の~んびり タイランド 2

タイの風景、行事や趣味の陶磁器を写真を中心に気ままに紹介しています。

シーサチャナライ古窯 2

2022年09月27日 | 陶磁器(タイ)
今年の中秋は9月10日、土曜日でした。遺跡を背景に名月の撮影を....とシーサチャナライまで出かけました。

9月のタイ中部の天候は連日「曇りのち雨」で、バンコク周辺部でも洪水が発生しています。
前週にシーサチャナライの友人から誘いの電話があり、「スコータイは毎日晴れ」と騙されての出発です。シーサチャナライまでは500km、陽が時々照るも殆どの区間で雲が厚く、度々驟雨に遭遇しながら想定時間を1時間以上オーバーして午後2時過ぎに到着です。
まず昼食です。チャリエンのヨム川沿いの喫茶店に直行です。
店に入ると店員から「※※さんですか?」と名前を告げられ驚き、店に予約をしたわけでもなく、到着時間や行動予定を誰にも話していないのに....キョトンとしていると、彼は友人の孫だと自己紹介、アルバイトをしているそうです。
当方は全く記憶が無いのに、彼は良く覚えていてくれたと感動しながら着席、暫く寛ぐことにしました。





結局中秋の名月は雨雲のむこうで、早々にホテルへ投宿、午後7時頃からは激しい雷雨となり、一晩中止むことはありませんでした。
タイで一日中雨が降るのは年に数回しかありませんが、翌日は終日の雨降りでした。

友人宅で朝食後、雨の中をコ・ノーイ古窯跡で三ヶ所の発掘がされている現場を見に行きます。

まず、42号窯保存学習センター近くの発掘現場へ、許可をもらい入っていきます。
煉瓦を積上げた二重窯壁のトゥリアン窯です。2mほど掘ってますが、後に見た遺跡の当時の地上面から考えると半地下式横焔窯のようです。
散乱している陶片はモン陶から青磁、鉄絵そして瓦などが混在しています。青磁は鮮やかな青色から青緑色の色調で窯の熱効率や密閉性の良さを示しています。













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平板で釉掛けされた瓦片です


青緑色の陶片で、高温で変形しています



知らぬ間に車に積み込まれていた陶片です。取りあえずホテルで泥を洗ってみました。






青磁モン陶の盤と灯火器です




高台に置いた灯火器に耐えられなかったようです


綺麗な青色に発色した盤です















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