振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

自作した水耕栽培の装置について(4)

2020-08-06 13:30:52 | 日記
水耕栽培の液肥はamazonで購入したハイポニカを使っている。



6リットルの水道水にAとBの原液を12cc(キャップ1杯)ずつ入れ、かき混ぜてからタンクに入れている。ハイポニカは1リットルのABセットで¥2000弱。水道水にはカルキとかが含まれるので浄水器などを使う人もいるようだが、心配はないと思う。



液肥タンクにはホームセンターで購入した、容量28リットルの発泡スチロールのフタ付きの箱を使った。但し、フタの空洞部分を含めての28リットルなので、ホースのために開けた穴を上限にすると20リットルくらいしかない。

最初の1ヵ月はタンクを満タンにすれば3~5日は大丈夫だったが、キュウリがどんどん成長して葉が生い茂り、初収穫のあったころからは連日バケツ2杯(12リットル)を給水するようになり、夏日のような日は、20リットル近く消費されている。それでも梅雨に入り、雨の多い日は隔日給水でも問題なかった。

しかしながらこのままで梅雨が明け、夏の晴天が続くと毎日の給水では追いつかなくなることは容易に想像できた。2、3日家を空けることが出来なくなるのも困る。

そこで、対策として自動給水タンクを製作することにした。



水漏れがないかテスト中の画像だが、新しく買った発泡スチロールの箱の中に、ネットで調べて存在を知ったミニフロートを設置。水洗トイレのタンクの中にある装置と同類のもので、タンクの水位が下がると給水口が開くようになっている。発泡スチロールが肉厚のためにミニフロートのバルブが装着できないので、ビデオカセット入れのプラケースに装着して、タンク内に置いた。

補給用のタンクはホームセンターで購入した容量43リットルのコンテナで、栽培パイプ同様に銀マットを貼付けて四隅はアルミ粘着テープで始末した。



実際に水耕栽培パイプを載せている架台の下に置くとピッタリ納まった。事前に採寸してはいたが、ギリギリだった。

これで2つのタンク合計で60リットルになるので、夏でも最大2泊3日は家を空けられるのではないかと思っている。