気ままな帽子

手作りの色々と日々の暮らし。ときどき帽子も作ります。

毛糸

2011-01-31 17:25:59 | 手作り


わかりにくい写真だが、たぶんこれは、あんがい、珍しい毛糸だとおもう。

先日のキルトフェスで100グラムの一玉を買ってみた。

後ろの編んだ物を見るとただの段染めの毛糸のようだが、
何しろこの一本の毛糸はほそ~い糸15本ほどを合わせて出来ている。
おまけに撚りがまったくない。ただあわせてあるだけ。
このお店のおじさんが自分で糸を合わせて作ったらしい。
15本のうちの一本でも替えたらまた違う表情が出てくるのだろう。
大量生産とは違って、こういう手作りも面白いなと思う。

が、逆に、後でもう一玉欲しい、なんて事は望めない。

編み地は綺麗な色の変化を楽しめるが、
編むときは糸がばらけないように一針一針、細心の注意が必要となる。

空模様

2011-01-30 20:04:03 | 季節




昨年末から雨らしい雨が降っていない

そして、今日も夕方は雪が舞うかも・・という天気予報をあっさり、裏切って、
こんな夕焼けで、まったくその気配はなかった。

晴れが続くのはとてもありがたいことだが、からっからの天気はいつまで続くのか。






2011-01-28 19:03:11 | 手作り


20センチ四方の小さなキルトは1万枚以上集まったそうで、
全部では86枚の大きなタペストリーになって、展示されていた。



昨日の新聞のコラムに「糸がたりない」とファッションデザイナー氏が書いていた。

綿、カシミヤ、ウールなど、糸が高騰しているという。
自然環境の変化と人為的な要因がからみあっていて、
結果的に生産労働者が減ってとれる原毛(糸)が少なくなったと。

ところが、今や、信じられないほどの衣類の安さは、「糸が足りない」と矛盾して
生産現場でも、小売りの現場でもかみ合わない歯車が回っていると。

「(物が)作られた背景に人の思いが及ばなくなると使う人は物を尊ばなくなる。
それではゴミが生まれるばかりだ。
もう一度、人の手と気持ちを込めて物を作る場と物を大切にする生活のサイクルを取り戻したい」
とあった。

私のような末端の布物の作り手でも、
去年から、布の値段がじわじわと値上がりしているような感覚が、
それとなく、どことなく、なんとなくしていて、何故?と思っていたので、
やはり、私の感じていた事は本当だったのだと合点がいった。

せめて、自分が作る物には気持ちを込めて作りたい、
そして、物を大切にする生活のサイクルをもっと考えてみよう、と思う



再会

2011-01-27 12:52:11 | パッチワーク


毎年1月の恒例、東京ドーム、東京国際キルトフェスティバルへ行ってきた。
人、人、人で混雑・・・年齢層は結構高い

毎年行っているが、年々レベルが上がっている、というか、
ますますパーツは細かくなり、手法はますます難しくなっているのではないか。

展示されている作品はどれもこれも、すてきで、圧倒的で、
これでもかと言うくらい手がかかっていて・・・私には到底、及ばす(当たり前!)、
キルトが遠ざかって行くような気さえした。

でも、また生地など買い込んでしまい、私なりに楽しんでいけばいいと、
思い直したのであります。




昨年、8月に応募した20センチ四方の小さなキルトが
大きなタペストリーになって展示されていた。数ヶ月ぶりの再会
私のはこのタペストリーの中に。



今回のテーマは「花」。
去年の私にとって花と言えば「ももいろたんぽぽ」だった。
ただ、ももいろたんぽぽをどうしたら表現できるか、悩んだ末に、
うちにあったピンク系のリボンを総動員でももいろたんぽぽをつくってみたのだった。

でも、このポピュラーでないももいろたんぽぽを理解してもらうためには
「PINK DANDELION」と刺繍でいれた。

こんな小さなキルトでもここにこうして参加しているのは嬉しいもので、
今年の夏もまた何か考えようという気になってきた



♪おまけの話♪

行きの電車の中、ちょうどお化粧中の若い女性の前に立った。
まずは、分厚いつけまつげ、接着剤をぬって、鏡で確認しながら丁寧に付ける。
次に今度は小さい付けまつげを取り出して、今度は下まぶたに装着。
アイライン入れて、ファンデーションを塗って粉をはたいて
アイシャドウ塗って、眉毛を描いて、ほお紅塗って、口紅塗って・・・・約30分。
そして、最後には某有名デパート名の入った胸章(名札)をセーターの胸に付けて、
降りて行きましたっ。あぜん、ぼーぜん!!

いやー、おばちゃん(私)参考になりました。つけまつげの付け方知りませんでしたから(爆)

それにしても、・・・・・ったく、の世界でありました






新聞紙

2011-01-25 18:11:43 | 手作り


この前のジーンズのリメイクバッグが完成した!

ちょっとごっつい、ジーンズの「おしりバッグ」 には
あまり甘くない裏地にしようと英字新聞のプリントされた生地を使った。

こういう、へんなバッグって、初めは違和感があるけど、
毎日近くで見てるとなんか次第に愛着がわいてきて(見慣れて)
自分的には全くへんだと思わなくなるのね。

すごく大きくていっぱい物が入るし、「おしりバッグ」気に入った!!