元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋)

インドネシア野球、アジア途上国の野球、国際大会、日本のアマチュア野球、プロ野球情報、日大三高時代の面白エピソードを発信

インドネシア野球 2011年回想

2011年12月31日 22時00分00秒 | インドネシア代表ナショナルチーム(国際大会など)
年の瀬にちなみ、2011年の回想と題して、インドネシア国内の野球、そしてインドネシアとして参戦する野球国際大会を振り返ってみたいと思います。



まず、インドネシア国内についてですが、2011年についてはASIANシーゲームス(東南アジア競技大会)があったため、クラブチームなどの国内トーナメントは開催されず、唯一開催されたのはインドネシア国体の予選大会のみでした。

このインドネシア国体予選では、やはり東ジャワ州代表チームが決勝に進出したことが大きなポイントに挙げられます。来年の9月に開催されるインドネシア国体の本戦で、東ジャワ州代表チームが王者ジャカルタ特別州代表チームを破ってインドネシア野球の歴史を変えられるかどうか?また、他州が進出して来るのか?
・・・どのような展開になるかが非常に楽しみなところです。

おそらく、決勝大会に出場する8州の代表チームは2012年の1月もしくは3月から強化練習を開始すると思いますので、しっかりとしたプログラムで選手を育成し、チーム編成に至ってもらいたいものです。



次に2011年のインドネシア代表ナショナルチームの総評を記してみますが、やはり2011年については思う様な向上が示されずに終わってしまったというのが本音です。

その裏付けとしては、11月に行われたASIANシーゲームス(東南アジア競技大会)で、タイ代表との延長10回7-5での勝利が確固とした証拠に挙げられます。上辺だけを見れば、タイ代表に勝ち、決勝進出を果たしているので「成功」と見なす方が居ると思いますが、それは大きな間違いです。

白倉キャサダー投手が抜けたタイ代表に対しては、普通に勝たねば駄目だと言うことです。
タイ代表も昨年のアジアカップ、アジア大会などの各国際大会を新生タイ代表として経験を積んできた成長度合いが鮮明に見られます。しかし、野球の試合で80%以上の比重を占める投手力についてはカバーしきれないという現実がタイ代表の実情なのです。

一方、10ヶ月弱の強化練習期間を設けたにも関わらず、成長をしているようで、実際にはしていなかったインドネシア代表・・・この結果が延長10回に現れています。したがって、2011年のインドネシア代表の実力は、白倉キャサダー投手の抜けたタイ代表と互角でしかないと言うことが、今大会で歴然としてしまった訳です。

過去、白倉キャサダー投手在籍時での対戦と今大会での対戦を比べてみましょう。
インドネシア代表は、過去2試合でタイ代表への失点は5点から6点です。
ただ、この失点内容はインドネシア代表にとっては最悪なコンディションでの失点になります。2007年アジアンSEAゲームスでの開幕第1戦は2年間の国際大会から遠ざかっていたブランクからいきなりの試合という部分から自エラーにて自滅を招き、そして2009年のアジア選手権大会成田ラウンドでは、チームの精神状態が連盟関係者による外部的圧迫による要因から、選手達は士気面を潰されていた状況での結果です。しかし2試合とも中盤までは1点差で食いらいついて行けたことが挙げられます。加えて得点は1点平均です。これは白倉キャサダー投手の突起した投球術によるものです。

でわ、今回の大会はどうでしょう?
延長10回で結果的に7点を奪っていますが、この勝利は延長戦突入からの特別ルール適応(ランナーを置いて攻撃を開始するルール)によるものです。白倉キャサダー投手不在のタイ代表の投手陣を考えた場合、延長に縺れ込みこと事態、打撃力の向上がなされていないことが実証されています。また、失点についても5点を献上している訳で、この部分についても投手陣の向上が非常に低いのが数字で現れています。

大会以前の段階より述べて来た様に、今大会でのインドネシア代表のポジションは、白倉キャサダー投手不在から、最悪でも2位という「安全シート/指定席として確定されていた」状態であった訳です。更には、地元開催の利点からも優勝も非常に高い確率として望めたはずです。2009年までの育成で選手個々には、今大会で優勝を獲れるだけの実力は既に備わっていました。

よって・・・
「タイ代表に勝利して喜んで良いのは選手達のみ」
「タイ代表に延長に縺れ込まれたことに対しての反省と、次年度への課題を浮き彫りにした首脳陣と組織」
・・・になるのです。
安全シートだった指定席の2位/銀メダルは当然の話しで、ましてギリギリのところで2位/銀メダルに入れた訳ですから、首脳陣と組織は決して喜べないのです。もし仮に、喜ぶのであれば基本的な思考回路の修正が必要になります。

補足説明として統括の失敗と述べた理由は次の通りです。
@10ヶ月弱という長ロングスパンの強化練習期間における、練習メニュー構成と、その目的・目標が不明確だった
@強化練習メニュー内の第1目的に入れ込んだのは「動作の矯正」になり、この習得に数ヶ月間を費やしたが、結局、選手達は個々の元の動作に戻ってしい時間的に足踏みを踏んでしまった
@強化練習内にジムトレーニングを否定して取り込まなかったがゆえに身体的なパワーUPがなされなかった
@強化練習期間中において戦略・戦術等のミーティングを行なってなかった
@対戦する各代表国チームの特徴や各データについて大会時まで入手していなかった
@新規加入の日本人監督の仕事上、代表チームの統括が3足の草鞋状態(?)で、インドネシア滞在の期間が全体の強練習期間の40%程度だった
以上が大まかな部分でのチーム編成及びチーム統括の失敗の原因に挙げられます。

加えて、今大会は今後のインドネシア野球の向上性にも大きな疑問を残した大会だったと察しています。これは、世代交代における部分で、タイ代表やフィリピン代表にも言えることですが、こと2011年の強練練習において、若手の育成がなされていないインドネシア代表にとっては非常に深刻さを増しています。

「フィリピン代表」「インドネシア代表」「タイ代表」という東南アジア上位3カ国にとっては、今後、若手の育成がどうなるかがランキングに大きく関わってきます。若手育成の投手部門に焦点を絞ってみると、やはり投手層の厚いフィリピン代表が優勢さを保持し、インドネシア代表については、エフェンディー、アクバール以下の若手投手が育ってきていないマイナス面がモロに露出してしまいます。そう言った意味からも2年後のアジアンSEAゲームスに向けての課題は計りなく大きいものとなるのです。

全ての面を総合し、2年後のミャンマー開催での第27回アジアンSEAゲームスでの3国の試合が非常に楽しみです。それぞれの母国でもないという部分からも真の実力が見られることでしょう。

そして、もう1点、最後に、2012年春に第10回アジアカップが開催される見込みです。
2つのグループに分けての開催という話になっていますが、はっきりした内容については近々分かることと思います。しかし2011年のインドネシア代表の実力を見る限り、西アジア王者のパキスタン代表には歯が立たないでしょう。また、香港などの伏兵も控えています。この部分については早急なるインドネシア代表チームの建て直しが必要になります。時間的な見解からも2012年の第10回アジアカップ参戦におけるインドネシア代表のチーム編成は非常に困難な展開になると判断します。

以上、2011年インドネシア野球の回想になります。

2012年の反省と改正材料とし、インドネシア野球の発展と向上に期待します。
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2012年予告!国際武道大学バリ島来訪7周年 & 第5回レッドソックスカップ - アセアン諸国の野球向上へ

2011年12月30日 16時17分15秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール
来年は国際武道大学バリ島来訪・・・
野球部が7年目、そして男女ソフトボール部が6年目を迎えます。

野球大会に関しては、一層、野球教室を前面に打ち出してインドネシア人選手への伝授を拡大して行くこと、そして、今回は実現しませんでしたが、マレーシア代表ナショナルチームの坂本様からも参戦依頼を頂いておりますことから、国際武道大学を交え、アセアン諸国の野球後進国を交えた野球大会、そして、アセアン諸国の野球向上を目的とした野球指導をも取り込んで行く構想であります。



現状インドネシア国内での野球普及活動をしておりますが、実際には、アセアン諸国全体の向上がアジア全体、そして、世界全体の野球の向上に連動する訳であり、少しでも、アジアとアセアン諸国の力量の差が埋まるような動きが出来ればと思う次第です。

アジアの4強と呼ばれる日本、韓国、台湾、中国の直ぐ下に位置するアセアン諸国のレベルが低いのと同じ図式がアセアン諸国(1部アジア圏に属す)の中にも確立されています。
すなわち、フィリピン、パキスタン、インドネシア、香港、タイという上位国の下に位置するアセアン諸国(1部アジア圏に属す)のレベルが上位国に追いついていないのが実情です。

また、この様な図式は、ことインドネシア国内においては、今まで、首都であるジャカルタのみの野球向上で進んできた流れから、他州への野球伝授が急務とされ、他州の野球の向上と発展が次世代のインドネシア野球に連動するのと等しいものになります。

インドネシアだけ・・・
という小さな思考性では無く、既に、世界レベルでものごとを考えていかなくてはならない時期に突入していると判断致しております。オリンピックへの復帰など、WBCへの参戦国選出など・・・
現状の野球界にとっては底辺の拡大と向上が不可欠なのです。

以上の意味からも、野球に関してはよりパワーアップした展開を考えています。ご期待下さい。



次に、ソフトボールについてですが、今年のソフトボールの大会は、2012年度からの拡大を視野に入れ、お試し的な意味を込めてカップ戦を開催したのが本音になります。来年は参戦チームを多く集い、また、ソフトボール教室も前面に押し出して、国際武道大学のメンバーを迎えたいと思います。

只の試合(トーナメントやカップ戦)だけで終わること無く、国際武道大学に所属する素晴らしい選手達と共に、インドネシアをはじめとし、アセアン諸国に、野球とソフトボールの普及向上活動を邁進してまいる覚悟でおります。



最後になりますが、国際武道大学の全メンバー、そして岩井監督、関係者の皆様方、また、当レッドソックスメンバー、関係者の皆様方、及び、ジンバラン球友会J’zのメンバーの方々、そして、じゃかるた新聞様の多大なるご理解とご協力により、今年度も無事に「国際武道大学バリ島招聘」並びに「第4回レッドソックスカップ」を執り行うことが出来ました。
心より御礼申し上げます。

誠に有難う御座いました。

以上、今後とも、ご指導、ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します。
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第4回レッドソックスカップ (決勝~そして涙の日本帰国)

2011年12月30日 15時07分32秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール


第4回レッドソックス決勝
国際武道大学VSレッドソックス

国際武道大学のV4達成なるか?
レッドソックスは昨年の屈辱を晴らすことができるか?

君が代とインドネシアラヤの両国家斉唱・・・







そして、在デンパサール総領事館、平島主席領事による始球式を経て、レッドソックスは奥村、そして国際武道大は小森と、両チームのエース対決にて決勝戦は開始されました。







1回の表、国際武道大の攻撃はレッドソックス奥村の力投で無失点。
続く1回裏、レッドソックスの攻撃は1番のチャドが出塁し、2番の湊が2ストライクからの送りバントを決め、更に国際武道大内野陣のフィルダースチョイスで無死ランナー1塁、2塁。
ここで昨年のレッドソックスカップホームラン王、奥村が打席に入る・・・









奥村の打球はショートやや三遊間ライン上に痛烈なゴロ・・・
2塁ランナーのチャドと国際武道大ショートの佐々木が絞殺
その後すかさず佐々木がセカンドへ送球し1塁ランナーの湊を併殺・・・
結局、1回裏のレッドソックス無得点に終わる””

この場面が、この試合の全てでした





2回表の国際武道大は先頭打者の関根がライトへの大飛球を放つ・・・
レッドソックスのライトが1瞬憶測を誤り前進、ライトオーバーの2塁打となってしまう・・・
この後、1無ランナー3塁となり、ここで、国際武道大、過去通算初めてのスクイズで先取点をあげたのでした。











この後、3回表にも国際武道大学が1点を追加。
レッドソックスはエースの奥村が猛暑でやられ・・・
ガチンコ対決も3回までで終止符・・・

結局、この後は、国際武道大の打線が大噴火!!
「15-0」で圧勝し優勝!V4達成となりました



閉会式には、スポーツ省バリ州支局会長からの祝辞、在デンパサール総領事館、平島主席領事からの祝辞などを受け賜り、ソフトボール大会の表彰、そして野球大会での3位表彰が執り行われたのでした。









第4回レッドソックスカップ成績は・・・こちら
ソフトボール大会
優勝 国際武道大学
準優勝 バリ オールスター
3位 レッドソックス レボリューション

野球
優勝 国際武道大学
準優勝 レッドソックス
3位 パルタ ジョグジャカルタ



さぁ・・・
いよいよ、最後の晩餐の時が来ました。
この場で野球大会の各賞の授与を行います。

優勝 国際武道大学主将の鐘ヶ江選手


準優勝 レッドソックスのエイカ主将


ホームラン及び、打点タイトル 出口選手


打率タイトル 新井選手


防御率タイトル 高田選手

思わずの受賞に・・・歓呼の高田選手の表情をご覧下さい(大笑)


MVPタイトル 出野選手


4年連続バリ来訪 皆勤タイトルの松井選手には、野中総監督から特別賞を授与


そして・・・
最後の晩餐後はデンパサールのウングラライ国際空港へ””

毎年、この場面が・・・1番・・・辛い瞬間です””

松井、高田を始め皆の眼が潤みはじめ・・・
熱い思いが胸を逆流します・・・

お別れの時です”

また、来年!
待ってるからな!

今年も熱い戦いと、熱い想いを運んでくれて有難う!

サンパイ ジュンパ ラギ 

また来年!・・・国際武道大学!!

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第4回レッドソックスカップ番外編 (雨のウルトラ整備隊)

2011年12月28日 14時58分34秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール
毎年の悩み・・・
バリ島の気候なんです””

丁度、雨季にさしかかる時期にレッドソックスカップが開催される為、毎日、雨が降らないように”ヒヤヒヤ”しながら大会を消化することになります(笑)

そんな思いの中・・・
やっぱり、今年も雨に襲われちゃいました。
午前中の試合開始直前・・・
パラパラっと来た小雨は、3分後には大雨と化していました””

ちなみに、バリ島の雨は「傘も突きぬく」はたまた「瓦も突き破る」様な豪雨なんです。
勿論、体に当った日にぁぁ・・・痛いのなのって、たまったものではありません””

試合開始直前の大雨に・・・
ため息をもらしながら、国際武道大のメンバーはベンチでプール化して行くグランドを呆然と見つめています。



・・・ん? 見つめてない?

何か?「もぞもぞ」してますね??
ちょっと、カメラをフォーカスしてみます。



あっ!
立ちポジションで、昼メシ食べてます””

と・・・その時!
どこからか・・・
パフォーマンスを催促する奇声が・・・

えっ??誰だぁ・・・??



ショートの佐々木かぁ・・・?
雨に打たれて・・・顔が良くわからない””けど??
まぁ、良っか””

低位置からの激走が始まったぁぁ!!







見事なダイビングを決めてくれました(拍手喝采)!


おおおおおっ!
ここで・・・
YOUチューブにもUPされたほどの名物男

元祖!松井の登場です!



レッドソックスカップ4年連続参戦!
皆勤賞と最上級生の意地にかけて後輩には負けられないところです!



おおおっと!すが!松井!
3塁でもオーバーランから帰塁のファインプレーパフォーマンスを見せてます!
これは、非常にポイントが高い!



もの凄いチャージで爆笑・・・じゃない爆走の松井!



会場からのアンコールに答えて、1度ならず””
本日、2本目の連続ランニングホームランの松井でした(笑)





パフォーマンス終了後、プールから上がってきた松井の勇士です!



{松井ぃぃ、午後から晴れるから試合やるぞ!即効でユニフォーム乾かせよ””}
{○×▼□・・・(モゴモゴ)}答えの出ない松井(爆笑)

・・・あらららっ?!
松井に、そんな冗談を言ってからかっていたら・・・

マジで雨が上がっちゃった””

さぁぁぁぁ
ここからが大変です””

プール化したグランドには、ウルトラ整備隊の登場です。

隊長はスラバヤ遠征に団長として同行した大久保選手・・・(写真右/赤のTシャツ)
今回は大久保団長ではなく、大久保隊長としてグランド内に出陣です!



ランニングで鍛えた「足の揃え」が、こんな場面でも見事に・・・揃ってます(大笑)
あれっ??針生!お前、足が逆だぞぉぉ!大久保隊長から集合(怒)かけられるぞ””



しかも・・・段々とアート性を帯びていて「絵」になってる?
この画像は、バリ島内の”おみあげ屋さん”で売れるかも??
・・・売れへん 売れへん





全員総出のウルトラ整備隊は延々と続きます。















う~~ん””
キャプテンのエイカの炒るバリコーヒー??
ちがう!ちがう!・・・



最年長の定さんも先頭に立って排水処理





楢さん・・・
頭使ってホースで水・・・抜く・・・抜く・・・ガンガン抜きまくり!
さすが、年の功ですな””



アメリカにはこんなウルトラ整備隊はあるのでしょうか??
とまどい&はにかみながら、頑張るワシントンDC出身のチャド



そして、最後はウルトラ整備隊終了後の大久保隊長の・・・
「すね毛アート」をパチリ!



約2時間30分に及びぶ、レッドソックス ウルトラ整備隊でした。
ご苦労様です。


こんな一幕があって・・・
夕方3時からの試合が出来るようになりました。

「パイレーツ対レッドソックス」の試合開始です。

さぁ・・・
ウォーミングUP行くぞ~~~

えっ??
ユニフォームが乾かない??って・・・

松井ぃぃぃ 
そりゃぁ乾かないわ””

だから言ったじゃん
試合があるんだからパフォーマンスは止めとけって!

松井ぃぃ・・・お前、スタメンだぞぉぉ!
で・・・どうすんだよ?ユニフォーム??

○■◎●×▼□・・・

あらっ””
また、松井が「モゴモゴ状態」になっちゃった””
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第4回レッドソックスカップ (連日!・・・日没まで野球教室)

2011年12月28日 08時44分21秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール
毎年恒例となったレッドソックスカップ野球教室!

形式的にはスラバヤ遠征で行った野球教室と同じですが、対象となる年齢が高校生から一般ということで、メニュー内容をレベルUPしての野球教室になります。

東カリマンタン州のパイレーツ クラブ、中央ジャワ州のパルタ クラブ・・・
1つでも多くのことを習得し、それぞれの地元に持ち帰って仲間に伝授して下さい。

地方州の野球の向上がインドネシア野球の発展になります。
そうです・・インドネシア野球の次世代に繋がる重要な部分です。









ボールの握り方、投げ方、打ち方、それぞれの体の使い方を講習し、守備編では実際に各ポジションに分けて国際武道大学のメンバーが張り付いて指導をします。また、打撃編ではランダムグループ分けをし、やはり国際武道大のメンバーが張り付いて、指導メニューをサーキット的に行います。

勿論、バリ州野球を担うレッドソックスとレッドソックス レボリューションのメンバー達も野球教室に参加です。















また、レッドソックスシニアメンバー達も国際武道大学のアシストで張り付き、お手伝いをします。



















毎年、バリ島観光そっちのけで、朝から日没までグランドに立ち続ける国際武道大学のメンバー達には頭が下がります。

国際武道大のメンバー ... 本当に有難う !
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第4回レッドソックスカップ  (トーナメント予選)

2011年12月27日 19時52分18秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール
12月20日、スラバヤからバリ島へ帰郷後の夜、第4回レッドソックスカップの大会テクニカルミーティングを経て、いよいよ、2011年、第4回レッドソックスカップが開幕されました。

国際武道大VSレッドソックスの開幕試合には野中総監督が先発。
当年50歳・・・老体にムチを打って3回を力投。

野中総監督の登板は、明日からのパルタ戦、パイレーツ戦に備え、連勝にて決勝進出を果たす為に、主軸の投手陣を休ませる戦略からの登板ですが、このレッドソックスカップでの野中総監督の開幕先発は初公開です・・・非常に貴重なシーンです。



野中総監督・・・よせば良いのに・・・思い切り吠えながら投げてます(大爆笑)



う~~む・・・やはり!
今年の国際武道大の打撃は凄い!
過去最強の打線を送り込んできましたね。。。

下記、予選での国際武道大の得点です。
レッドソックス戦が18点
パルタ戦で29点
パイレーツ戦も16点
・・・いずれも失点は0点。

そして、レッドソックスも・・・
パルタ戦は、11対1
パイレーツ戦も、12対1と快勝して決勝に進出。

でわ、予選の画像をランダムにて連続UPしてみますのでご覧下さい。



































決勝は「国際武道大学」VS「レッドソックス」
レッドソックス・・・どこまで国際武道大に食い下がることが出来るか???
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国際武道大学スラバヤ遠征 4 (武大奮闘!総勢90名超の野球教室!)

2011年12月20日 13時04分10秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール
国際武道大学スラバヤ遠征第4弾



凄い・・・人数””
90名を超える10歳から15歳の子供達が結集!

ボールの握り方から始まり・・・
投げ方、取り方、ゴロの取り方・・・
各ポジション別に分けての講習・・・
打ち方・・・
















約2時間30分にわたり国際武道大学のメンバーが奮闘!
みっちりと張り付いての野球教室。
レッドソックスの大久保団長と高田も張り付きっぱなしでした。





















最後は、スラバヤのアマチュア野球連盟のアスナ女史と交流証明書を交換。



日没になりまで皆で写真を取りまくってた光景がとても印象深いです。
ほのぼの・・・とした幸せな気持ちです。

2006年から始まった、この国際武道大学との交流ですが、まさに、2006年の時の初心を思い出させてくれたスラバヤ遠征だったと判断します。

年々、国際武道大学との交流もパワーUPしていく中において現状の形体も非常に良い形になっていますが、この様な部分を思い起こさせてくれたスラバヤに深く感謝します。

また、今回の受け入れに際して、東ジャワ州代表チームのメンバー、関係者、そして特にアスナ女史に御礼を申し上げます。有難う御座いました。

そして、本日(20日)の午後14時20分の飛行機でバリ島に帰郷し、明日から開幕する第4回レッドソックスカップを迎えることになるわけですが・・・

「また、スラバヤーバリ島の2度の往復だけは簡便してくれ~~ 飛行機頼むよ


涙チョチョ切れ裏話し

「大久保団長の目に涙」

この光景を見ていた大久保団長が眼をウルウルさせながら・・・
「良い!実に良い!・・・グスン”グスン”」と、涙していました

この涙には納得です
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国際武道大学スラバヤ遠征 3 (蛇にも負けず、トカゲにも負けず ボールを探せ!!)

2011年12月20日 12時14分34秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール
国際武道大学スラバヤ遠征第3弾

19日/2日目の速報です。

午前中は東ジャワ州代表チームとの親善試合2試合目。
仕事や学校などの関係で思うような戦力が整わない東ジャワ州代表チーム、そこで、国際武道大学引率の団長としてスラバヤ遠征に同行しているバリ レッドソックスの大久保団長、そして高田も試合に参加。









グランドの環境問題からボールが無くなり・・・
「さぁ 皆でボールを捜すぞ!」ってことになったのですが・・・







実は、グランドの回りの草むらには、蛇やら大トカゲが居るんです・・・





また、周囲には畑もあり・・・
スパイクも・・・この通り(爆笑)



日本の環境とは異なり、国や地域によって、色々な形の野球があります。
このような変わった体験も、国際武道大学のメンバーの皆には、貴重な思い出と体験に
なると思います。

・・・蛇に噛まれた者もなく「ホッ」としています(笑)

その後は、国際武道大学のメンバー達が、東ジャワ州代表チームのメンバーに張り付いて野球の指導です。







辞書を片手に教えている国際武道大学のメンバー・・・
でも、しっかりコミュニケーションを取っていました。



野球に国境は無いですね(満願の笑顔)
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国際武道大学スラバヤ遠征 2 

2011年12月20日 11時41分08秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール
国際武道大学スラバヤ遠征第2弾

18日の午後には、スラバヤリトルリーグ選抜チーム(12歳から15歳)と親善試合を行いました。本気での対戦ではなく、手加減しての対戦ですが、手加減の度合いに少々手こずっていた国際武道大学。

スラバヤのリトルリーグ側からの要望で、シートノックのデモストレーションを行い。美技にお口を「ポカン」とあけて見入っていた子供ちゃん達の姿が印象的でした。







途中、振り出した雨の中、1度の中断を挟み、試合は続行され、親善試合は無事に終了となりました。


雨と来たら・・・
恒例のベースランニング&ヘッドスライディング
今年もやってくれました



初めて見るパフォーマンスにスラバヤの選手、関係者はびっくり””

でわ・・・
引き続き、国際武道大学スラバヤ遠征2日目の様子をUPしてみます。

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国際武道大学スラバヤ遠征 1・・・(バリ島とスラバヤを2回も往復した国際武道大学野球部??)

2011年12月19日 01時30分03秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール


12月17日、国際武道大学野球部一行は、バリ島から東ジャワ州のスラバヤ入りをし、本日(18日)に東ジャワ州代表チームと親善試合行いました。













炎天下・・・
正直言って・・・
焦げるような猛暑でした・・・

そんな猛暑の中、国際武道大学の打線が爆発!
親善試合第1戦は「17-2」で国際武道大学が圧勝!

東ジャワ州代表チームは仕事の関係でレギュラー選手4名が参加が出来ず・・・
国際武道大学を迎えるにあたって10月からの強化練習を開始し、万全な体制で親善試合を行いたかったのが正直な話ですが・・・
でも、準レギュラーの選手にとって良い経験になりました・・・



インドネシアアマチュア野球連盟東ジャワ州支局の会長も試合を観戦し、試合後に国際武道大学のメンバーに御礼のメッセージを話ししておられました。

「スラバヤに来てくれて有難う御座います。心より感謝しています。スラバヤの野球にはまだまだ基本的な部分が欠如しています。皆様の様な基本を身に付けている野球選手を見習う良い機会を持てましたこと、非常に嬉しく思います。また来年もスラバヤに来て下さい」

しかし・・・暑かった(暑いより熱いと言った方が適してます)

また、午後からはスラバヤのリトルとの試合を行いました。
この画像は、明日、行なわれる野球教室の模様とあわせてUPしてみます。



バリ島とスラバヤを2度も往復した国際武道大学のメンバー

そうなんです
バリ島からスラバヤへの渡航での裏話なのですが、バリ島を飛び立ち、スラバヤの空港に着陸体制に入り、滑走路に着陸する寸前に・・・いきなり外が真っ暗に(唖然)

何も見えなくなったんです””
そして、窓には突き刺さるような雨が打ちつけられ””

飛行機は着陸寸前に機体を一気に上昇させて行ったのでした(これまた唖然)

ここ数年間、インドネシア国内を結構多く移動していますが、この様な体験は初めて””

この後はスラバヤの上空を約45分間以上旋回””

結局、スラバヤの空港付近の気候が悪く、何と再びバリ島へ戻ったのです。

丁度、昼のフライトだったため、お腹はペコペコで・・・
「まぁ、バリ島の空港のロビーで何か食うか??」と腹を括りながら無事にバリ島へ帰郷

しかし、給油後、すぐに再びスラバヤに向けて飛び立つとのことで機内で待機
「まぁ、すぐに飛び立つののならスラバヤ到着後に何か食うか??」に、気持ちを変更

すぐにって言ったのに!・・・1時間の機内待機
エアコンも切られ・・・ヤバイです、完全サウナ状態です””

・・・結局、5時間弱も座りっぱなしでスラバヤに到着したのでした。
すみません””・・・あと2時間くらい座ってたら成田に行けちゃうんですけど・・・

スラバヤのホテルに到着後、バリ島の関係者に、このハプニングを話しをしたら・・・
「1回分の航空券で2回も往復できて良かったですねぇ!」・・・だって

こんな思いをしてスラバヤに乗り込んだのでした。

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第4回レッドソックスカップ開幕・・・歓迎!国際武道大学!

2011年12月16日 11時54分28秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール


12月16日・・・
本日の成田発ガルーダインドネシア航空で、国際武道大学野球部、ソフトボール部一行30名がバリ島デンパサール、ウングラライ空港に入国してきます。

到着の予定時刻は夕方の5時(日本時間の夕方6時)


ソフトボールの大会は明日17日から20日までになり、野球の大会は21日から25日までになります。只、野球に関しては、17日から20日まで東ジャワ州のスラバヤに遠征をし、東ジャワ州代表チームとの親善試合、合同練習を行い、また、12歳から15歳までのリトルリーグ組織所属の子供達との交流試合や野球教室なども行います。

この国際親善交流も、6年目を向かえ、本格的にジャワ島へ上陸開始です

各試合のスケジュールは下記の様になります。

レッドソックスカップ ソフトボール大会
16日 
夜  テクニカルミーティング

17日 
午前 国際武道大 vs RSレボリューション

18日 
午前 バリ オールスター vs 国際武道大
午後 RSレボリューション vs バリ オールスター

19日    
予備日/ソフトボール教室

20日 
午前 決勝 
午後 ソフトボール教室


レッドソックスカップ 野球大会
16日 
夜  歓迎会

スヤバヤ遠征
17日 
午前 スラバヤへ移動
午後 東ジャワ州代表チームと合同練習
夜  歓迎会

18日 
午前 国際武道大 vs 東ジャワ州代表チーム
午後 スラバヤ リトルリーグ vs 国際武道大学

19日 
午前 国際武道大 vs 東ジャワ州代表チーム
午後 スラバヤ リトルリーグへの野球教室

20日 
午前 東ジャワ州内の各クラブチームコーチ陣への指導教室
午後 バリ島帰郷
夜  テクニカルミーティング

レッドソックスカップ
21日 
午前 パイレーツ vs パルタ
午後 レッドソックス vs 国際武道大学
夕方 野球教室

22日 
午前 国際武道大学 vs パイレーツ
午後 パルタ vs レッドソックス
夕方 野球教室

23日 
午前 国際武道大学 vs パルタ
午後 パイレーツ vs レッドソックス
夕方 野球教室予備日

24日 
午前 親善試合 国際武道大 vs RSレボリューション
午後 3位決定戦

25日 
午前 親善試合 国際武道大 vs バリ オールスター
午後 決勝戦
夕方 閉会式
夜  打ち上げ
深夜 一路、成田空港へ~~



さぁ・・・いよいよ開幕です。
試合結果や画像については追ってUPして行きますのでご期待下さい。

時期的に雨季に突入するバリ島ですが・・・

雨が降らないことを祈りつつ・・・

 プレーボ~~~ル 
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外国人監督・・・の第1次要因の方程式

2011年12月15日 14時17分43秒 | 66番の思想
例えば・・・

「何か重大な問題が発生した時!!!」

人は問題が起こった時などは、ほとんど、その視点と怒りは外部的要因に向けられる傾向が強いものです。

これは、人間の特性とも言えます。

しかし、

原因を深く追究した時、はたして外部的要因が1次的な原因として挙げられるのでしょうか?

答えは・・・全てには当てはまりません。。

往々にして、外部的要因とされるものは2次的な原因であることの方が多いもので、最大の要因は自身にあるものです。

要は・・・
問題が起きたそのきっかけやはじめの取かかりは大きかれ少なかれ必ず自分にあるのだということです。

しかし、自らの居場所を確保したいがゆえに、時にはその場の状況を変えたり、偽りや言い訳で誤魔化したり、道理の通らない理屈を並べます。

何故なら・・・
困ったことに、これも人間の特性だからです。



しかし、この世の中の全てにおいて「自然の法則」があるのです。

誤魔化しの効力は永遠には続きません。
どこかで自己に対して素直になり、正しい視野で見直して行かねばならない時期を迎えるのです。

素のままの自己を「人生の方程式」に組み込まない限り、次へのステージへは進むことは出来ません。
たとえ進むことが出来たとしても、それは単に誤魔化しの世界を引きずっているだけです。
また、貴方の世代では誤摩化し通せても、貴方の子孫の世代で必ず償わなければならない状況が出現します。

やはり、これらは全て「自然の法則」なのです。

野球の試合にも「勝利の方程式」なるものがあります。
野球の試合においては運気や運の流れが手に取るように予測が出来ます。

つまり、失点を招き敗北に繋がる要因や、得点を得て勝利を呼びこむ要因などになり、特に1つの失策プレーが、その後に引き起こす恐ろしい程の凶運気などは、眼に見えない運命的な何かによって導かれています。

この様なことは、現代社会において科学的には考えられないような自然現象から成り立つようなものであり、正確に説明をすることは困難なものです。非科学的な力によって、否応無しに導かれてしまいます。

野球の試合の中にはこのような物が蠢いていますが、これらも自らの1次要因によって齎される2次的要因になる訳です。


問題の視点は自己にあるものだという概念を記憶し、全てに、万人に、対応しなくてはいけません



外国人監督の神頼みの方程式に続く)
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外国人監督・・・の人間の方程式

2011年12月12日 18時37分04秒 | 66番の思想
ある日突然、何かのきっかけで人生について考えるようになる・・・
人として生まれた意義や生きて行く過程に起こった過償いなどを考えるようになる・・・
人間として成長をして行く過程の中で、誰もが必ず考に至る部分だとも思います。

近代化の進みきった今日、道徳感という人間の核心部分への教育が衰退してきている様に思える中、少なくとも人間の基礎・基本となる部分については学んで行かなくてはならないと思います。

何から学ぶか?
どこから得るのか?

人生の先人から学ぶでも良いでしょう。
場面に遭遇し自己で悟るのでも良いでしょう。
・・・プロセスは人それぞれで良いと思います。

しかし、1つだけ・・・
思い起こして頂きたいことがあります・・・



日本には古来より「神道」という理念があります。
元々、日本人の精神の拠り所である「神道」は、自然崇拝と祖先崇拝の2柱の神観から成り立っています。

自然崇拝とは、古代のアミズムにはじまる太陽、雨、山、森、海、湖、風、木、岩、石、その他諸々・・・などの大自然そのものが神という捉え方です。

また、祖先崇拝とは自分達の祖先を神として捉えることであり、更には自然界の目に見えない精神的な存在や霊的な存在などをも神と位置つけてきました。すなわち、死んだ人も肉体を失い霊的な存在になることから故人を神と見なして崇めることです。

何故、自分の存在があるのか?
自分は何処から来たのか?

という、自分の存在を証明するシンプルな疑問に対して、やはり祖先への崇拝や感謝などが自然と発生してきます。

「今・・・自分が・・・ここに居る・・・生きている」

祖先崇拝とは、貴方自身を守ってくれること。貴方を事故、健康、仕事、家庭紛争、自己コントロールなどから守り、次のステージへ進むにあたり、最善なる策や道筋、その助けを導いてくれることなのです。

先祖代々が土台となって今の貴方が現世に居る訳で、家系として、過去の先祖達が現世の貴方の繁栄を願っている・・・
また、過去の先祖達の過ちを教訓とし現世の貴方に改め避けさせようと願う・・・

これは「人間として」「人として」の基本上、最も重要な理念ではないでしょうか??

但し・・・
勘違いをしないでもらいたいのですが、宗教に入りなさいとか、信仰しなさいとか野暮なことを言っているのではありません。ポイントは宗教以前の次元であり、自分自身の中でこの様な思いや、事柄へ気が付くことが大切なのです。

「神道」の理念は、古来世界中のどこの国にも、どこの地域の民族にもあったと言えます。これは各宗教や思想などの教義教典以前のもので、難しい理論などでは無く、元来、人間として持っている感情で「人間の本性ともいえるべき純粋な思い」から発生したものです。これが「神道」と言えます。

自然に感動をし、自然から学び、そして、祖先を含む全てに感謝する純粋な心・・・

これは、人間としてこの世に生きている以上、この様な人間の本性が「基本中の基本部分」であり、この部分をしっかりと把握して生きなければ、次へのステージには繋がらない・・・すなわち「人間の方程式」だと言っても過言では無いと思います””



 外国人監督の第1次要因の方程式に続く)
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外国人監督・・・の初一念の方程式 

2011年12月09日 13時22分10秒 | 66番の思想
「将来、何になりたい・・・?」
「大きくなったら、何になりたい・・・?」

貴方にも聞き覚えのある、誰もが子供の頃に聞かれた代表的な質問です。
誰一人として聞かれなかった人は居ないと断言できるでしょう・・・

また、小学校の時などは「将来なにになりたいか?」などの題名にて作文を提出した覚えのある人もおられることと思います。
「お医者さんになりたい」
「プロ野球選手になりたい」
「歌手になりたい」
「芸能人になりたい」
など・・・多様な答えがあったと思います。

しかし、当時、将来の希望や夢を即答出来きない人も居たのではないでしょうか?

自分からしてみれば「将来の希望職」や「なりたい職業」を語れる人は凄い人に思えるのです。何故ならば、その当時の自分には何も考えつかなかったからです。

では、自分と同じ分類の人達はどうすれば良いのでしょうか?

おそらく、現在の大学生や社会に出て未だ数年の方々などの中にも、未だに「将来何になりたいのか?」等を鮮明に言えない人も多いのではないでしょうか?

あせる気持ちは分かります
・・・が、
あせっても仕方が無いことであるということも覚えて下さい(笑)。

何故ならば、そこには、非科学的な力が多分に作用をしており、その力によっていずれは成るように落ち着くからです。



大切なことは・・・
自分にとって「愛」を注ぐことが出来るものは何かを見つけることです。

この「愛」を見つけられれば、落ち着くべき容も形成されて行き、すなわち、前項で記した「自己の居場所」にも連動して行きます。

「愛」があるものに対しては、そこには「心」が存在するから・・・
「心」を持って接することが出来るものが、貴方にとっての「初一念」なのです。

「初一念」を見出したならば、次に到達したい「夢」が生まれてきます・・・
「夢」を実現する為には「人として生きる方程式」を考えてみましょう。

「人として生きる方程式」は夢を「目標」に変えてくれるはずです・・・
「目標」を達成した時、そこには「自分の居場所」があるのです。


初一念
「目的や目標に向かって、その事を懸命に行おうと心に誓い、寝ても覚めても自分の念頭から決して離れる事は無い目的意識」という意味であり、執念とも解釈されることです。

人間は、それぞれの初一念を見出すことによって、はじめて人としての土俵に上がれるのではないでしょうか・・・?



 外国人監督の人間の方程式に続く)
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外国人監督・・・の居場所の方程式

2011年12月07日 13時44分56秒 | 66番の思想
その都度、その場面が、自分の居場所だと思って生きてきた・・・
しかし、そこには何の目標も無く生きてきた・・・
いや、一応の目標はあったにせよ、向上ベレルでの対応をしてこなかった・・・

また

1つの場所に落ち着いて腰を下ろして仕事をしてきたことが無いために、本当の意味での自分の居場所はどこなのか分からなかった・・・

・・・などに適応する方はいらっしゃいませんか?

正直な話し・・・
自分は、上記の項目に該当する人間でした。

存在を位置付けする自己の居場所について、はっきりと自己からも他人からも判断出来る人がほとんどの中、どうも自分の場合は少々異なっており(少々では無く大幅な相異かもしれません・・・大笑)自ら異なる道筋を造ってきたようです。



母校、日大三高野球部の教え中に次の様な格言があります。

{基本的部分をしっかりと極め、理論的に練習をしてこそ、合理的な結果を生み出すことが出来、只単に、がむしゃらに通り一編の練習では進歩があるはずがない}

これは、基本部分が固まっていない選手、組織に対し、只、技術や飛躍した部分を教えても、的を得た進歩は期待が出来ない、と言う意味であり、また、その進歩状況には限度があったり、間違った部分を多く含む進歩にもなる・・という意味をも含みます。

新しい目標が生まれた時・・・
自分の居場所も、その新たしい目標への達成の場に、自動的に移動をします。

人間は、邁進して行く生き物であり、邁進しようと努める中に不安を抱き、自分の居場所が本当のものかと試行錯誤を自問自答しながら生きて行く特性を持ちます。

突き進めば、突き進む程に、新たな問題を抱え、そして戦い、更なる自分の居場所を見出して行かねばなりません。

自己へのケジメと周囲の認知が折り重なった時に、本当の意味での自分の居場所が確固たるものとして位置付けされるのです。

目標への挑戦挫折自己修復の目覚めリベンジ自己へのケジメ新たな目標の芽生え更に挑戦をし挫折を繰り返す

人生の中で、上記図式を繰り返して行く。
これが、人として生きる方程式であり、同時に居場所の方程式でもあります。



 外国人監督の初一念の方程式に続く)
 
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