ぞな通信

四国・松山生まれ、在米25年、Zonaの日常生活。

ディアマンテス

2006-01-25 21:13:10 | Weblog
日曜日ふらっとコンサートに出かけた。

スーパーの掲示板でディアマンテスが1日限りのコンサートを1月22日にするというビラを見た。
本当にビラ。
知らない人は絶対気にかけない程度の代物であった。

随分昔にディアマンテス、特にアルベルト城間のことを新聞で読んだことがあったので聞いてみたいな~とは思ったけれど、子供もいるしなあ、と、行けたら行くか程度に気に留めておいた。

当日1時半、時間がぽっかりあいたので、よし、ぞなを連れて行くぞ、と家を出た。
当日券があればいいし、なかったら帰ってくればいいや。

幸い会場で当日券を購入する事が出来、子供は抱っこすればいいということで二人で$25で入場した。

恐らく日本ではクールな人たちが好むバンドであろうが、このコンサートは沖縄県人会主催である。その上、彼らは翌日ペルーに旅立つ。なんでもペルー日系人移民100周年記念祝賀会に呼ばれているらしいのだ。
アルベルト城間はペルー日系3世。
出世頭の彼が呼ばれるのは当然であろう。
ペルーに凱旋帰国する途中、LAでこのコンサートを開いてくれたという訳だ。

県人会主催とあって、会場は老人と家族連れが目立った。
そういう私も子連れだし。

一度も彼らの曲を聞いた事がなくて、私はまっさらの状態で聞きに行った。

したら、すっごいいいでないの!

ギターも上手いし歌も上手い。

私も大好きなサンタナから入ったということもあり、ラテンジャズ、ボサノバ系、チャチャ、などなど母国語のスペイン語をばりばり使って歌っていた。

サイコーでねーの!

しかし、観客は立ち上がるでもなく、呼吸しているのかさえわからぬ。
寝とるんだろうか。
それくらいじーさんばーさんが多い。
観客の反応でペルー系日系人もかなりいると察した。

途中、ディアマンテスは観客に気を使い、五木ひろしの「ヨコハマたそがれ」と細川たかしの「北酒場」を歌った。

優しすぎる・・・・
そしてどんな曲に対しても本当に歌い慣れている。
日本に行ったときは言葉がわかんなくて苦労したんだろうな。

歌を聴きながら、そういう背景を想像するだけで胸がじーんとした。

来年も是非来て欲しいです。

余談だが席が遠かったので、アルベルト城間がホリエモンに見えてしょうがなかった。


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