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山奥で家族と動物の楽園創ってます

東京育ちの家族が山奥に移住し自分達で家を建て犬、猫、馬、ヤギ、羊、ミニ豚、兎、鶏亀と一緒に自分達の楽園を創っていく奮闘記

この臼、うす過ぎ

2007年06月14日 | 木工
9ヶ月ぶりくらいに体から酸っぱい匂いを発散させているやまざるです、こんにちは。
おらはわきがではないですが雨の中で汗をかいて乾いたら酸っぱかった。

先日貰ったケヤキの臼。


どの位腐っているかちょっとチェーンソーで切ってみました。
うーん大分いっちゃってます。

カブト虫の幼虫君、ハチ君、アリ君、その他名前の分からない虫達も沢山住んでました。切っても切っても腐っています。

チェーンソーで大根の桂剥き。
やっているところを撮って欲しかった。
それにしてもこんなに薄くなっちまった。


やっと腐ってない赤味のところ。
ってこれじゃただの丸太の輪切りじゃん

臼で作った意味がない、まだ出来てないけど・・・


おまけ
きょうも高橋さんから電話が有って牧草を貰ってきました。
今日は高橋勝二さんでも善次郎さんでもなく喜一郎さん。
明日はどの高橋さんにしようかな(笑)

これは善次郎さんに貰ったタケノコ。


その竹林の中にあったクマの落し物。
(食事中の方はごめんなさい)

ここはウンチ、じゃなかったウチと違って人里なんですよー。

これからは和!

2007年05月18日 | 木工
耐候性にすぐれたやまざるです、こんにちは。

この木も南洋の方の木で耐候性にすぐれてます。
今日はこれを使って何かを作ります。
ヒントはこれから暖かくなるからなー、です。

長さ28センチ、幅13センチ、厚み6センチの大きさの板を2つ作ります。

マルノコで沢山切れ目を入れます。

ここまできたらもうお分かりですね。下駄です。

切れ目を入れた所をノミで落とします。
さらにサンダー(ヤスリ)を掛けて、穴を開けて、その辺にあったロープを通して、仕上げはやまざるオリジナルのサラダオイル仕上げです。

普通下駄は軽くてやわらかい桐の木で作るんですが天邪鬼なおらはウチにある木の中で一番重くて一番堅い木で作りました。
この間文鎮にした木ですから(笑)
鼻緒も普通のロープなので痛かった。

早速町の皆さんに見せに行きました(笑)
もちろん昨日の前掛けを着けてハンテンも着て。
(ハンテンは今日薄井製材所に前掛けと下駄を見せに行ったらくれました、感謝。)

これはおらではありませんよー、っておらしかいないだろ!
(ハンテンの右腕からのぞいているのはシャツじゃありませんから・・・湿布ですから・・・念の為)
ここはかみさんのリクエストのモス。おらはジャンクフードは頂きません、なんちゃって「普通の犬」を食べました。(プレーンドッグ)
この後ホームセンターとスーパーに行きましたが下駄の甲高い音で(堅い木なもんで)みんなの注目を集めて来ました。でもすぐ目をそらされてましたが(笑)

おまけ
先日ファーミーランド日記の三宅さんが「ヤギの削蹄は剪定ばさみがいい」と書いていたので買ってみました、曲がっている奴。

これですよね、三宅さん。

時間厳守

2007年05月10日 | 木工
時間にはちょっとうるさいやまざるです、こんにちは。

今日は例の高橋さんの和牛を出荷するお手伝いで本宮市場でのセリに行って来ました。詳しいことは先月の9日の日記にも書いたので省きます。

昨日高橋さんから朝7時半に来いとのことでしたので余裕をみてウチを7時15分に出ました。
下のに着いたころタイヤのあたりからガラガラとへんな音がしていました。
ハンドルも重いです、なんでこんな急ぐ時にパンクすんだよ!!
山の上なら携帯も繋がるけどまで降りると繋がらない。
時間に遅れたくないのですごい音をタテながらそのまま走りつづけましたよ、5キロ以上も。
スピードも出ないので高橋さんのところに着いたのは7時半ギリギリでした。
おらの軽トラックがガタゴトとぺったんこのタイヤですごい音で走ってきたのでみんな笑いながら集まってきました、っていっても6人ですが・・・。
笑われようがあきれられようがおらにとっては時間に遅れないことのほうが大事です。


黒毛和牛といっても茶色、こげ茶色、黒、とさまざまです。
高橋さんが田植えで忙しいので高橋さんのお兄さんと行ったのですが、このお兄さんは体格や顔を見ただけでその血統まで分かってしまうのです。
体格はなんとなく分かるのですが顔で分かるとは・・・おらにはみんな同じ顔に見えるんですが。


市場にはいろんな出店も出ています。
大きなホームセンターでも置いてないような専門的な道具もあるのでここを冷やかしながら見て歩くのも楽しいです。

おまけ
これは先日注文があった表札です。

陶芸で焼いた文字をケヤキの無垢板にはめ込みました。
どういうもんか試作に作ってみました。
釉薬を使ってないのですが炭が溶けて釉薬になって綺麗にのってます。(自画自賛)


本来の注文はこれでした。
これはやはりケヤキの無垢板を彫り込んでその中に塗料を入れてあります。

見張りサボるな!

2007年04月17日 | 木工
毎日があっという間のやまざるです、こんにちは。
これって充実してるせい?それとも流されているせい?

こんなん出来ましたけど・・・
トイレットペーパーストッカーとでも言うのでしょうか?
ある店にこの上の部分だけが置いてありました。ステンレス製で。
それを見てこれを木の枝で作ったらどうなるかやってみました、低すぎたので壁掛け型にしようかとも思いましたが台に乗せてみました。

中段と天板はケヤキ。
枝は桜です。

かみさん曰く「うーーーんちょっとイメージが違う」とか。
これはかみさんのリクエストに応えたわけではないのになんだ?イメージが違うって。
みなさんの甘口のコメントお願いします、最近自信喪失気味なもんで(笑)

らくだとぬいぐるみメーちゃん。

2匹とも爆睡中。

まだ出てくるんですよーこの床屋の子供。
最近は柵の間から無理やりヨガのようなポーズをしながら関節を自分で外してやっとのことで外に出てきます。(そんなバカな)
でもそれに近いです、見てると笑っちゃいます、そこまでして出たいか!

今日はニワトリのエサを隠したので凛のエサを食べ倒してます。
おーおー乗っちゃったよ。

この後凛ちゃんに「あんた行儀悪いわよ!」と鼻面でおっとばされたことは言うまでもありません。
でも又乗ってました(笑)

これはヤギの酋長ミドリ。
みんなの手前外敵の見張りをしているように振舞ってますが睡魔には勝てず立ったまま寝てます。
みんなには見張りサボって寝てるのばれてますよー。

表札

2007年03月30日 | 木工
やまざるです、今日はたいしたことやってません、こんにちは。

陶芸の先生の家に土を取りに行ったり、昨日の陶芸小屋の電気の配線つないだり、作業机作ったり、入り口に踏み台作ったり・・・

なので以前作った表札の話。

これはケヤキ、まずカンナを掛けて次にサンダーで表面をきれいにします。
おらのように字が下手な人はきれいな字をカーボンペーハーで木に映します。
でもってトリマーで彫ってゆきます。
今回はリクエストによりちょっと凝って鮎の象嵌をやってみました。

引っ掛けるところは築140年(だったかな)の家に使ってあった本物の煤竹を使ってます。
木目もいいし結構いい出来だばい?

ついでだから大分前に作ったヤツも載せてみよう。

これは松です。

さらにもう1個。
これは自宅のもの。

やはり松です。
ここは別れ道なのですが移住した当時はウチに来るお客さんをはじめ、郵便屋さん、宅配の人、電気やガスの検針の人がみんな道をまっすぐ行ってしまうのです。
まさかこっちには人は住んでないないだろうという方に入ってこなければなりません。まーまっすぐ行っても人は住んでないのでみんな引き返して来るのですが・・・
なもんで移住当初に作ってみました。30センチ×1メートル程です。
今これで生計を立ててます、っていうのは真っ赤なうそで一番上は妹が友達にプレゼントする為で真ん中は実家の母親からの注文です。ってみんな身内じゃん。
オーダーメイドで表札作りますよー。シーーーーン。
肝心の価格は相談に応じます。
因みに一番下で1万円でどうでしょうか?(作ってから雨ざらし状態で5~6年経ってますが作ったときはきれいでしたよー、こうなってもヤスリ掛けすればまた綺麗になります)シーーーン(笑)

おまけ
ヤギの食事風景。
オスが多いので角が絡まってどれがだれの角か分かりません(笑)
まさに弱肉強食!弱いやつはここでは生きていけません。(なんちゃって食べられないヤツにはちゃんと食べさせてやるのです(笑)


久々の登場黄金の馬。ポニーの凛ちゃん。
大分前からダイエット中ですがあまり痩せません。
でも痩せたポニーってあんまり見たことないなー。

シルクハイスピードに噛まれるのでちょっと離れてます。

地方時間

2007年03月20日 | 木工
農協から動物のエサを配達してもらっているやまざるです、こんにちは。
前回も書きましたがその配達時間が不満です。
エサの配達は農協の都合で水曜日のみです。(今週は水曜日が祭日なので今日。)
農協は配達の時間の指定は無理だと言います、それは分かります、いいんですそれで。
だから前の日にでも配達が午前になるか午後になるか位の連絡を下さいと言いますと、昨日電話が有って午前11時から12時の間に行けますと連絡が有りました。
午後から山仕事なのでそれではそのようにお願いしますと話しました。
でも来たのは13時過ぎです。
「前回も午前中に行きます」と言って来たのは15時30分。
ちょっと遅れますの電話一本出来ないかなー?

東京で長年営業の仕事をしてきたせいか約束の時間を守るのは基本というか初歩というかビジネス以前の問題だと思ってました。
というか遊びでも約束の時間を守るのはマナー以前の問題だと思うけど。
いーえけっして田舎のことを馬鹿にしているわけではありません、田舎にはいろんな風習や慣習がありおらも「郷に入れば郷に従え」でしたがってます。
いろいろ沖縄時間とか地方時間があるというのはわかりますがどうもこればっかりはなじめません。
それとも農協の「買っていただく。じゃなくて、売ってやる」という親方日の丸的体質のせいかなー?
「運んでやるんだから文句を言わずに一日中待ってろ!」ってか?
そういえば黒猫ヤ○トも午前中配達でも平気で午後に持ってくるからなー。
やっぱり福島時間だ。

気が弱いおらも勇気を出して農協に電話してみました。
結果は「そんなことを言ってきた人は初めてです」で文句を言うのを諦めました。
だもんでここでウサ晴らしでした、お耳汚しですいません。

杉の間伐の山仕事、おかげさまで今日で終わりました。
といっても毎日午後だけでしたが・・・

午前中は浄化槽のポンプの配管工事。
工事といっても作業場を作ったので元のポンプの位置がサッシの目の前になってしまったのでご覧のように塩ビの直管とアングルで2メートル移動しただけです。



キウイのツルが延びすぎたので切ろうかと思っていたらおじいちゃんが一生懸命棚を延長してました。
なので「ツル切るからいいですよー」とは言えなくなりました。
ご苦労様でした!
「おれが死んだ頃には実がいっぱいなるよ」なんて言いながら作ってました(笑)

これは先日の栗のごつい椅子。
後ろの支えが納得がいかなかったので足を付けてみました。

ちょっとはすっきりしたばい?。
座ったときのバランスが悪そうに見えますがこれがそうでもないんです。

おまけ
一番小さな仔ヤギは相変わらず柵の隙間から自由に出入りしています。
ツツジの新芽とかもガンガン食べてますので腹痛を起こさなければいいけど。

椅子の新作。

2007年03月13日 | 木工
身長169センチ、体重69キロのやまざるです、こんにちは。
あと5キロ位減ると丁度いいのですが・・・

先日の非実用的で使いにくい椅子(試作)が一応形になりました。

「グスコーブドリの椅子」という名前です。(名前をつけるほどのものか?)
まー自己満足の世界。

これは栗の板です、座卓用に挽いたので厚み5センチ以上あります。
なので重厚感たっぷりです。
早く言えば座卓を立てたようなイメージです。
はっきり言って場所を取ります。
だから「なんか部屋が殺風景だなー、森をイメージできるようようなごつい家具ないかなー?」という人にお薦めです。


見える面全てを槍鉋(ヤリがんな)で彫ってあります。
ここだけで腕がパンパンになりました、この軟弱ものが。(笑)

栗はとても堅いので彫るのが大変でしたがやはりこの細かい彫り跡が味となり作品に温かみを出しています。
その上に柿渋を3回塗り重ねサラダオイルを塗りこんであります。

これが全体像、大きいので全体を入れようとするとなかなか雰囲気が伝わりませんがコンセプトである「実用的でなく使いにくいが味のある作品」にはなったと思います。

写真、雪の上で撮ったらかっこいいかなとも思ったのですが夕方になって暗くなってきたので断念、作業場での写真となりました。
後ろはえんじゅの枝で支えてます。

次も作品の名前だけは「イーハトーブの森」に決まっているんだけど。
次はもう少し小さいのにしよっと。

作品展の準備

2007年02月26日 | 木工
我流木工家のやまざるです、こんにちは。

本当は作業場の片付けをやらなくてはいけないのだが作品展が近づいてきたので作品作りをやりました。

えんじゅの木のフォトスタンド。

名前は分からないが南洋の方のすごく堅い木のフォトスタンド。

これも雑木ですが木の名前は分かりません
経年のため流木のような趣があります。

しーーーーん

分かってます、はい。
小さい物はセンスがないんです。
かみさんもこの写真見て「うーん」と言ったきりしばらく黙っちゃいましたから。
気を付けたのは大量生産できない一品物ということが一目で分かるような物にしたつもりです。
それに今回は「手作りネット」という10人ほどのネットワークの中の一人なので場所がなく小さい物がメインなんです。(言い訳)

場所は那須の「友愛の森」という道の駅です。

日時は3月3日~3月19日 9時~5時です。

お近くの方は見に来てください、おらはいませんが。

初参加なのでどんな感じか分かりませんがおらの木工の他は茶香炉、花器、ビーズアクセサリー、木の実のリース、紙粘土の人形、ドライフラワー、和布バッグと小物、アメリカンカントリー木工などらしいです。


おまけ
仔ヤギめら大分大きくなって牧草なんかも食べるようになってきました。
まだミルクは朝晩やってますが。
あれっ?7匹いる、1匹多いなーと思ったら1匹はギザミミでした。

みんなで仲良く食べればいいのにギザミミは自分の子供の綾ちゃん以外を全部 頭突きで追っ払ってました。

団子屋もいいなー

2007年01月17日 | 木工
どんな商売でも注文よりクレームを大事にするべきだと思っているやまざるです、こんにちは。

ここは隣の西郷村。
国道289号沿いにある灯庵という店。
ここのあっちゃんとは知り合いなので以前この建物の裏に渡り廊下を作らせてもらった。
先日幡谷さんの餅つき会で久しぶりに会ったときあの渡り廊下に隙間があり鳥が出入りしていると言われた。
隙間風も入ってくるのでついでの折に塞いで欲しいといわれたので塞ぎに行って来ました。
渡り廊下なので壁は透明の波板一枚です、柱の陰で見えないところにやはり隙間がありました。

これはなにかと思ったら中の薪ストーブで出来た煙から木酢液を採る仕掛けでした。

今は休業中のようですが春に向けて団子屋さんの開店準備中です。
食べると幸せな気分になる団子だそうです。
彼女はヒーラーなのできっといい場所になるでしょう。
萩原さんは波動とか念とかを信じない人なのは知ってるけどだまされたと思ってこれを使ってみて!と花のエキスから作られたレスキューレメディというのを貰って来ました。
花の持つエネルギーが人々の魂に働きかけ心の歪みを整えておだやかにバランスを取り戻す・・・などと書いてあります。
ホントは落ち込んでいる義父の為にくれたですが。
まー害はなさそうなのでだめもとでお義父さんの飲み物に添加してみます。
あっちゃんゴメン、信じてないです。
でもこれでお義父さんが変ったら信じます。


昨日の続きの丸太のベンチ完成。
テーブルもベンチも一人の力では動きません。
ちょっと重量感、存在感ありすぎです。

あとは仕上げに軽くサンダーを掛けて完成。
もしかしたらステイン系の木部用塗料を塗るかも。
木目がきれいだっぱい。

馬を見ながらお茶を飲む為の栗のテーブルの作り方教室

2007年01月16日 | 木工
今日も木工で恐縮です。

いま3つのことを考えているやまざるです、こんにちは。
一つ目は今年中に軌道に乗せたいです。

昨日に引き続き「馬を見ながらお茶を飲む為のテーブル」を作りました。
昨日チェーンソーでスジを入れたところをこつこつとセットハンマーとノミで取っていきます。


何回かチェーンソーで筋を入れ、それを取り、を繰り返しこんな感じになりました。
今日も腕がぱんぱんだー。
なんか低い所に合わせていったら最初に引いた墨線より5センチも上面は低くなってしまった。
このままいくと結局テーブルがまったく無くなってしまいそうなので(そんなばかな)こんなもんでよし!!


今度は電気カンナで削っていきます。
一応水平器を当てながらやってみちゃったりなんかして。
まあまあ平らだっぱい?

小物入れ付きテーブルの完成。
ちょうど上面と切断面両方に小物入れを作ろうと思っていたので手間が省けました(負け惜しみもここまでくると・・・)実は木のウロなんですがまー味ってことで。

これが正面から見た図
高さ50センチ、幅190センチ、奥行き60センチです。
結構大きいです。
逆光だけどちっとはテーブルらしく見えますか?


これが「馬を見ながらお茶を飲む為のベンチ」になる予定。
これも栗です。
続きは明日です。
乞うご期待。  やまざる

ダイナミック木工

2007年01月15日 | 木工
大雑把木工とも言う。

腕がパンパンになったやまざるです、こんにちは。

そうです何日か前に何かを作ると言ったあの栗の木です。


それ、野郎ども作業開始だー!おー!っておら一人しか居ないっつーの。
まず真ん中の細い丸太を長さ半分にします。

そして奥の一番太い丸太の太さ分をケガキます。
チェーンソーでスジを入れてノミで取っていきます

半分にした2本とも取ります。
今度は太い丸太の方をさっきの丸太の太さ分ケガキます。(左の丸太)


ケガイたところ同士が合わさるように太い丸太を細い丸太に乗せます。

今度は上を平らにします。
チェーンソーで平らに切り取りたいのですが栗は堅くてなかなか水平に入ってくれないのでさっきと同じように切れ目を入れてノミでコツコツと取っていく作戦に変更。栗は堅いのでスジを入れてもゲンノウを持つ右手がパンパンです。ゲンノウでは軽いのでセットハンマーの重いやつでやったからよけいです。
午後は県の農林事務所に行ったので今日はここまで。
和牛の繁殖の話をいろいろと聞いてきました。
Kさん、Oさん、ありがとうございました、大変勉強になりました。


みなさんもうお分かりですね、そうですこれは馬を見ながらお茶を飲む為のテーブルです。いいバイ?
もう一本の太い丸太がベンチになります。
これだけの太い栗の木は板に挽けば座卓やテーブルなどがいくつも出来るでしょうが長い間雨ざらしになっていた為腐り始めたので贅沢な使い方をしてみました。(太いところは直径60センチあります)
因みにお尻を向けているのはシルクハイスピードです。

おまけ
いつものように死体のようになって寛ぐポニーの凛ちゃん。

はい、言われなくても分かってます、例の高橋さんにも言われましたから。
太らせすぎだーって。
今ダイエット中であります。   やまざる

人並みにウチもイブ

2006年12月24日 | 木工
寝違えて首がまわらないやまざるです、こんにちは。
金がないという理由もあるんですけど。(笑)

今日は世間ではクリスマスイブっつーやつだそうで。
うちでも庭のにわとりが一羽犠牲になりごらんのような姿になりました、感謝。というのは冗談でかみさんがスーパーで買ってきました。
イブの当日の夕方だというの550円だったそうです。丸ごとですよー。しかも調理済み。しかもつけあわせの野菜付き。ってのは冗談ですが調理済みまではホント。それって千円の位の1が抜けてない?ってかんじですけどこんなもんで買えるんですねー。育てた人かわいそー。

ウチにオスのにわとり沢山いるんですけど・・・
嫌な思いをして首を絞めて手間掛けてつぶすより550円で買ってきたほうがそりゃいいわなー。
でもここにあるということは誰かが絞めているわけで自分達は美味しいところだけいただきますというのも複雑な心境です。(普段はこんなこと考えないけどね)
ウチのは放し飼いで配合飼料のほかにミミズや葉っぱを沢山食べているから美味しいだろうなー。でも夫婦二人ともつぶせないからなー。



家の中で火が燃えているというのはいいもんです。

うちは酒を飲む人が居ないので子供用のシャンパン(まずい!ただの甘い発泡水)で乾杯でした。
ケーキはわるくなるから美味しいうちに食べちゃおうと昨日のうちに食べました(笑)

おまけ

一昨日届いた巨大鉛筆削りで早速スツール作ってみました。
なかなかちょうどいい枝がないもんです。
今回は桜の枝とケヤキの座面。
と昨日はここまで。


今日は座面の上に飛び出した枝を切り、サンダー掛け。
その後細部の面取りしてさらにサンダー掛け。
蜜蝋の代わりにやまざるオリジナルのサラダオイル仕上げ。
バックが同系色なのでぱっとしませんが実物は結構いいです。(得意の自画自賛)   やまざる
     

なんでも試してみる。

2006年12月22日 | 木工
寒さで鼻が垂れてきたことに気が付かなかったやまざるです、こんにちは。
鼻水が口のところにきてやっと気が付きました、しょっぱかったので。(笑)
食事の前に読んだ人ごめんなさい。

ここで問題です。
これは何でしょう?。
小さいカンナのように見えますが違います。


正解はこれ。
木の枝を真猿、じゃなかった真円にする道具。
原理は鉛筆削りと同じです。

大小二つの穴が開いており、大きい方の穴に枝を差込みながらこの道具を回します。
ご覧のような円柱状のものが作れます。おー結構簡単に作れるなー、力は要るけど。
先日ウッドドリーミングで枝を足に使ったスツールを頼まれたのでそれ用に買いました。これは桜の枝。スツール作ったらまたここに載せますね。


木の枝の撮影をしていたら、木の枝とカメラの真ん中に来て「触って欲しいニャー」と言う銀ちゃん。
写真撮ったら触ってやっからそれまでどこだかさ行ってコー。


一緒に買った生うるし。
これは文鎮用。
漆は扱いが難しいらしいがとりあえず買ってやってみる。
まー失敗したら失敗は成功の元ということで。


問題その二
これは何でしょう?。

正解は槍がんな。
ナニそれ?
その名の通りかんなです。
今のカンナのできる前はこのような形をしていたようです。
いまの大工さんは使いません。
一部の木工家が使っているだけです。
写真の物は彫刻等の親分位の大きさですが昔はもっと大きい物でした、それこそ槍のように。
ってこれも買ったはいいけど使い方は知りません(笑)
木工で槍鉋仕上げなんてかっこいいかなと思って。(ちょっと背伸びしてみました)
まーなんとかなっぺ。  やまざる

おまけ
以上3点いずれもインターネットで買いました。
自宅に居ながらにしてどんなめずらしいものでも手に入るすごい時代になりました。
こうなると東京だろうが福島だろうが関係ないですね。
買った会社は静岡だし。

文鎮作り

2006年12月19日 | 木工
いまだに携帯でメールが出来ないやまざるです、こんにちは。

先日白河の木工をやっている方に作り方を聞いた文鎮(ペーパーウェイト)を作ってみました。
思ったより簡単でした。

まず材料を決めます。

今回は南洋の方の木ですが正確な名前は不明。
紫檀系の木だと思うんですけど。
それを作りたい大きさよりほんの少し大きめにカットします。


次にふたにする部分を作る為5ミリ程の厚さにバンドソーで切ります。
その際年輪や木の目がまっすぐなところを選ぶ。(完成した時にどこが切れ目か分からないようにする為。)
本体をくりぬきます、今回はトリマーに12ミリのストレートビットを付けて深さ15ミリにします。


次に鉛を溶かします。
これはドッグフードの空き缶、これに鉛の塊を入れカセットコンロに掛けます。


もちろん普通のガスコンロでも七輪でも可。
その際忘れてならないのは缶の一部をつぶして液体になった鉛を注ぎ易くしておくこと。


溶けた鉛をくりぬいた穴に注いだところ。
入れすぎだっつーの。
これじゃー蓋が閉まんなかっぺ!
表面張力がすごいので注意。
この場合冷まして鉛を固めてから取り出して、また溶かしてやり直し。
すいませんなんせ初めてなもんで。
その際溶かした鉛があんまり熱いと木が焦げます、でも冷ますと固まって流れません。じゃどーすりゃいいんだよ。そうですねー、鉛がとけたら火から下ろして4.63秒後に流し込むといいようです。ほんとかよ。
まーつまりピチャピチャがドロドロ位になったらということ。


木目を間違えないように蓋を本体に木工用接着剤で圧着します。
乾燥は3時間位。
両側の木口を2ミリ位カット。
トリマーで角を面取り。
サンダー掛け、80番、120番、240番、320番、400番と段々目の細かいものに変えてやすります。
最期に蜜蝋の代わりにサラダ油を塗りこんで完成。


つるっつるっにして完成!!ずっしりと重いです。
もっとピカピカにしてもよかったかも。
自分でも蓋と本体の繋ぎ目が分かりません。(自画自賛) やまざる

黙考家

2006年12月17日 | 木工
まだまだ黙考家のやまざるです、こんにちは。
木工ではとても食っていけません。
大体木工作家の作ったイスやテーブルが何であんなに高いのか不思議です。
イスが一脚、20万円とかテーブルが100万円とか。
おらの付ける値段では安すぎて生活できないとは思うけどそれにしても高すぎる。
まー安くしなければ売れない奴のひがみかもしれないですけど・・・
その道その道で食っていくのは厳しいなー。


今日は12月14日の日記に載せた桜のベンチを那須のウッドドリーミングに持って行きました。
ベンチはオーナーの永田さんと相談して28000円の売値になりました。



これは店内の様子。
十数人の作家さん達が出品しているのでいい刺激になります。
プロの方からアマチュアの方までいろいろです。
条件は今出している方と競合しないこととオーナーの好みだけです。
下手でも値段と作風がよければ置いてもらえます。



これもおらの作品。
ケヤキの一枚板で作った座卓です。
小物を作っている方が多いのでこういうものを持っていくと置いてもらえます。
お客様の評判はとてもいいらしいのですがなかなか売れません。
これで10万円です。安いばい?
ケヤキの一枚板を買うと店にもよりますが10万から15万するんですよー。
でも売れないとしょうがないので赤字ですが今回「7万円にしていいから売ってください」と頼んできました。
和の心です。和室の有る方ひとつどうですかー?


おまけ
これは昨日かみさんが陶芸の先生に教えてもらって作った布わらじ。

ちょっと左右非対称ですがいい感じに出来ました。


この体勢で3時間掛かりました。
腰が痛いおらにはこの体勢は5分でギブアップ、シンバと見学してました。

かみさんの作品