scarlet fever, rheumatic fever」

と言い直してくれた。

あれ?スカーレットフィーバー(猩紅熱)って大変なんじゃなかったっけ?
リウマチ熱? それって心臓の弁が何たらとかじゃなかったっけ?

確か各種菌名はBiochemの授業で嫌と言う程学んだが、知らぬ間に記憶の彼方に追いやられていた
しかーし、streptococcusが溶連菌というのはこれで二度と忘れまい。

小児科に来る前は「こわい~こわい~」を連発して泣いていた娘であったが、注射もないこと、女医さんで優しかった事、帰る時には大好きなエリアルのステッカーをもらったことで、「ぞなちゃん、おいしゃさんだいすき!」と手のひらを返した発言を繰り替えした。

娘よ、そうはいかんのだ。
2月末にはずっとさぼっていた定期検診で注射は打たれるのだ。

抗生物質の処方箋をもらって引き上げた私たちであった。

本を読んだら親も抗生物質を飲んだ方が無難みたいなことを書いた本もあったが、幸い私は体外受精を控え、抗生物質を飲んでいる最中なんである。ラッキー。
体内を除菌すると共に、部屋の掃除と車の中の掃除もしなきゃなーとふと思ったのであった。

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