長年、編み物をしてきて、できあがった後に残る中途半端な残り糸がたくさんある。
パッチワークの布同様に毛糸を捨てるなんてことは出来ないのだ。
なんとかそれらを減らすべく、今回は並太のわずかに残った糸たちを集めて、
ベストを編んでみた。
これらのばらばらな色をどうやって使えばまとも(?)な着る物になるか・・・
これで合計10種類の毛糸を使用。
ちょっとしかない糸ははかりを使って数グラム単位で裏表を編むために振り分けて。
前はVネック。
毛糸が限られていたので、模様編みをする余裕はなく、
わずかな模様は、色が変わるところに裏編みを一段いれて、ちょっと段差をつけている。
果たしてこれがまともかどうかは??だけれど、
同系色でもない色でもなんとかまとめるというのは、
たくさんの色を使って手袋を編んだ経験が生きているかも、と思う。