ぞな通信

四国・松山生まれ、在米25年、Zonaの日常生活。

眼科検診

2012-02-23 06:05:31 | Weblog
一昨日眼科に行って来た。術後の検診である。
視野を検査するとかなり見えていた。以前は船の中の曇った丸い窓から外を見ていた感じで、今は液晶テレビ、それもパノラマみたいな感じ。
こんなに(以前は)見えてなかったんだ・・・と改めてびっくり。
データも手術前は外側が半分近く黒かったが、術後は多少黒い部分はあるものの比較にならない程の回復でほぼ正常だった。
どんだけ視神経押しつぶしてたんだろ
嬉しくて勝手ににこにこしていたのもあって、ドクターも私の喜びが伝わったのか、3回も4回も握手した
彼の同僚も頭痛がひどくて検査したら同じ腫瘍があったとのことで、「1ヶ月後にはぴんぴんしてたよって。」
会う人会う人が「義母が」「義妹が」「友達の友達が」この病気になったけど今は元気だよという事を聞くようになった。腫瘍の大きさは小さいのから大きいのまで。出る症状は不妊、無月経、頭痛、視野狭窄などで、人種年齢に関わらず本当に多いんだなあっというのを体験して初めて知った。

折しも、川島直美の旦那さんが眼底出血を放置して難治性の緑内障になって失明していたことがニュースになっている。眼科医の夫側のいとこ曰く、「今日は心配になって受診された患者さんが結構こられました。お一人5年前から見えにくかったんだけどと云ってこられた方は視神経委縮が生じていて精査のため大学病院に紹介になりました。やはりおかしいと思ったら早く受診して頂くことが大事ですよね。眼科だけの話じゃないですけど」
というメールをいただいた。

日本語放送でこのニュースを見て「脳大丈夫かなあ」と思ったけれど、多忙で放置して失明したんだ。いくら忙しくても失明しては意味がない。病院に行く時間は罵倒されてでも作らないと命がいくつあっても足らない。そして「おかしい」という感覚は自分が一番わかっていることだから、勘は信じるべし。
でもこのニュースがきっかけになって病院を訪れた人は多いと思うし、救われた患者さんも全国レベルで多いんじゃないのかな。やっぱおかしいという感覚は大事だ。私、どの臓器を失うのが怖いかと尋ねられたら、目が見えなくなくなることが一番怖い。


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2 コメント

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Unknown (ひろりん)
2012-02-24 20:56:07
そう言えば、おなか痛いのに6ヶ月放っておいて、その後胃癌だと分かり、その6ヵ月後に亡くなってしまわれた有能で、素敵な人がおられたことを思い出しました。仕事、頑張っておられました。その方より5歳若かった私は、今では16歳も年上になってしまいました。何年経っても衝撃的すぎて忘れられません。元気で復帰されると思っていたのに。本当に、おかしいと思ったら、検査ですね。ぞなさん、目の方、復活ですね。よかったですよ~。
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病気怖い (zona)
2012-02-25 17:09:43
はい、病気は本当に怖いです。おかしいなあという感じは本人にしかわからないから自分で行動に移すしかないです。ひろりんさんも気ぃつけてね。
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