外国人監督の・・・驚き 桃の木 アンディの気 (?)

“スラバヤ”
と、言えば・・・

2009年の・・・
ゴールデン搬送・・・

2011年から・・・
2013年までの・・・

東シャワ州・・・
代表チームの統括や・・・
少年野球の立ち上げなど・・・

自分にとって・・・
数々の思い出がありますが・・・

そのスラバヤから・・・
あのとんでもない男が・・・

24時間・・・
車をかっ飛ばして・・・
バリ島へやってきました・・・

その・・・
男の正体は・・・

東ジャワ州・・・
代表チーム監督時代の・・・

チームマネージャー・・・
兼、何でも屋の“アンディー君”・・・


‐2012年の国体決勝大会出場前の強化練習時‐

この男・・・
絶対に何かしでかす奴・・・

そんな・・・
見え見えの読みが・・・

見事なまでに最初から・・・
的中してしまいました・・・



ジャワ島から・・・
バリ島にフェリーで渡った・・・
“ギリマヌク”という場所で・・・

警察の検問に・・・
引っかかってしまい・・・
先に進めずに立ち往生・・・

話しによると・・・
車と車検証に・・・
問題があったらしく・・・

夜中の2時に・・・
お助けの連絡が入る・・・

おいおい・・・
マジかよぁ・・・
みたいな感じで・・・

即効・・・
ギリマヌクを目指して・・・
片道4時間の大遠征の旅・・・

車を爆走して・・・
救出へ向かったのでした・・・

“往復 8時間だぜぇ～”



無事救出後・・・
家に戻る途中にも・・・

奴の車がいなくなり・・・
2時間遅れて我が家に到着・・・

途中・・・
道を間違えて・・・
ちょうど宗教儀式を・・・
行っている村へ入っちゃったらしい・・・

村の中は・・・
道が閉鎖されまくりで・・・

迷路に嵌って・・・
頭のアンテナが大崩壊・・・

方向オンチになり・・・
2時間オーバーで我が家に到着・・・

“お前は方向ウンチじゃ～”



夕方には・・・
大量のタバコを持って・・・
クタビーチに繰り出し・・・

何をするかと思えば・・・
タバコをクタビーチの・・・
海水にしばし浸してる・・・



この・・・
全くの・・・
奇妙な行動に・・・

クタビーチの・・・
沢山の観光客も・・・
集まり出して人の山・・・

その後・・・
1日かけて・・・
タバコは乾燥され・・・

奴は・・・
ニコニコ・・・
満願の笑顔・・・

“何をしとんねん～？”



翌朝の・・・
飯時には・・・

一緒にバリ島へ来た・・・
後輩のエビチャーハンを・・・
羨ましそうな視線で見つめだし・・・

“お前のエビさぁ”
“俺のよりデカイじゃん”

無理矢理・・・
エビを交換して・・・
パクパク・・・パクパク・・・



極めつけは・・・
食後のコーヒータイム・・・

おもむろに・・・
タバコを吹かし・・・

“クタぁ～”
“クタぁ～”
“クタビーチぃ～”
と、鼻息荒く騒ぎ出す・・・


‐クタビーチの海水漬けを手振り足振り（？）で説明するアンディー‐

あっ・・・
それ・・・

昨日・・・
クタビーチの・・・
海水に漬けた例のタバコじゃん・・・

奴曰く・・・

クタビーチの・・・
味がするんだって・・・？

“ほんまかいな”



まぁ・・・
1カートン・・・
浸したから・・・

スラバヤで・・・
クタビーチの味を・・・

たっぷりと・・・
満喫して下さいな・・・

そして・・・
スラバヤへ帰郷・・・

“ホンマに台風みたいな奴っちゃ～”

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そんでもって・・・

翌日の夜・・・
奴が上機嫌で・・・
電話をかけてきた・・・

“カントク”
“クタビーチ味の”
“タバコ完売で～す‘

えっ・・・
お前・・・

あの・・・
インチキ味のタバコ・・・

スラバヤで・・・
売りさばいたんかい・・・？

“驚き 桃の木 アンディの気（？）”

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来月の・・・
レッドソックスカップには・・・

スラバヤから・・・
この2人を含め・・・

総勢5人のメンバーが・・・
バリ島にやってきます・・・

今度は・・・
ギリマヌクで・・・
何があっても・・・

往復8時間の旅には・・・
絶対に行かねえからな・・・

自分で・・・
何とかしなさい・・・

“アンディー君”


※スラバヤ中心部からバリ島の中心部までは320kmくらいですが
高速道路や両島を結ぶ橋が無い為、車で12時間くらいかかります。
特にバリ島のギリマヌクから中心部まではトラックやバスが交通量が
非常に多く、スタンスが悪い

外国人監督の・・・軽トラでスラバヤから陸送されたゴールデン

丁度・・・
2009年の3月に・・・

スラバヤで・・・
野球教室を・・・
1週間行った時のこと・・・

自宅も・・・
ちょっと大きめの家へ・・・

移った・・・
こととも合い重なって・・・

番犬になる・・・
様な犬はいないかなと・・・

スラバヤの・・・
ショッピング・・・
モールへ行ったついでに・・・

ペットショップを・・・
ブラブラと眺めていたんです・・・



何か・・・
ちょこちょこした・・・

仔犬の・・・
ゴールデンがいるなぁ・・・

なんて見ていたら・・・
その中の雌の1匹が・・・

ヨタヨタと・・・
こっちへ来たんので・・・

ひょいと・・・
抱き上げた瞬間に即・・・

店員さんに・・・
“この仔　くださいな”

こんな感じで・・・
いきなりのゴールデンを購入・・・



購入した・・・
ゴールデンは・・・

その日の夕方には・・・
トラックに乗っかって・・・
スラバヤからバリ島へ出発・・・

12時間かかって・・・
翌夕にはバリ島の自宅へ到着・・・

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家の者には・・・

“明日”　
〝スラバヤから”
〝友達が訪ねてくるかも”
とだけ・・・
伝えたもんだから・・・

いきなりの・・・
ゴールデン到着に・・・

家の中は・・・
てんてこ舞いだったらしい・・・（爆笑）



スラバヤでの・・・
野球教室を終えて・・・
バリ島に戻ってみると・・・

“ポピー　ブンガ”
と・・・
売り出し中の・・・
女性TVタレントの・・・
名前が付けられていた・・・

“ポピー　ブンガねぁ　まぁ　いっか“
て、なことで・・・

我が家の・・・
一員になったポピーです・・・



でも・・・
ゴールデンのポピー・・・
人が来ても吠えない・・・



ゴロンと・・・
大股おっぴろげて・・・

大の字で・・・
甘えてやがる・・・（笑）

“まぁ　いっか”



シャンプー・・・
ブラッシング・・・
耳のお掃除なんかは・・・



恍惚顔に・・・
なっちゃうポピー・・・（大笑）

“まぁ　いっか”

かと思えば・・・

朝なんかは・・・
こんな感じで・・・



こんな所から・・・
顔を出しているし・・・

“お前　面白すぎる”



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外国人監督の・・・日本からバリ島へ移住してきた愛犬

犬が・・・
大好きな・・・
外国人監督・・・

日本滞在の時・・・
飼っていた犬は・・・
マルチーズでした・・・

愛犬・・・
マルチーズの・・・
名前はクッキー・・・

寝る時も・・・
トイレに行く時も・・・

そして・・・
買い物に行く時も・・・

何処へ・・・
行くのも・・・
必ずついてきた・・・

車の助手席に・・・
ちょこんと座り・・・

助手席は・・・
クッキーの・・・
指定席にもなっていた・・・

自分が・・・
バリ島移住後も・・・

飛行機に・・・
乗っかって・・・

バリ島へ移住・・・
してきたクッキー・・・

日本で10年・・・
バリ島で5年・・・

15年を元気に・・・
生きたクッキー・・・



今思えば・・・
1番苦労した時代を・・・
一緒に過ごしてきた・・・
自分の最愛なる愛犬です・・・

そんな・・・
クッキーの最後は・・・
2009年の6月でした・・・

丁度・・・
この年は・・・
アジアカップ参戦で・・・
忙しくしていた年です・・・

何となく・・・
脳震盪の様な・・・
症状が5月中旬から・・・
起こり始め出していて・・・

5月末の・・・
アジアカップ・・・
優勝戦の前日から・・・

1日に数回の・・・
脳震盪を数えていたんです・・・

幾度も・・・
バリ島から・・・
アジアカップ・・・
開催国のタイへ・・・
連絡があったものです・・・



"クッキー頑張れ"

自分たちも・・・
必ずパキスタン代表に勝つ・・・

だから・・・
お前も頑張るんだ・・・

優勝戦の試合中・・・
心の中で叫んでいた・・・

そして・・・
インドネシア代表は・・・

悲願の・・・
アジアカップ優勝を果たし・・・

タイから・・・
ジャカルタに戻って・・・
残務処理を終えてた後・・・

自分は・・・
6月4日にバリ島へ帰郷・・・



6月9日の朝・・・
朝食時のことでした・・・

何時もの様に・・・
自分に抱かれていたクッキー・・・

これまた・・・
何時もの様に・・・
クッキーが顔を上げて・・・
自分と眼を合わせた後・・・

最後の・・・
脳震盪を起こして・・・

天国へ・・・
登って行ったのでした・・・



アジアカップ優勝と・・・
愛犬のクッキーの死・・・

"最高な事を得た後は"
"1番大切なものを失う"

懸命に・・・
自分の帰りを待って・・・

天国へと・・・
旅たったクッキー・・・

確かに・・・
寿命だった・・・
のかもしれませんが・・・

自分には・・・
そんな風に・・・
思えてなりません・・・

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ですから・・・
自分にとって・・・

この・・・
アジアカップ・・・
金メダルには・・・
クッキーの魂が・・・
宿っているんです・・・



クッキー・・・

15年間・・・
苦労をかけて・・・

本当に・・・
ゴメンなさい・・・

自分の・・・
ところに来て・・・

お前・・・
幸せだったのかなって・・・

辛い時に・・・
お前を抱きながら・・・
よく喋りかけていたね・・・

沢山の・・・
幸せを有難う・・・

これからも・・・
天国から見守ってくれよ・・・


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外国人監督の・・・あれから15年～TMは野中君 監督は野林君

‐日本帰国時には必ず野球談議が勃発（大笑）‐

前項での・・・
スタジアム野球チーム・・・

1番ショート野林君・・・
2番キャッチャー野中君・・・

あれから・・・
15年の歳月が流れ・・・

現在・・・
1番ショート野林君は・・・
駿河台大学野球部のヘッドコーチ・・・

今年就任したばかりで・・・
春のリーグ戦は全勝優勝・・・
秋のリーグ戦でも優勝まであと1歩・・・
奇才勝負師の器を発揮しています・・・（凄）

そして・・・
2番キャッチャー野中君は・・・
2007年から2010年までの期間と・・・
今年2014年から2018年までの期間・・・
インドネシア代表ナショナルチームの・・・
監督件連盟アドバイザーとしてチームを統括・・・

しかし・・・
それぞれの・・・
現在に至る以前に・・・

インドネシア・・・
バリ島において・・・

一緒に・・・
リトルリーグを立ち上げて・・・
野球の普及を始めたのでした・・・



それが・・・
10年前の2005年・・・

その時に・・・
結成したチームの名前が・・・
バリ　レッドックスです・・・



月日と共に・・・
レッドソックスも・・・
少年野球から青年野球へと・・・

そして・・・
1番ショート野林君も・・・
日本での野球指導を開始・・・

でも・・・
そんな状況下でも・・・


‐アジア選手権大会　成田ラウンド‐

2009年の・・・
インドネシア代表ナショナルチーム・・・
アジア選手権大会成田ラウンドでは・・・

大会開始前の・・・
筑波大学キャンプ時・・・
本番の成田での練習・・・
試合中はベンチ裏に入り・・・
トレーナーを紹介してくれたり・・・


‐国内移動中のひとコマ‐

また・・・
2011年の・・・
インドネシア国体・・・
予選大会の時には・・・

開催地の・・・
ジャカルタに来てくれて・・・
グランドで指導をしてくれ・・・


‐スラバヤでの野球教室‐

更には・・・
2013年にも・・・
スラバヤで野球教室を・・・
開催してくれた経緯があり・・・

インドネシア野球とは・・・
しっかりと繋がりを保っている・・・

1番ショート野林君なのです・・・



そして・・・
記念すべき・・・
10年目の今年・・・

12月に開催する・・・
BICレッドソックスカップでは・・・

1番ショート野林君が・・・
レッドソックスの監督を務めます・・・

レッドソックス総監督の・・・
2番キャッチャー野中君は・・・
チームマネージャーにまわり・・・

10年前の・・・
創始時代NNコンビが復活・・・


15年前の・・・
スタジアム・・・
1番，2番は・・・
バリバリ健在・・・

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今回は・・・
レッドソックスという・・・
１つのクラブチームですが・・・

2018年迄の間に・・・
インドネシア代表・・・
ナショナルチームにおいても・・・

コンビを・・・
組める機会を・・・

何とか・・・
仕込もうと・・・
企み練っている・・・
2番キャッチャー野中君です・・・

う～ん・・・
マジ最強かも・・・？

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2005の・・・
バリポスト紙に掲載・・・


成蹊大学監督時には・・・
練習と試合を観戦しにグランドへ・・・