元インドネシア代表監督、スリランカ代表監督(野中寿人- 66番の部屋)

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日大三高時代のお話し・・・ガクラン物語

2016年07月16日 17時27分39秒 | 日大三高校野球部 小球史
高校野球の・・・
地方大会も開幕をし・・・

夏の・・・
甲子園出場に向けて・・・

各地で・・・
熱い戦いが・・・
繰り広げられています・・・

毎年この・・・
地方大会が開始すると・・・

自然と・・・
ワクワク・・・
ムズムズしてくる・・・
方々も多いと思います・・・



さて・・・
しばらく・・・
日大三高時代の・・・

エピソードを・・・
休んでいましたので・・・

地方大会の・・・
開幕ということで・・・

ちょこっと・・・
UPをしてみたいと思います・・・


- これは真面目な学帽(笑)-

今日は・・・
現役時代の・・・
ガクランについてのお話です・・・

当時の・・・
日大三高野球部は・・・

1年生時は・・・
学校から指定された・・・
普通のガクランの上下に・・・

こっぺバンのような・・・
先が丸い形の革靴を履き・・・

ベルトも・・・
しっかりご指定のベルト・・・

学帽もちゃんと・・・
全面を立たせて・・・
ピカピカの校章を見せてかぶり・・・

靴下も・・・
白色のものを着用します・・・

カバンは・・・
パンパンに膨らませ・・・

まるで・・・
ドクターカバンのような形・・・

こんな感じで・・・
2年の夏までは・・・

真面目な・・・
学生スタイルを貫きます・・・

というか・・・

先輩方々からの・・・
ご命令なので貫かなくてはいけません・・・

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そして・・・
先輩方々の・・・
夏の大会が終わると・・・
待ちに待った“天下の到来”・・・

まさに・・・
織田信長か・・・
豊臣秀吉かみたいな感じです・・・(大爆笑)

真面目な・・・
学生スタイルのガクランは・・・

まず・・・
詰襟を・・・
前面から後面までを・・・

同じ高さで・・・
通常よりも高くします・・・

ゆわいる・・・
“通し”と呼ばれた形です・・・

前と後ろの・・・
高さを変えると・・・

非常に・・・
バレやすいので“通し”なんです・・・

ガクランの裏地は・・・
タマムシや白サテンなどを張り・・・

勿論・・・
内側に折を入れて・・・
そこへ刺繍を施します・・・

"日本大学第三高等学校 硬式野球部"
"野中 寿人"こんな感じの刺繍になります・・・

ガクランの丈も・・・
バレない程度にやや長めにし・・・

腰の部分も・・・
少々絞ってタイト型に・・・

おズボンは・・・
ボンタンは野暮ったいので・・・
ズンドー&3cmくらいのハイウエスト・・・

お尻の両ポケットは・・・
ジャバラのラインで加工します・・・

ベルトは・・・
ご指定物から・・・
クロコダイルなどに変更・・・

学帽は・・・
ロウソクで・・・
テカテカにして・・・
ツバの両脇を縫い直し・・・
平行にして全体を潰します・・・

ピカピカの・・・
校章も火であぶって・・・

黒くすみ色にして・・・
三高の“三”の部分を・・・
やや前方向に織ります・・・

これで・・・
通称“ペテン帽”の出来上がり・・・(微笑)

最後に・・・
靴はコッペパン靴から・・・
ややロングノーズに変えて・・・
つま先と踵に金具を打ち込む・・・

歩くと・・・
カチャカチャと・・・

タップ・・・
ダンサーみたいに・・・
金具音が鳴り響きます・・・

白い靴下は・・・
即おさらばですね・・・

黒色の・・・
シースルーの・・・
ハイソックスを着用・・・

カバンは勿論・・・
ぺったんこに潰して・・・

取っ手には・・・
ビニールテープを・・・
巻いて出来上がり・・・

これが・・・
当時の天下人の・・・
野球部員の姿です・・・(大笑)

あっ・・・!
それからもうひとつ・・・

頭は・・・
5厘刈りなんですが・・・

通常・・・
バリカンを・・・
額から入れますが・・・

その逆で・・・
頭のてっぺんから・・・
額に向けて入れていきます・・・

そうすると・・・
5厘は5厘でも・・・
少し長くなるんです・・・

余談ですが・・・

実は・・・
この5厘刈り・・・
ジャワーの時に・・・
石鹸が刺さったり・・・

また・・・
日焼けで・・・
皮が剥けたりもするんです・・・(爆笑)

こんな感じに変身して・・・
外出と呼ばれる帰宅の時に着用・・・

遠征バックも・・・
肩から掛けてますので・・・
野球部ということは一目瞭然・・・

ですから地元の・・・
不良をしている方や・・・

暴走族をしている方からも・・・
いちゃもんをつけられたことがない・・・

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さぁ・・・
我々の天下が到来・・・

当時の・・・
伝統?風習?に従って・・・

天下バージョンの・・・
ガクランを注文しに専門店へ・・・

当時・・・
小田急線の・・・
梅が丘という駅に・・・

この手のガクランを・・・
扱ってくれるお店がありました・・・

速攻で・・・
ガクランを・・・
注文しに梅ヶ丘のそのお店へ・・・

がっ・・・!
しかし・・・!

お店を・・・
目の前にして・・・

茫然・・・!

そのお店から・・・
小倉コーチ(現監督)が
出てこられたではわりませんか・・・!

“えっ? なっ? なんで?”

“?”マークに・・・
襲われるやいなや・・・

既に体は・・・
小走り背走を開始・・・

その後・・・
前向きターンをかまし・・・

一目散に・・・
爆走のバックレ猛ダッシュ・・・

結局・・・
小倉コーチが・・・

店から出てこられる・・・
トラウマが頭から離れず・・・

どうしても・・・
梅が丘に行けなくなり・・・

違う店で・・・
天下バージョンの・・・
ガクランを注文するハメに・・・(大粒涙)

当時・・・
小倉コーチは・・・
日大の学生でした・・・

大学への通学は・・・
ガクランをご着用・・・

まさか・・・
梅ヶ丘で・・・
ガクランを・・・
ご注文されていたとは・・・


- 1978年当時の三高応援団 西東京大会より(府中球場)―

当時着ていた・・・
ガクランの写真がなく・・・
ブログに掲載できませんが・・・

この様な・・・
ガクランの風貌は・・・

赤坂時代の・・・
三高応援団の方々を・・・
思い出してしまいます・・・

当時の自分は・・・
日大三中1年生で・・・

憧れの眼差しで・・・
応援団の先輩方々を・・・
見ていたのを思い出します・・・

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外国人監督の・・・第11回 BFA U18アジア選手権大会

2016年07月02日 15時01分13秒 | インドネシア代表ナショナルチーム(国際大会など)


夏の甲子園終了後・・・
高校ベストメンバー選出にて・・・

侍ジャパンU18
ナショナルチームが編成され・・・

8月30日から・・・
9月4日までの期間・・・

台湾の台中市で・・・

第11回・・・
BFA U18・・・
アジア選手権大会が開催されます・・・



侍ジャパンの・・・
硬式サイトでも・・・
告知されていますが・・・

この・・・
U18アジア・・・
選手権大会への・・・
参戦国は8か国になり・・・

下記の国が・・・
参戦を致します・・・

日本、台湾、韓国、中国・・・
フィリピン、タイ、香港、インドネシア・・・



当初・・・
アジア野球途上国からは・・・
パキスタン、フィリピン、タイ、香港でしたが・・・

パキスタンが・・・
U18のチーム編成がままなら無い為・・・
インドネシアが出場枠に入りました・・・

当初・・・
オープンエントリーの時は・・・

何と・・・
20か国の・・・
エントリーがあり・・・

審査の結果・・・
上記の出場8か国に決定・・・

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また・・・
この様な・・・
国際大会には・・・

全て参戦を・・・
しなくてはいけない・・・

不参戦と言う形が・・・
ランキングに大きく・・・

反映される・・・
仕組みになっているのです・・・

実際・・・
トップチームの・・・
国代表チームが・・・

国際大会で・・・
ランキング上位の・・・
相手国に勝ったとしても・・・

負けた・・・
ランキンング上位国が・・・

コンスタントに・・・
国際大会への出場をしていた場合・・・

その年度末に発表される・・・
世界・アジアのランキングは・・・

勝った下位の国が・・・
負けた上位国の上に・・・

ランキングを・・・
されることはまずありません・・・

コンスタントに・・・
国際大会に出場しているか・・・

国や国代表の・・・
統括組織などに対する評価も・・・
大きくランキングに関わるのです・・・

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今回の・・・
U18アジア選手権大会・・

インドネシア代表・・・
U18ナショナルチームとしては・・・

同じ年代の・・・
フィリピン、タイ、香港と・・・

選手個々や・・・
総合的な比較を・・・
するのが第1の目的になります・・・

2010年から・・・
2015年までの・・・

若手育成を怠った・・・
インドネシアの5年間の足踏み・・・

このツケの大きさを・・・
この大会で的確に把握することです・・・

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そして・・・

侍ジャパンの・・・
監督である小枝監督と・・・

同じ・・・
国際大会の場で・・・

異なる・・・
国旗を掲げて・・・
グランドに立てるという・・・

次回は2度と無い・・・
スチュエーションが・・・

自分自身にはあります・・・

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