元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋)

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外国人監督・・・に適している人材

2011年11月10日 08時15分38秒 | 66番の思想
ズバリ ・・・ 
「日本の高校野球の指導者」が第1の適任者です。

その理由は・・・「選手を造れるから」
これに尽きてしまいます。
但し、「選手を造れる方」が条件になります(笑)。

日本の高校野球指導者の場合、未完成の選手を、それなりに育成・教育をしなくては常勝チームの編成は困難なものです。
また、国際大会は1発勝負の世界です。これも、高校野球試合形式と適合します。

「負けたら終り」
すなわち「短期決戦をものにする勝利の方程式に熟知している」という見解になります。

更に、教育者という立場から選手育成に眼を配れられるのも最高です。
時には「親爺」そして、「兄貴」また、「友人のような(少々語弊はありますが・・・)」 はたまた「鬼(?)」のような各面を持つことにも適しています。

その次に・・・
「プロ野球経験者」が第2の適任者です。
但し、この部分においては「言葉を持った方」に限定されるでしょう。

補足しますと、プロ野球経験者の方々は超一流な方です。
一般人じゃないんです。
プロ野球界で飯を食うこと事態、野球の全理論的な部分に関しても卓越した能力を持っているのです。

しかし、その凄さが場合によってはアダとなります。

アマチュアの選手、まして、野球後進国の選手を育成する場合、日本のプロ野球経験者の方が「まさか?こんなレベルの質問が・・・???」ということが常にあります。

通常、日本のプロ野球経験者の方が野球選手として「感覚」で分かっている部分に対しての「問い」なのです。要は、教えるレベルと教わるレベルの相異です。

このレベルの問いに対しての説明を「言葉を持って対応できるかどうか?」ということです。

その他、社会人野球の指導者の方々、大学野球の指導者の方々の中においても、素晴らしい指導者の方がいらっしゃいますが、やはり「言葉を持っている方」ということになります。



以上は、単に簡潔な部分での「見解」になりますが、やはり、その方の性格的な部分が非常に関与してきます。

何度も言うようですが「インドネシア国歌と国旗で泣けるか!」です。

日本人である部分は自分の胸の中の引き出しの中に封印し、決して「君が代で泣いてはいけない“”」のです。


 外国人監督・・・の錯覚へ続く)
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