元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋)

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野中総監督 東ジャワ州代表チーム監督へ就任

2011年03月14日 08時08分22秒 | バリ島、インドネシア国内の野球 ソフトボール


2012年9月にインドネシア国体がスマトラ島のリャウ州で開催されます。インドネシア国体は4年に1度開催されるインドネシア国内最大のスポーツイベントになります。
このインドネシア国体に出場する東ジャワ州代表チームの監督に我らの野中総監督が
就任しました。

下記、野中総監督のコメントです。

州代表チームの監督就任に際しての決断・・・
{インドネシア野球の向上と発展について、何をして行かなければならず、何を最優先の目標とすべきなのか?確かに、インドネシア代表ナショナルチームの成績を引き上げることは、インドネシア国の野球の向上を示すものですが、国内の実情的な部分からインドネシア野球を見つめた場合、少々、違う部分が映ってしまうのであります。
それは、国内でも未開の地域の野球の向上が本当の意味において(次世代に繋がる)インドネシア野球の向上にとって最も重要であると言う結論です。
また、この様な動きは、現地に住む自分の様な人間でしか出来ない分野なのではないか?との思とも合いとも重なり、来年9月に開催されるインドネシア国体に出場する「東ジャワ州代表チーム」への監督就任を決意しました。
また、数州からのオファーを受けましたが、その中でも東ジャワ州においては、2月の1ヶ月間の間に、3回程、打ち合わせのためにバリ島に来訪をされ誠意と熱意を強く感じました。このような姿勢も東ジャワ州代表チームの監督就任を決めた要因の1つです。
3月末からスラバヤと言うジャワ島にある都市に滞在して東ジャワ州代表チームの強化練習を開始します。}

抱負と意図ついて・・・
{インドネシア国体予選、本戦共に、インドネシアで野球が開始されてからこの方、インドネシア代表ナショナルチームの選手で構成される、ジャカルタ特別州代表チーム(ジャカルタ地区)が毎年優勝し、また、同じく、インドネシア代表ナショナルチームの選手を多く抱え、ジャカルタ特別州に隣接する、西ジャワ州代表チーム(バンドゥン地区)が準優勝と、この2州が常に優勝と準優勝をしてきた形になっております。この2強の壁を、地方の州代表チームが打ちく砕くことが出来たならば、ある意味において、インドネシア野球の裾野が拡大され、その州地域における、野球の「理論」「練習方法」「選手の育成法」の種が撒かれたことが証明されると判断しております。}

目標につて・・・
{今年の7月に開催される国体予選大会については決勝戦への進出になります。そして、来年9月の本大会(決勝大会)では、ズバリ!優勝を狙います!}

尚、インドネシア国体のシステムは来年の9月に開催される本大会(決勝大会)の前に、
予選大会を開催し、本大会(決勝大会)出場の枠を絞り込みます。
予選大会では14州の代表チームが参戦を予定し、この14州の代表チームの内、上位7州の代表が予選大会通過となり、開催地のリャウ州代表を含めた合計8州の代表チームによって本大会(決勝大会)を争うシステムになっています。

また、この予選大会の順位によって各州のスポーツ省から本大会(決勝大会)に向けた強化練習の予算が決定されるため「優勝、準優勝、3位」のメダル獲得圏内での予選大会通過が必務となります。

野中総監督率いる東ジャワ州代表チームの強化練習の模様は逐次UPして行きますので、ご期待下さい。

※ インドネシア国体 通称PONと呼ばれています。
  2012年9月 スマトラ島 リャウ州で開催
※ インドネシア国体予選大会 通称Pra-PONと呼ばれています。
  2011年7月 ジャカルタ スナヤンで開催
※ 東ジャワ州代表チーム 通称ジャティム(JATIM)と呼ばれています。
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