
住まいのある宇治市には図書館が3ヶ所あり、その内1ヶ所は徒歩3分の場所にあって大変便利だ。リタイアして自宅にいる時間が増えてからは利用回数も増えて、種類は少ないが月刊情報誌も置いてあるので毎月数回は読みに行っている。
海外ツアーに行く場合も「地球の歩き方」や「るるぶ」などはなるべく図書館で借りて持参している。書店で買えば安くないのでこれは助かる。但し全ての地域が揃っている訳でもなく、あってもたまに地図が切り取られたりしていて残念に思うことがある。
そんな時に朗報があったのは昨年、2016年の4月。宇治市と京都市で図書館の相互利用協定が締結され、宇治市民も京都市の図書館で利用登録をすれば書籍を借りることが可能になった。京都市と大津市でも締結されたようだ。
一番近い京都市向島図書館まで約4km、車で10分以内だ。宇治市の図書館でも同じだがネットで検索すれば借りたい書籍が京都市すべての図書館から取り寄せて予約ができる。
調べてみると宇治市は3ヶ所の図書館の蔵書の合計が約32万冊、京都市は19ヶ所の図書館があり蔵書の合計は約191万冊。市民一人当たりの蔵書冊数では宇治市の方が多いがやはり蔵書冊数の合計では6倍の差があり、蔵書検索しても宇治市には無くても京都市のどこかの図書館には置いてある場合が多い。ネットで予約すれば1~2日で向島図書館に取り寄せてもらえるのでこれは便利だ。
地球の歩き方も最新版が揃っていて、もちろんそれは貸し出し中の確率が高いが少し旧年版ならどこかに貸し出し可能があったりする。
但し宇治市と京都市で異なっている貸し出し条件がある。貸し出し期間が宇治市は3週間に対して京都市は2週間。
地球の歩き方やるるぶ等は回転が速いので自分の旅行日程を返却期限の2週間に合わせて借り出すことが結構難しい。