妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年、56歳の時アルツハイマー病と診断される。
2018年1月、胃瘻造設手術。

入院する

2018-01-20 07:20:17 | 胃ろう

  5:00前 いつものように

  ベッドの横の寝床で目が覚めた。


  そこに妻は居なかった。

  シーツの上に、枕と

  たたまれた毛布があった。


  ショートステイもしたことがなかったので

  介護をしてから初めての一人だった。


  不安だったろう、眠れただろうかと案じた。


  しかし、1週間と期間が決っているのと、

  娘と孫も泊まったので

  深く沈むこともなかった。



  ☆ 昨日、胃瘻手術のため入院した。


    9:30 診療所から介護タクシーが

    ヘルパーさんとともに来てくれた。


    入院セットを利用するので

    タオルケット1枚だけ用意した。


    20分ほどで到着。

    5階建ての古い病院。

    
    受付で診療所の紹介状と保険証を出すと、

    すぐCTとレントゲン検査。


    次は処置室で採血。


    血管が、見えない、細い、薄いの

    看護婦さん泣かせ。


    採血が出来ない。

    針は刺さっているが、血が出てこない。


    看護師さんが二人、三人と集まって

    悪戦苦闘。


    どうにか必要量が採れたらしい。


    家での食事内容を訊かれたので

    すり鉢とかミキサーとかトロミ剤などを説明すると、

    調理担当部署へ電話して

    「○○さん、ミキサー食」 と伝える。


    看護師さんは皆、元気で声が大きい。


    妻は二階の病室へ連れて行かれた。


    私は、外来の診察室で医師から説明を受ける。


    写真や図も見せられ、

    危険性があることも含めて説明される。


    私も妻の食事内容を説明する。

    医師は、栄養が不足しているかもしれないという。


    後で、手術同意書に署名したが、

    どうして医師というのは

    達筆というか判読不能な字を書くのだろうか。


    普段、診察しながら書くので

    どうしても速記ふうになるのは仕方が無いのか。


    あるいはドイツ語がほとんどなので(たぶん)

    日本語はまどろっこしいのかもしれない。


    
    ☆ 病室は奥の個室だった。

      たまたま空いていたからで、

      また変わるかもしれないという。


      足の付け根の動脈に栄養剤を点滴されていた。


      タクシーで一旦家に戻り、

      朝の残りの蕎麦をかき込こんで

      長女と3歳の孫を迎えに駅まで行く。


      学校がある二人の孫とダンナは明日来るという。


      面会の規制は緩かったので孫も大丈夫だった。

      
      妻は目を開けていたが、

      体位を壁向きにされていたので

      表情はよく分からなかった。


      娘が声を掛けるが反応はない。

      孫が、

      「○○ちゃん(娘や孫達が妻を呼ぶ時の愛称)かわいそう」

      という。


      10分ほどして、三人それぞれ、

      「また明日来るからね」と

      声を掛けて部屋を出る。      


    




    


    


    
  






 
  
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