白いごはんに うめぼしひとつ

ごはんと共に、日々の出来事を綴ります。
大阪府三島郡島本町から発信中。

出産を振り返る

2011年07月25日 | 夫のお弁当
今日の夫のお弁当。

・そぼろご飯
・五目ひじき煮
・ほうれん草のごまゆかり和え


今朝のNHKの朝ドラおひさまで、陽子が日向子(ひなこ)っていう女の子を出産するシーンがありました。
感動して泣いちゃった
陽子、出産シーンで「おかーさーん!」って叫んでて、私も自分の出産を思い出しました。

・・・が。
私、あんなもんじゃなかったな。
元々痛みには強い方だと自負していたのですが、いざ陣痛が激しくなると理性が吹っ飛び叫びまくっていました
私があんまりでっかい声で叫ぶもんだから(しかも窓を開け放していたし夜中だった)、さすがに夫が助産師さんに「声、大丈夫ですかね・・・」と尋ねてました。
すると助産師さんが一言。

「近所の人は猫が鳴いてるとでも思うやろ」と言い放った。

私に気を遣わせないように言ってくれたんだとも思うけど、これには陣痛で苦しんでいた私も、心の中で爆笑
あっぱれ助産師さん!

それからもしばらく陣痛で苦しんでいた私は、傍でずっと付き添ってくれていた夫を尋常じゃない力で掴んだり、あげくの果てには叩いていた記憶も
そばにあったゴミ箱を床に投げつけたりもした(笑)

で、いよいよどうしようもなくいきみたくなった私は猛烈な便意に襲われトイレへ。
用を足した後夫に後ろから抱えてもらい、仰向けで産む体制へ。
そこでまたまた今度は尿意が!
漏れる~でも、もうトイレに行く余裕ないからもらしちゃう?!なんて思ってても漏れず「もしかしてこれは尿意じゃなくて、いきみ感?」ってな感じでいきみがやってきました。

助産師さんに「いきんじゃだめよいきまなくても自然に出てくるのよ」と言われたにもかかわらず、自分の意思とは無関係に猛烈ないきみがやってきた。

で、いきんじゃった。
一瞬のことでした。

たった一回いきんだだけで、赤ちゃんが頭から足の先まで「スルスルスル~ポンっ」って、出てきました(笑)

赤ちゃんの鳴き声が聞こえ、カンガルーケアで胸に抱っこした時、私は放心状態・・・。
うれしくて涙を出すなんて感じじゃ、まったくありませんでした。
それよりも、あの陣痛の猛烈な痛みから解放されて心底ホッとしたのでした。

分娩時間は8時間だったし、するっと生まれてきたので、いわゆる「軽いお産」だったらしいですが、私にとってみれば全然軽いなんてもんじゃなかったな・・・。
しかも、赤ちゃんがものすごい勢いで出てきちゃったので、会陰裂傷しちゃいました(痛かった)

もうすぐ産後2ヶ月が経ちますが、会陰の傷も治ったし、あの出産の痛みもすっかり忘れたわ
だから人間って、きっとまた子どもが産めるのよね~(笑)



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